山と言えばやはり誰しもが心配に思うのは「熊の出没」です。
熊に遭遇したら危険なのはわかっていてもいざ遭遇してしまうと怖くて動けないなどあります。
登山する人は基本的にほとんどの人が熊よけの鈴を身に着けています。
今回は、「筑波山での熊情報」についてまとめていきます。
「筑波山」では熊の出没はあるの?
結論を言ってしまえば「筑波山に熊はいません」。
生息地域でもないですし、どちらかと言えば熊よりもイノシシの方がいます。
筑波山の登山経験がある方たちでもいままでに登山中に熊に遭遇したことはないと言います。
基本的に他の山に比べて筑波山は人の手が随分入っています。
なので、野生の動物がいてもウサギやイタチ程度のものでしょう。
せいぜい居てもイノシシです。
なので、熊の出没はないので安心して登山していただけます。
「筑波山」夜の登山は危険?
筑波山は夜間の登山が可能な山です。
基本的に誰でも登れますが、夜となると街灯などがない山の中なのである程度登山経験がある方じゃないと危険です。
足場の悪い場所ですので、慣れていないととても危険です。
また温度調節が難しく、地面や岩肌に露がついて濡れていたりすることもあるので、夜間の登山は昼間よりも危険度がかなり上がります。
地面や岩肌が濡れていることで、足元が滑りやすくなっているので怪我や滑落の危険性が高くなってしまうので夜間の登山は慣れてからにしましょう。
怪我や滑落、もしくは道に迷ってしまっても周りに他の登山客はいないので気づいてもらったり助けてもらうことができません。
安全面を考えても、登山に慣れるまでは夜間の登山はおすすめできません。
登山経験が豊富な人は、昼間と違った雰囲気が楽しめるのでいいと思います。
熊よけの鈴は本当に使えるの?
そもそも筑波山には熊が生息していないので熊よけとしては使えません。
でも、山は気候の変化が激しいものです。
突然気候が変わってしまったりすることもあります。
そうなると雨が降ってきたりして霧が発生してしまうこともあります。
霧が発生しても薄い霧なら大丈夫かもしれませんが、霧が濃くなってしまうと周りが見えません。
人が寄ってきたりしてもお互いに気づかないことがあり、場合によっては驚いて怪我してしまう場合もあります。
でも、熊よけの鈴を身に着けていれば、視界が悪くても音が聞こえるのでお互いに音で認識できます。
筑波山では、熊よけというよりもお互いに存在アピールの役割として持っておいてもいいでしょう。
怪我なく安全に登山できるように常備しておくと便利です。
熊よけの鈴は本当に必要なのか?
そもそも熊に鈴は効果あるのか疑問に思っている方は多いと思います。
一般的な熊といえば、ヒグマですが、ヒグマは人の存在に気付くと人を避けて逃げる傾向があります。
そのため自分の存在を知らせるためにも登山の際には、熊よけの鈴を必ず身に着けます。
鈴がない場合は、ラジオや大きな声を出すなども効果はあるそうです。
ですが、餌付けされたことがあったり、人間の不法投棄によって人間はおいしい物を持ってくるものだと学習してしまうと逃げないことがあるそうです。
基本的には人を襲うことがないとは言われていますが、食料や子供、また自分を守るために突発的に襲い掛かることがあるので十分注意しましょう。
筑波山に熊は出没する?【まとめ】
筑波山では熊が生息していないので遭遇の危険はありません。
でも、だからと言って安心できるわけではないです。
特に夜間の登山は危険を伴います。
少し登山経験があるからと言って夜間の登山をしたら怪我に繋がります。
一歩間違えたらちょっとの怪我ではなく滑落して大けがになってしまいます。
そんな危険もあるのを十分に理解したうえで夜間の登山をしましょう。
また、自分の存在アピールとして熊よけの鈴は常に持っておきましょう。