金閣寺の豆知識!面白いうんちくや七不思議を詳しく解明!

先日のことです。

「金閣寺の豆知識ってわかる?」と中学生の娘に聞いてみたら「えっとね~、鳥が屋根に巣を作らないのだって〜」と、すぐに答えてくれた娘。

「へぇ、そんなこと初めて知ったよ」と、以外になんでも知っていると思いきや…

「あっ!それ、法隆寺だったわ〜」テヘって感じで…

「なんじゃそれ〜…」とたわいもない会話をする親子の時間がありました。

しかし、これは豆知識なの?と思いながらも、ちょっとした知識があるだけで、スゴイもの知りだな〜と感心してしまいます。

明らかにうさん臭いものは別ですが…WWW

今回は金閣寺の豆知識やうんちく、その他にも面白そうな七不思議を探ってみたいと思います。

どうぞ、最後までお付き合いくださいね。

金閣寺の豆知識

繊細で難易度の高い技術を要する金閣寺垣

金閣寺垣とは金閣寺境内にある、石段の両脇に小さく上に伸びた垣のことで、竹を使ってできているのが特徴です。

高さは50cmくらいで、縦方向に正方形のマスができるように紐で組まれています。

この垣は「金閣寺垣」と呼ばれ、垣の組み方もこの他にも数多く種類があるそうです。

金閣寺垣は、竹が使用されますが、竹を半分に割るのはとても繊細で高度な技術を要することで、職人さんの技量が問われるのです。

ちなみにこの階段を上ると安民沢(あんみんたく)方面にすすむことができますが、立ち入り禁止となっているので、くれぐれも登らないようにご注意を!

義光の貿易は誰もが認める正式な貿易だった!?

金閣寺が建てられたのは、室町時代ですね。

この頃に盛んになったのが、中国との交易です。

時は1401年、義光が44歳のとき国書を書いて明へ使者を派遣しており、翌年1402年には、明の使者が義光のもとに訪れ、1404年から明との貿易が始まります。

これが教科書に載っている「勘合貿易」ですが、その仕組みを簡単に説明しますね。

「本字壹號(ほんじいちごう)=本字一号」という印字物を明が用意し、片方を明が保管しもう片方を勘合として日本にあたえました。

日本から明へ貿易船が行くと勘合が照合され、これにより正式な貿易が認められました。

ここで豆知識ですが、当時「倭冦(わこう)」の船と区別する目的があったため「勘合」という合い札を示すことにより正式な貿易が行われたのです。

この勘合貿易で、巨額の富を我がものにしていくのですね。

義光にとって明との貿易は非常に重要なものだったことがうかがえます。

「倭寇」とは主に東アジアの海賊で、朝鮮半島沿岸で食料をうばったり、人さらいをしたりする集団のことです。

いつの時代にも海賊は存在したのですね。

金閣寺の大火災は実は徒弟の大学生だった!!

金閣寺は1950年(昭和25年)に全焼していますが、実は大谷大学の学生が放火したのでした。

この学生は、金閣寺の美しさに「嫉妬」したことから放火したとされていますが、この事件を題材にした小説が三島由紀夫の「金閣寺」ですね。

そして、当時の住職であった村上慈海氏は托鉢(僧が鉢を持って教文を唱えて金銭などの施しを受けること)を僧侶たちと行い、金閣寺の再建に貢献したとのことです。

金閣寺の七不思議2選!金閣寺境内をもっと詳しく解説

※白蛇(はくじゃ)の塚

金閣寺には鏡湖池(きょうこち)と安民沢(あんみんたく)という2つの池がありますが、その一つ安民沢の池の小さな島に「白蛇の塚」という白い五輪塔が建っています。

白蛇の塚は、西園寺家の最盛期であった鎌倉時代に建てられ、白蛇は西園寺家の守り神とされてきたともいわれてきました。

金運にまつわるパワースポットとしても知られ、金運アップが期待できるかもしれませんね。

※数体の石像と石のお椀

小さな石像が数体と石のお椀があります。

3メートルくらい離れたところから小銭を投げ、石のお椀に見事に入れば願い事が叶うそうですよ。

石像の周りには、無数の小銭が見うけられますが、拝観された人たちが投げたお金です。
願いが叶うといいですね。

金閣寺の豆知識【まとめ】

金閣寺の豆知識は、金閣寺垣の竹を割る工程から高い技術が求められ、金閣寺垣のほかにも、銀閣寺垣や竜安寺垣など、形状が違う垣もあるそうです。

金閣寺のうんちくは、勘合貿易とは海賊を見分けるために、明が合わせ札を用意させ、義光との交易を正式なものにしました。

ここまで、学校で習ったかしら?と思いながら、改めて勘合することで交易を確実なものにしていたのですね。

金閣寺の秘密は、放火により全焼しました。

秘密といってもネットなどですでに知っているよ!という人もいらっしゃるかと思いますが、以外となぜ放火にいたったのか?は知らない人も少なくないみたいです。

金閣寺の名なん不思議は、金閣寺境内にありますよ。

金運アップにつながるパワースポットとしても知られる不思議な場所のようですので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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