東京都墨田区に位置するすみだ水族館は、東京スカイツリータウンの一部として訪れる人々に人気のスポットです。
都会の中で海の世界を堪能できるこの水族館には、さまざまな海洋生物が展示されており、その多様性と美しさで来場者を魅了しています。
すみだ水族館の動物は、どのくらい何がいるのでしょうか。
早速見ていきましょう。
Contents
すみだ水族館といえば何がいる?
「ペンギン」がイチオシです。「マゼランペンギン」という種類が見られます。
2023年現在は52羽が飼育されています。(他の施設への貸し出しや誕生、健康状態の関係で時期により多少前後することがあります。)
それぞれのペンギンに名前と個性があり、「推しペン」グッズという、そのペンギンのつけているリストバンドと同じ色のリストバンドを購入することが可能なほか、ペンギンのファンクラブがあります。ペンギンの相関図や飼育員さんによるペンギンについての動画配信などコンテンツも充実しています。
訪問する前に全員の顔や名前の下調べや、関連するコンテンツから情報を得て行くと、子どもとの会話が盛り上がり、実際に本物を見た時の感動が増すことでしょう。
すみだ水族館一番のメインは何がいる?
ずばり、「小笠原大水槽」です。東京都に属する離島エリア「小笠原村」の協力のもと、小笠原諸島近海の生態系を再現した水槽が一番の見どころで、全国の水族館の中ではすみだ水族館でしか見られないテーマです。
水槽の前に座りながらゆっくり休憩することも可能です。
量が2倍でリニューアルした癒される生き物といえば何がいる?
クラゲのいるビッグシャーレです。2020年に期間限定のクリスマスイベントとして開催された後、エリアのボリュームを倍増してリニューアルしました。
現在は14種およそ700匹のクラゲがいます。ガラスやアクリル板を介さず、肉眼でプールの上からライトアップされたクラゲたちを見学できます。 また、このクラゲたちは、すみだ水族館のラボ内で培養された水族館生まれのクラゲです。
サンゴ礁の海の人気者といえば何がいる?
チンアナゴです。独特のたたずまいと、名前の由来でもある狆(ちん)という種類の犬に似た愛くるしい表情がたまりません。360度どこからでも見える水槽には約150匹のチンアナゴが生息しています。
墨田区といえば何がいる?
下町の「粋」の文化から連想する、お祭りの金魚です。和金や江戸錦といった定番から鉄魚など国内外のさまざまな品種の金魚を優雅な装飾とともに鑑賞ができます。
展示数は水族館として国内最大級の規模を誇ります。23品種約1,000匹の金魚が展示されています。
海の哺乳類といえば何がいる?
オットセイです。地上にいる姿だけではなく、水中を泳ぐ姿を下から覗くことも可能です。
アシカの仲間で、耳たぶがあり後ろヒレを曲げられる、からだが小さめで黒いビロード上の毛が特徴の生き物です。2022年6月には水族館で「アテナ」と名付けられた赤ちゃんが誕生しました。赤ちゃんのうちのオットセイに会うなら、今がチャンスです。
とくに健康状態や移動がなければ、2023年現在は5匹のオットセイが住んでいます。
その他
すみだ水族館の飼育員さんは、「わからないことがあったら何でもきいてください」というスタンスで、独自の目線で書いた観察日記やコンテンツを多数配信しています。
また、ペンギンのファンクラブに入会すると、飼育員さんがペンギンに関するさまざまな質問に答えてくれる特典があります。ペンギンについていろいろ知りたい方はそちらを利用すると便利です。
すみだ水族館には何がいる?なんの動物が有名で何匹くらいなのかを解説!【まとめ】
すみだ水族館といえば「ペンギン」「クラゲ」「金魚」「チンアナゴ」が最も特徴的な生き物です。また、オットセイのような海の哺乳類や、小笠原諸島近海域・清流の淡水域の生態系に住む生き物が見られます。ほかの水族館にはないテーマや、すみだ水族館ならではのオリジナル視点で生き物の観察ができる特徴があります。何がいるか、どのくらいいるかは公式ホームページでもしっかりと解説をされています。
普段の日常生活ではなかなか見られない動物を、大都会の中で子どもと一緒に楽しみながら見られる水族館です。