子ども連れやファミリーで訪れる人も多いすみだ水族館。「お昼ご飯はどうしよう?」「お弁当の持ち込みってOK?」と気になる方も多いはずです。
実はすみだ水族館では、東京ソラマチで買ったランチや手作りのお弁当の持ち込みが公式に認められており、館内の座席スペースで食べることができます。
この記事では、最新の公式情報や実際の訪問レポートをもとに、館内で飲食できる場所や雰囲気、おすすめのテイクアウトスポット、注意点まで詳しく解説します。
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すみだ水族館は飲食の持ち込みOK?【2025年最新】

公式が明記している「持ち込みOK」の根拠

すみだ水族館では、飲食物の持ち込みが公式に認められています。
東京スカイツリータウン公式サイトの「こどもとさっくり楽しむおでかけプラン」ページにおいて、以下のように明記されています。
「東京ソラマチで買ったランチや手作りのお弁当を持ち込んでいただいても大丈夫です。ちなみに館内どこでも飲食OKです!」
この一文により、お弁当やソラマチで購入したテイクアウトを水族館内に持ち込むことは容認されていることが確認できます。

「よくある質問」では明記されていない点にも注意
一方で、すみだ水族館の「よくあるご質問」ページには、飲食に関する記載はなく、以下のような内容が示されているのみです。
「大きな(長い)荷物等、当館がふさわしくないと判断した物を持っての観覧はお断りする場合があります(キックボード、キャリーバッグ等)。また、生物の持ち込みはご遠慮ください。」
このため、「Q&Aに書いてないけど本当に持ち込んでいいの?」と不安になる方もいるかもしれませんが、別ページにて持ち込み容認が明文化されているため安心してOKです。
注意点|食べ歩きNG&一部エリア利用不可の場合あり

ただし、どこでも食べていいというわけではありません。
公式案内には次のような注意書きも添えられています。
- 館内での「食べ歩き」は禁止
- イベントなどにより、飲食できないエリアが一時的に発生することがある
つまり、座席のある休憩エリアなどで静かに食べる分には問題ないものの、歩きながら飲み食いしたり、混雑した場所で広げるのはマナー違反となるため避けましょう。
すみだ水族館内で食事ができる場所はどこ?実際の様子を紹介

すみだ水族館では、持ち込んだお弁当やテイクアウトを座席がある場所で自由に食べることができます。
ただし、館内には明確な「飲食スペース」として区切られたエリアがあるわけではないため、どこでなら落ち着いて食べられるのか?を事前に知っておくと安心です。
ここでは、実際の訪問者レポートをもとに、館内の飲食可能な代表的エリアを紹介します。
ペンギンカフェ前のテーブル席(5F)
5階の「ペンギンカフェ」前には、数セットのテーブルと椅子が設置された休憩スペースがあります。
ただし、席数は限られており、休日や連休中は埋まってしまうことも多いようです。
このエリアではペンギンカフェで購入したドリンクや軽食を飲食している人が中心で、持ち込んだお弁当を広げるような人はあまり見かけないという声もあります。
空いている時間帯であれば利用しやすいでしょう。
ステージエリア(5F)|比較的ゆとりあり
ペンギンカフェから少し離れた場所にある「ステージエリア」では、比較的広めの座席スペースが確保されており、落ち着いて飲食できる雰囲気です。
子どもがお菓子を食べたり、大人がちょっとした軽食を広げている姿も見られます。
お弁当を食べるならこのエリアが最も現実的かもしれません。
6F休憩エリア|子連れファミリーに人気
6階には広めの座席スペースがあり、子どもがお菓子を食べたり、簡単なランチを楽しんでいるファミリーが多く見られます。
ベビーカーでもアクセスしやすく、比較的のんびりと過ごせる雰囲気があります。
このエリアも、がっつりとお弁当を広げる人は少なめではあるものの、空いていれば問題なく利用可能です。
ゴミ箱の設置状況やマナーについて
館内にはゴミ箱も設置されていますが、「自分で持ち込んだ飲食物のゴミは持ち帰るのが基本」とされています。
お菓子の袋など軽いゴミを捨てる程度は可能ですが、大量のゴミを置いて帰るのはNG。
ゴミの分別や持ち帰りの準備もしておくと安心です。
すみだ水族館には、どんな食べ物を持って行くのがおすすめ?

すみだ水族館では飲食物の持ち込みが認められていますが、どんなものを持っていけばよいか悩む方も多いかもしれません。
ただ筆者の印象としては動物園でピクニックみたいにガッツリお弁当を広げて食べるというよりは、ササっと食べられるものをと言うイメージではありました。
周囲への配慮や食べやすさを考えると、いくつかのポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。
汁気が少なく、においが強すぎないものを
水族館内は密閉された空間も多く、他の来館者と距離が近くなりやすい環境です。
そのため、カレーやラーメンなどにおいが強いものや汁物は避けたほうが無難です。
また、万が一こぼれた場合の掃除も大変なので、汁気が少なく食べやすいおにぎりやサンドイッチ、パン系のお弁当が人気です。
軽食中心なら周囲も気にならない
人が多い時間帯は、広げて食べるよりも片手で食べられる軽食スタイルが安心。
ホットドッグやミニサイズのおかず、コンビニのおにぎりなども選ばれています。
ペンギンカフェでも軽食が中心のメニュー構成なので、館内全体として「軽くつまむ」「片手で食べる」スタイルが自然と推奨されている印象です。
小さな子ども向けにはお菓子やおにぎりを
小さなお子さま連れで訪れる場合、すぐに食べられる個包装のお菓子や、一口サイズのおにぎりなどを持参しておくと安心です。
食べながら歩くのはNGですが、座れる場所が見つかれば、ぐずったときの対策にもなります。
食べやすく、散らかりにくいという点も意識しましょう。
東京ソラマチで買って持ち込めるおすすめグルメ6選
すみだ水族館でのランチや軽食におすすめなのが、東京ソラマチ内のテイクアウトグルメ。
水族館へ行く前に立ち寄れば、手軽に美味しいご飯が手に入ります。
ここでは、においが少なく食べやすいメニューを中心に、おすすめのお弁当・軽食店を6つ紹介します。
古市庵|定番のこだわりおむすび
東京スカイツリータウン・ソラマチ店3階にある「古市庵」は、素材と製法にこだわったおむすび専門店。
鮭や昆布など定番の具材から、季節限定の変わり種までバリエーション豊富です。
● 食べやすさ:★★★★★
● におい配慮:★★★★★
● 子ども向け:◎
とんかつまい泉|やわらかヒレカツサンドや弁当
老舗とんかつ店「まい泉」のテイクアウト店では、人気のヒレカツサンドやミニバーガー、ヒレカツ弁当が揃っています。
「箸でも切れるやわらかさ」がウリのとんかつは、小さな子どもでも食べやすく、持ち歩きにも便利です。
● 食べやすさ:★★★★☆
● におい配慮:★★★★☆
● 大人も満足:◎
たごさく|彩り豊かなおこわ弁当
和のおこわを中心としたお弁当が人気の「たごさく」では、赤飯・季節の炊き込みご飯と和惣菜を自由に組み合わせて詰めることができます。
栄養バランスもよく、見た目も華やかなので、特別感のあるランチにぴったりです。
● 食べやすさ:★★★★☆
● におい配慮:★★★★★
● ボリューム:◎
鳥麻|焼き鳥をおつまみにも
「鳥麻」は焼き鳥のテイクアウト専門店。ランチよりは夜のドリンク付きチケットと合わせて軽くつまむスタイルにおすすめ。
おにぎりと一緒に買えば、満足感もUP。夕方以降の訪問にピッタリです。
● 食べやすさ:★★★★☆
● におい配慮:★★★☆☆
● おつまみ感覚:◎
アマラデリ|ナン包みのインドカレー
香りが気になるカレーですが、「アマラデリ」ではカレーをナンで包んだ“カレーサンド”スタイルで販売しています。
持ち帰りやすく、においも抑えめ。中辛~甘口まで選べるので、子どもでも食べられるメニューもあります。
● 食べやすさ:★★★☆☆
● におい配慮:★★★☆☆
● バリエーション:◎
宇豆基野(うずきの)|ゆばと生麩の上品和惣菜
ヘルシー志向の方には「宇豆基野」のお弁当がおすすめ。
ゆばや生麩を中心とした和惣菜に、彩り豊かな野菜や豆が添えられた上品な内容です。
キッシュ風や洋風アレンジメニューもあり、見た目も華やかで女性に人気です。
● 食べやすさ:★★★★☆
● におい配慮:★★★★★
● ヘルシー度:◎
どのお店も東京ソラマチの2階〜3階エリアに集まっているため、水族館へ行く前に立ち寄ってテイクアウトしやすいのも魅力です。
すみだ水族館の館内のカフェ「ペンギンカフェ」もおすすめ!
すみだ水族館 ペンギンカフェのごはん
— ミ(みー🐧❤)ミ (@mii_chan0717) October 9, 2023
年パスで350円のソフドリ100円、ちっちゃいアイス200円。こういう年パスホルダーを大事にしてくれる姿勢尊い☺️フチ子さんみたいなペンギンのお砂糖(200円)発見。ペンギンのおにぎりはすぐ写真撮らないと頭がふにゃりますw pic.twitter.com/xueN4mTA7h
すみだ水族館の館内には、唯一の飲食施設である「ペンギンカフェ」が設置されています。
軽食やドリンクを提供しており、水族館の雰囲気にぴったりの可愛らしいメニューが揃っています。
「お弁当を持ってくるのを忘れた」「小腹を満たしたい」といった場面にもぴったり。ここでは、ペンギンカフェのおすすめポイントを紹介します。
メニュー例|おにぎりセットやホットドッグなど軽食中心
ペンギンカフェのメニューは、子どもでも食べやすい軽食や甘味が中心です。
メインとなるフードは以下のような構成になっています。
- ペンギンおにぎりセット
- ホットドッグ
- お魚かまぼこ
- おつまみコンボ
汁気のないメニューが中心なので、館内で食べやすく配慮された構成になっています。
人気メニュー|ペンギンコットンキャンディ・フロートなど
子どもたちに人気なのが、可愛い見た目のドリンク&スイーツ系。
特に「ペンギンコットンキャンディ」は、大きな綿菓子が光るというインパクト大な一品で、お土産写真にもぴったり。
光るわたあめ、ついつい
— DECORIN (@majyumajyu18) August 18, 2019
ペンギンコットンキャンディ#すみだ水族館 pic.twitter.com/uGgdBrRdym
そのほかにも以下のような人気メニューがあります:
- ペンギンフロート
- カラフルクラゲソーダ
- 塩バニラソフトフロート
- ドリンク各種
「見た目が可愛い×食べやすい×映える」を兼ね備えたメニュー構成となっており、カップルやファミリー層に大人気です。
価格帯と混雑傾向の実体験データ
価格帯は全体的に300〜800円程度で、水族館の飲食施設としてはリーズナブルな設定です。
ただし、週末や連休は行列ができるほど混雑することもあるため、時間帯を見計らって利用するのが吉。
また、カフェ前の座席数は限られているため、テイクアウトしてステージエリアなどに移動して飲食するのもおすすめです。
まとめ文(リライト)
すみだ水族館では、飲食物の持ち込みが公式に許可されており、ペンギンカフェ前やステージエリアなどの座席スペースでお弁当やお菓子を楽しむことができます。
特に東京ソラマチ内で購入したテイクアウトを水槽前で食べられるのは、ここならではの魅力です。
ただし、食べ歩きは禁止されており、混雑時はゆっくり座れる場所が限られることにも注意が必要です。
食事をする際は他の来館者の迷惑にならないよう配慮し、ゴミの処理もしっかりと行いましょう。
館内の飲食ルールを知っておけば、すみだ水族館でのひとときがより快適で思い出深いものになるはずです。
家族でピクニック気分を味わってみてはいかがでしょうか?