アルパカはふわふわかわいくてのんびりしているイメージがありますよね。牧場にいる動物の中でもアルパカは人気の動物です。
でもアルパカのことをあんまり知らない人が多いのではないかと思います。今回の記事ではアルパカはなついたり、人の顔を覚えるのか、アルパカをペットにできるのか、アルパカの見れる牧場の3つについて解説していこうと思います。
アルパカにふれあいたい方、アルパカのことを知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。
アルパカはなつくのか 人の顔を覚える?
アルパカは人になつきます。しかし犬や猫のようにわかりやすくなつくことはありません。犬と猫は人間のパートナーとして暮らしてきた歴史があり、特に犬は人の指差しが理解できるなど、人間と同じコミュニケーション能力をもっています。
しかしアルパカは家畜としての歴史を歩んできたため、なついても人間がわかりやすいような仕草はしません。
アルパカは知らない人が縄張りに入ってくると体当たりしたり、逃げたりします。仲良くなるとアルパカの仲間として群れに入っても迎えてくれますよ。
しかし、仲良くなってもアルパカは撫でられることを嫌がります。
アルパカとの絶妙な距離感を楽しんでくださいね。また、アルパカは人の顔を覚えます。なつくと鼻をくっつけて挨拶してくれますよ。
アルパカをペットにできる?
アルパカは環境さえ整えれば育てられると思います。実際にオーストラリアではペットとして飼っている人もいるみたいですよ。アルパカをペットにするにあたって、土地、餌、飼育方法の3つが課題となってきます。まず土地ですが、イタリア・アルパカ協会はアルパカ5頭あたり1ha以上の土地を必要と進めています。アルパカは暑さに弱いので、放牧地に加えて暑さを凌げる小屋も必要です。
また、アルパカは1頭あたり1kgほど牧草を食べます。アルパカはかなりグルメな動物なので、牛や馬などの牧草では固くて食べることができません。
また、牧草の他にとうもろこしなどの穀類をあげる必要があります。日本では唯一、那須アルパカ牧場がアルパカの販売を行っています。
個人でアルパカ用の牧草を確保することは難しいので、アルパカを購入する際に那須アルパカ牧場に餌の相談もしておくといいでしょう。アルパカの飼育方法ですが、アルパカは1頭よりも多頭飼いを好みます。
しかしアルパカはかなり難しい性格をしているので、同居するアルパカの相性が悪いと怪我をするレベルの戦いが起こります。
こちらもやはり購入する際に相談しておく必要があります。また、アルパカが病気になっても治療方法自体がわからないことが多いです。
アルパカは本場、ペルーでは家畜として扱われているため、病気の治療はあまり行われません。日本でも飼育の年数があまり長くない動物で、馬とも牛とも異なるので、治療は手探りになります。
一般的なペットよりかなり育てるのが難しい動物と言えます。
アルパカの牧場
家で飼うのは難しいけど、アルパカと会いたい!という方のためのアルパカの牧場を紹介させていただきます。
那須アルパカ牧場
日本で初めてのアルパカ牧場で、クラレのミラバケッソで有名なアルパカがいる牧場です。約230頭のアルパカたちがのんびりと暮らしています。
日本でアルパカが広く認知された初めてのクラレのcmに出演していた「幸子」は那須アルパカ牧場で元気に過ごしていますよ。ぜひ歴代のクラレたちを探してみてくださいね。
八ヶ岳アルパカ牧場
八ヶ岳アルパカ牧場では芸達者なアルパカたちがたくさんいます。ふれあい広場では餌やりの他に、ほっぺにチュー、あっち向いてホイができるアルパカもいますよ。アルパカたちがビュンビュン走るアルパカレースが見れるのも八ヶ岳アルパカ牧場ならではです。
インスタグラムも開設しており、様子を見ることができます。ぜひ推しアルパカを見つけてくださいね!
アルパカって人になつく?【まとめ】
普段ふれあうことのないアルパカについて解説してみました。アルパカは人になつきますが、撫でられるのは苦手です。
人の顔を覚えて挨拶してくれるのはかわいいですよ!アルパカをペットとして飼うには広大な土地や餌を確保するルートが必要です。
一般人が飼うには少し難しい動物と言えます。しかし、那須アルパカ牧場や八ヶ岳アルパカ牧場など、アルパカとふれあえる施設はたくさんあるので、ぜひ気になった人は遊びに行ってみてくださいね。