古都奈良には、東大寺や法隆寺などメジャーなお寺があり、観光の街として多くの人が訪れます。
奈良のお寺は、中国から伝わってきたお寺も存在し、日本の仏教文化に大きな影響を与えるなど、歴史の宝庫ともいえます。
その代表的なお寺が唐招提寺です。
唐招提寺はさまざまな年中行事があり、さらに多くの参拝者で賑わうお寺です。
中でも唐招提寺特別拝観は唐招提寺を建てた鑑真和上の造像が見られ、鑑真のやさしい表情は見る人の心を和ませます。
今回は、唐招提寺特別拝観について詳しく解説していきたいと思います。
Contents
唐招提寺特別拝観2023年‼予約は必要?!いつ拝観できる?
鑑真和上像特別公開
正式な開催名は「鑑真和上像特別公開」で、鑑真の命日に合わせて、鑑真和上が鎮座されるお逗子が開帳されます。
期間は、2023年6月5日~2023年6月7日です。
残念ながら、2023年の開催は終了となりました。
拝観料金は、大人:通常拝観料1000円+特別拝観料1000円、中学生;通常拝観料400円+特別拝観料400円、小学生通常拝観料200円+特別拝観料300円、身体障害者割引で介助者1名も含め半額となります。
いずれも特別拝観料は別途かかるようです。
拝観時間は、午前8時~午後4時
唐招提寺の特別拝観は、新型コロナウイルス感染症による影響もあり、コロナ禍は予約などが必要でしたが、コロナウイルス感染症が5類へと移行されたことから、今年は個人の拝観は予約なしでもお参りできたそうです。
場所は御影堂で拝観できます。
地蔵菩薩立像(じぞうぼさつりゅうぞう)特別公開
近畿地方では、地蔵盆という行事がありますが、私も幼い頃から地蔵盆の行事は楽しみの一つでした。
唐招提寺では、8月23日~8月24日に唐招提寺地蔵堂で、弘法大師が作ったとされる地蔵菩薩立像が特別公開されます。
唐招提寺の地蔵菩薩立像は重要文化財で、秘仏となっているので普段は拝観することができません。
拝観時間は、午前8時~午後5時。
拝観料は、大人・大学生;1000円、高校生・中学生:400円、小学生:200円、身体障害者割引で介助者1名も含め半額となります。
他府県では、地蔵盆の風習はないようで、京都育ちのわたしは全国にあるポピュラーなお祭りだと思っていました。
今でも8月23日と24日は、子ども達にお菓子や花火が振る舞われ、近くのお地蔵さまに手を合わせる風習が各地で見られます。
地蔵盆の仏様である、唐招提寺の地蔵菩薩立像を一目見てみたいものです‼
唐招提寺特別拝観2024年はどうなる?いつ開催されるのか?
唐招提寺特別拝観や年中行事などは、毎年行われます。
コロナ禍においても人数や時間を制限したりされてきたようですが、一人でも多くの参拝者に来てもらいたいという唐招提寺の僧侶の方々の想いがあるようです。
来年の2024年の唐招提寺特別拝観は未定ですが、鑑真和上座像の一般公開などは鑑真の命日に伴い、特別拝観が催されます。
コロナ禍では、予約が必要でしたが、今年は予約の必要はなく参拝者は鑑真のお姿を目にできたようです。
2024年も予約や制限などもなく、唐招提寺特別拝観が行われることを願いたいものです。
唐招提寺のウエブサイトの確認をおすすめします。
時間や日程など、いつ開催されるかは、多少の違いが出てくるかもしれませんのでご注意くださいね。
奈良旅ネット(奈良県観光公式サイト)もイベントや体験などがエリアなどから選べ、日付を入力すると、お目当ての行事が見つかると思うので、ぜひ検索してみてください。
その他にも、奈良県で開催されるインフォメーションなども掲載されているので、特別拝観やお目当ての催しがすぐに分かります。
唐招提寺特別拝観【まとめ】
唐招提寺特別拝観は、コロナ禍の影響などで予約が必要でしたが、今年は状況などがかわりつつあることから、特別拝観の予約はなしでも参拝することができたようです。
唐招提寺の特別拝観は、いつ開催されるのかについては、毎年同時期に催されるようですが若干の違いも生じてくる可能性もあるかもしれません。
唐招提寺のウエブサイトや、奈良観光の公式サイトで日程などを確認することをおすすめします。
ぜひ、秘仏が公開される、唐招提寺特別拝観に足を運んでみてくださいね。