茨城県笠間市に鎮座する「笠間稲荷神社」がメイン会場として毎年開かれる「笠間の菊まつり」では、黄、白、ピンクなど様々な色の菊がとても綺麗に咲き誇ります。
この「笠間の菊まつり」の歴史は古くからあり、始まったのは明治41年だそうです。
「笠間の菊まつり」では、菊花品評会や流鏑馬などの催しが開かれます。
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笠間稲荷神の菊まつり2023年の開催は?
2023年の開催は、第116回目になります。
今回の「第116回笠間の菊まつり」は、令和5年10月21日㈯~11月26日㈰まで開催されます。
笠間稲荷神社がメイン会場になり他にも笠間市笠間1番地内で行われます。
入場料も無料で開催されますのでぜひ一度綺麗な菊を見に行ってみてください。
詳しい詳細は笠間市の公式HPにも載っていますので確認してみてください。
2023年の菊まつりの見頃は?
今年はまだ開催まで日にちがありますが、近年の開花情報からすると大体11月上旬ぐらいからとても綺麗な満開の菊が見れます。
開催日が10月下中からで、始まってすぐのころはまだ蕾が多い菊もあります。
11月に入った頃から徐々に開花していき、満開になっていきます。
見頃としては、11月上旬~中旬にかけてが一番綺麗に見れるでしょう。
綺麗に咲き誇る菊が見たい方はその時期に訪れるといいと思います。
「笠間稲荷神社」菊まつり限定御朱印がある?
過去の「笠間の菊まつり」の開催の際には菊まつりの限定御朱印と御朱印帳がありました。
色合いがとても綺麗な菊と金の狐のイラストが描かれており、第何回の菊まつりか書かれた御朱印です。
限定の御朱印は書き置きでいただけるそうです。
通常の御朱印と同様で8時~日没までの受付になります。
時間帯や曜日によっては参拝に来られる方や菊まつりを見に来られる方が多いため御朱印を頂く際多少の待ち時間がかかる場合もあります。
「笠間の菊まつり」の歴史は?
笠間稲荷神社の境内で行われていた「朝顔会」が発展して始まったのが「笠間稲荷の菊まつり」だと言われています。
菊まつりが始まったと言われる明治41年の頃、戦争で疲れ切った人々の心を和ませたり、信仰心を育てる目的として、農園部を設けました。
そして、菊花を境内に展示したのが始まりだそうです。
菊花には、先々代の宮司の「大地に親しむこと」と「菊花は人の心を和める」という思いが込められているそうです。
始まった当初は、菊花を展示するだけでしたが、大正2年から菊花品評会も開催されるようになりました。
そして昭和24年には、笠間稲荷の菊がアメリカのシアトルで行われる「アメリカ国際菊花展」にも出品されました。
そして出品された菊花は最優秀賞であるブルーリボン賞を受賞し、功績を残しました。
今現在でも「菊花品評価会」や「市民菊花展」が行われます。
「笠間稲荷神社」菊まつりの見どころ
笠間稲荷の菊まつりに来た際にぜひ見てほしいポイントをいくつか紹介します。
笠間朱色の大鳥居
笠間稲荷神社のシンボルでもあるこの大鳥居は、シンボルカラーである「笠間朱色」で塗られており、高さ約10m、幅約8mもあります。
門前通り商店街から笠間稲荷神社に入る際に通ります。
大鳥居の横にも綺麗な菊花が並んでおり、フォトスポットとして人気があります。
アンブレラスカイ
参道の上に並ぶ和傘です。
いろんな模様や色の和傘がたくさんあり、とても綺麗な光景です。
空に広がる和傘「アンブレラスカイ」も人気の一つです。
そして、参道の両脇には綺麗な菊花が飾られます。
大菊花展
最大の見どころでもある笠間稲荷神社の境内に飾られる約5000鉢もの菊花です。
立ち菊、懸崖菊、千輪咲き、古典菊、盆栽菊など種類が多く笠間稲荷神社の農園部を始め、菊の愛好家たちが大切に育てた5000鉢もの菊花が飾られます。
色鮮やかな菊花に圧倒される光景が広がります。
ライトアップ
毎年11月上旬に開催されます。
18時~21時の間スカイランタン&ライトアップが行われ、和紙の笠をかぶせたLEDライト、そして門前通りに飾る菊装飾のライトアップ、柔らかい光を放つランタンによる幻想的な空間が楽しめるイベントも開催されます。
昼間と違い、幻想的な空間が楽しめるので若い方でもすごく楽しめます。
笠間稲荷神社の菊まつり2023【まとめ】
毎年「笠間稲荷神社」で開催される「笠間の菊まつり」ではたくさんの色鮮やかな菊花を見て楽しむことができます。
そして、人気のフォトスポットや見どころもたくさんあります。
期間中に1日だけですが、夜にはライトアップも行われ変わった雰囲気で菊花を楽しむこともできます。
毎年この「笠間の菊まつり」には多くの方が訪れとても人気があります。
「笠間稲荷神社」では、限定の御朱印や御朱印帳もありわざわざ県外から限定御朱印を求めて参拝に来られる方もいるそうです。
幅広い年齢層の方が楽しめるイベントなのでぜひ一度は行ってみてください。