五稜郭は稜堡式という星形五角形をしたヨーロッパ式のお城で、幕末の1864年に日本で初めて築城されました。稜堡式は、16世紀頃からヨーロッパで多く見られ、砲撃からの防御を武器としています。現在は函館市の観光名所となって多くの人が訪れています。
今回は、五稜郭が見られる五稜郭公園のおすすめの見学コースや、所要時間などを徹底調査していきます。
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五稜郭の所在地は?どこにあるの?見学どうしたらいい?
五稜郭の所在地は、北海道函館市五稜郭町44番地で、函館山から東北に約6キロ離れた場所にあります。五稜郭は五稜郭公園として一般公開されており、春には桜の名所として有名です。
五稜郭は25.2ヘクタールの広さがあり、4.6ヘクタールある東京ドームの約3個分の広さ程です。広大な五稜郭公園を見学するには、効率的に見学したいですよね。ポイントを抑えた見学コースをいくつか所要時間と一緒にご紹介します。
五稜郭の外周を散策する 所要時間:約1時間
星形の五稜郭の特徴の1つに広さがあります。江戸城や大坂城などの上に高く築城するタイプでは、砲撃に耐えられないため土塁を用いた城壁を造り、砲撃の的にならないよう低いお城となっています。
五稜郭の外周を歩くことで広さを体感し、稜堡の角張った箇所を見るのもいいですね。1周は、約1.8㎞あるので普通に歩くと約30分程です。途中にはベンチなど腰掛ける場所があるので、休憩するなどゆっくりすれば1時間が所要時間とみればよいでしょう。外周はジョギングコースとして走っている人も多いので、散策には周囲に気をつけるとよいです。
ボートから五稜郭を見学してみよう!所要時間:50分(※ボートの利用の時間のみ)
五稜郭の半月堡のところに野田ボート店があります。2人乗りの手こぎボートで50分で2000円です。50分で戻って来れなかったら、10分毎に追加料金400円となります。体重が180gまでの制限があります。
自分は訪問したときこのボートは乗らなかったのですが、50分という時間は結構楽しむ事ができると思います。城壁をじっくり見てもよし、桜の花びらが舞ってる時期に乗れたら最高ですね。ボートを漕ぐのは風の強さなど天候によって、漕ぐのが大変になります。初めはぎこちなくても、慣れてきてスイスイ進むようになると、楽しいです。
営業期間は4月中順から10月で、雨天や強風は休業です。
参考サイトはこちら→https://www.hakobura.jp/spots/394
箱館奉行所をじっくり見学! 所要時間:約1時間~1時間30分
箱館奉行所は、江戸幕府の役所として、北の大地を守るために設置されました平成22年に復元をされ、五稜郭の歴史を学ぶことができます。奉行所は、再現ゾーン、歴史発見ゾーン、映像シアター、建築復元ゾーン、その他と分かれていますので、見学にメリハリがつきますね。
奉行所内は写真撮影は可能です。パンフレットなどに掲載されていない説明文などがあるので、自分は「これは!」と思った説明文など写真に撮って、後でゆっくり読み返しています。
箱館奉行所のサイトはこちら→https://hakodate-bugyosho.jp/guide1.html
五稜郭タワーに登って、上から見る!
隣接する五稜郭タワーは高さ107メートルあり、展望台からは五稜郭の星形五角形の姿が見られます。ガイドブックやネットなので星形をしていることは分かっていましたが、実際にみるとさらに感動しました。展望台には土方歳三の銅像もあって、新撰組ファンに聖地と言われることが納得できます。
五稜郭への気になる交通アクセスは?
五稜郭へは市電と函館バスで行くことができます。
市電:五稜郭公園前で下車して、徒歩20分ほど
自分は、市電に乗って五稜郭に行き、駅名の「五稜郭」という文字を見たときは感動しました。でもちょっと道に迷って、30分くらい歩いてしまいました。
函館バス:函館駅前で乗車して、五稜郭公園入り口で下車。
所要時間は20分程です。
参照サイトはこちら→http://www.hakobus.co.jp/search/
五稜郭へは車で行けますが、専用駐車場はありません。近くにある函館市五稜郭駐車場を利用するとよいです。24時間営業、1時間まで200円で30分毎に100円加算となります。
五稜郭を観光するなら所要時間は?おすすめ見学コースなど調査!【まとめ】
今回は五稜郭を観光するときの所要時間、おすすめ見学コースなど調査しました。五稜郭は、五稜郭タワーに登って上からみられて、星形の稜堡が確認できます。
外周を歩けば、その大きさが体感でき、桜や雪景色など四季折々の景色が楽しめます。1つポイントを決めたら、1時間~1時間30ほどあれば見学ができますが全てを見学しようと思うと、食事も含めて半日はかかると思われます。箱館戦争の激戦地となった五稜郭を、多くの資料も見ながら堪能して下さいね。