一年を通して、幅広い年代の観光客が訪れる「箱根」。
“可愛い我が子やお孫さんの温泉デビューを箱根で!!”と、考えている人は多いのではないでしょうか?
今回は、そんな人は必見!!
箱根でオススメのウェルカムベビー認定宿や旅館を紹介します。
温泉デビューの前に!!
子供は大人に比べて肌が敏感。特に赤ちゃんの温泉デビューには注意が必要です。
よく“温泉デビューには刺激の少ない温泉を!!”と言われていますが、実際に何に注意をしたらいいのでしょう?
それは“泉質”と“温度”です。
泉質は、大人の肌でもピリピリ感じるものや、硫黄泉などの臭いが強いものはNG。強酸性の温泉や強アルカリ性の温泉は避けましょう。
オススメは単純泉。温泉成分の含有量が少ないので、肌に刺激を与えにくいからです。
もし気になるようでしたら、入浴の最後に、全身をシャワーで流すことがオススメ。
肌に付着した温泉成分を、洗い流すことができます。
温度については、宿泊先のホームページに載っていることが多いため、事前に調べておきましょう。
ただし源泉かけ流しの場合、場所や季節によって温度が変わる可能性があるため、事前に問い合わせると安心です。
箱根のウェルカムベビーの宿や温泉
雉子亭 豊栄荘
ミキハウス子育て総研が「ウェルカムベビーのお宿」に認定している旅館です。
ミキハウスは、誰でも一度は聞いたことのある有名な企業。このミキハウスと数社が共同で設立した企業が“ミキハウス子育て総研”です。
有名な企業が認定している「ウェルカムベビーのお宿」、安心感はバツグンでしょう!!
雉子亭のコンセプトは「静かな宿でお子様と温泉に入れる」です。
認定の部屋は独立しているため、周囲の宿泊客を気にせず、のんびりとした時間を過ごせます。
客室貸し出し品は、ベビーバス,全身ベビーソープ,ベビーチェア,おむつポット,補助便座,コンセントカバーがあります。
お子様連れの宿泊プランなら、当日朝10時までキャンセル料金が無料。
お子様が急に熱が出たとしてもキャンセル料がかからないため、安心して計画をたてることができます。
雉子亭は雉料理がいただける珍しい宿。
お子様連れのプランなら部屋食なので、他の宿泊客を気にせずに食事ができます。
メニューは、大人が雉料理、幼児や小学校低学年が雉出汁うどんやエビフライ・茶碗蒸しなどです。
離乳食は用意されていませんが、そのかわり持ち込みOK。係員にお願いすれば温めてくれます。
お粥(有料)は用意されており、連絡をすれば何倍粥か自由に選ぶことができます。
温泉はアルカリ単純泉。周りを気にせずにすむ貸切露天風呂もあります。
貸切風呂の利用は19:40以降です。利用希望ならチェックイン時に伝えましょう。事前の予約ありません。
箱根湯本温泉 湯さか荘
湯さか荘では、ウェルカムベビープランとして「赤ちゃんプラン」があります。
この赤ちゃんプランは、2児(2歳,5歳)のパパである若旦那が考案したプランで、子供だけでなく親御さんの気持ちも熟考されたもの。
露天風呂付き客室のプランや貸切風呂30分無料プランなどがあります。
露天風呂付き客室は、洗い場付きの内湯を完備しているので冬でもあたたか。隣接する客室はないので、音を立てても安心です。
また、赤ちゃんプランでは、2歳未満のお子様で食事ナシ布団ナシの場合は無料!!(予約時に人数を記入する必要がありません。)
また1部屋につき、無料のおむつ(パンパース)5枚のほか、おむつ専用ゴミ箱・赤ちゃん用椅子バンボ・ミルク専用ポットなども用意されています。
ちなみに、2歳未満で布団アリの場合は3000円(税別)、2歳~小学生未満は食事ナシ布団ナシの場合でも施設利用料で2000円(税別)が必要です。
赤ちゃんプランは朝食夕食つきで、基本的に部屋食です。
しかし、夕食は18:00または18:30スタートと決められており、それ以降は、部屋食に限らず“食事の支度ができない場合がある”そうなので注意しましょう。
ちなみに朝食は8:00または8:30スタートです。
ミルクや離乳食は用意されていませんが、係員にお願いすれば離乳食を温めてくれます。
温泉はアルカリ単純泉。
貸切風呂のみ、おむつ替台とベビーソープが用意されています。
貸切風呂を利用する場合は、チェックイン時に係員に伝えましょう。
箱根のウェルカムベビーの宿や温泉【まとめ】
愛する我が子やお孫さんの“人生で一度きりの温泉デビュー”、絶対に成功させたいものです。
赤ちゃんやお子様と温泉に行く場合、“温泉の特徴”や“お子様用アメニティの有無”などを考慮しましょう。
今回のお話が、一度きりの温泉デビューの参考になれば幸いです。