美ら海水族館のジンベエザメが減った?今何匹?最新展示状況と名前の由来も解説!

スポンサーリンク

沖縄美ら海水族館といえば、巨大な「黒潮の海」水槽を悠々と泳ぐジンベエザメが有名です。

過去には3匹のジンベエザメが展示されていましたが、最近では「減ったのでは?」という声も。

この記事では、現在何匹飼育されているのか、個体の名前や過去の出来事も含めて詳しく紹介します。

美ら海水族館の関連記事一覧

スポンサーリンク
目次

美ら海水族館のジンベエザメは減った?今は何匹?

もともと美ら海水族館では3匹のジンベエザメが飼育されていました。

しかし大きなジンベエザメが3匹泳いでいると、さすがの大きな水槽でもサメ同士がぶつかってしまうことがあり、より安全な飼育環境を目指して、1匹のメスを2016年に沖合のいけすに移動させました。

しばらく2匹(雄と雌)の個体が水槽内に展示されておりましたが、2021年6月、雌の個体が亡くなってしまいました。

死亡の理由としては、骨格異常により栄養が取れなくなり、沖合のいけすに移して医療チームで懸命に治療にあたったが、どんどん体力がなくなっていってしまったようです。

このニュースが流れたときには、雄のジンベエザメと泳ぐ優雅な姿が見られなくなってしまったのをすごく寂しく感じました

そのため現状展示されているのは雄のみ1匹です。

おそらく沖合のいけすには雌があと一匹おりますが、展示については個体の状態などを考えて慎重に判断するようです。


ジンベエザメのいけす飼育とは?その目的と現在の様子

沖合のいけすに移されたジンベエザメは、美ら海水族館が取り組む研究や保全活動の一環として飼育されています。

水槽よりも広い空間で、より自然に近い環境を提供することで、健康状態の維持やストレス軽減を図る目的があります。

特にメスの個体は、大型化による水槽内での接触事故の懸念や、骨格異常による体調不良があったことから、治療と観察のために沖合のいけすに移されました。

飼育スタッフによって定期的にモニタリングが行われており、個体の状態によっては今後の展示復帰も検討される可能性があります。

いけすでの飼育は一般の来館者からは見ることができませんが、美ら海水族館の公式サイトやSNSなどで研究成果や個体の様子が発信されることがあります。

ジンベエザメの長期飼育において、このような裏側の取り組みも見逃せないポイントです。

ジンベエザメの名前はあるの?残っている個体は誰?

美ら海水族館では唯一名前がついている魚がいて、それが雄のジンベエザメ、「ジンタ」です。

ジンタは2025年の今も健在で、世界最長の30年という飼育記録を持っています。

美ら海水族館を代表するアイドルですよね。

ほかのサメたちには名前がついていませんが、最長の飼育記録を記念してジンタと名付けられたそうです。

それが正確には何年なのかはわかりませんが、10年以上前にジンタ君のぬいぐるみが発売されて、かわいいイラストがチケットに描かれて、なんだかほっこりジンベエザメフィーバーがあったのを思い出しました。

沖縄の人にとっては、美ら海水族館のジンベエザメといえば、ジンタなんです!


ジンタ以外の個体に名前はあるの?

実は、美ら海水族館で名前がつけられているジンベエザメは「ジンタ」だけです。

ジンタは1995年から飼育されている雄の個体で、世界最長の飼育記録を更新中という特別な存在

その功績をたたえて「ジンタ」と名付けられました。

一方で、過去に水槽やいけすで飼育されていた他の個体には、公式な名前は付けられていません。

展示解説や資料でも「雌の個体」「もう1匹の雄」などと表現されており、固有名ではなく個体区分で扱われています。

これは、美ら海水族館が研究目的を重視し、あえて名前を限定して付けている可能性が高いです。

唯一名前を与えられたジンタは、美ら海を象徴する“顔”として、来館者の記憶にも強く残る存在になっています。

ジンベエザメの大きさは?長生き?

ジンベエザメの生態についてはまだわかっていないことが多く、美ら海水族館では長年の研究を通して少しずつ様々な事実を発見してきています。

雄のジンタは美ら海水族館にやってきた1995年には4.5メートルの子どもでしたが、いまでは8.8メートルの立派なサメに成長しています。

ただ、世界ではジンベエザメは大きいものでは13メートルを超える個体もいるようです。

そして現在ジンタは26年目の飼育期間を記録していますが、ジンベエザメは100年生きる個体もいるようなので、まだまだ長生きしてほしいですね。

美ら海水族館のジンベエザメは減った?【まとめ】

現在、美ら海水族館で展示されているジンベエザメは、雄の「ジンタ」1匹のみとなっています。

過去には3匹いたものの、安全性の観点から1匹はいけすに移され、もう1匹は病気により死亡しました。

今も元気に泳ぐジンタは飼育26年以上の大ベテラン。世界的にも貴重な存在であり、美ら海水族館を象徴する人気者です。

訪れる際は、ぜひ「黒潮の海」で彼の雄大な姿をチェックしてみてください。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次