礼文島と利尻島どっちがおすすめでしょうか。
交通機関や観光スポットの場所へのアクセスを考える必要があります。
この記事では、1泊2日で両島をフェリーや観光バスで巡るなら、どっちを先に行くと良いのか、また、観光バスで行ける観光コースを紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
礼文島と利尻島はどっちがおすすめ・どちらを先に訪れるべきか?
どちらの島も自然の美しさや観光スポットが魅力的ですが、訪れる季節や目的によって選ぶのがよいでしょう。
観光シーズンに多くの観光地を巡りながら、短い時間で両方の島を満喫するなら礼文島から行くのがおすすめです。
6月から9月のフェリーの最終便の出発時刻が利尻島のほうが少し遅い時間となっていて、滞在する時間を増やすことができます。
1日目稚内から礼文島へ
稚内は、北海道の最北端に位置し、海と自然に恵まれた魅力的な街です。
稚内でのランチは、ラーメン愛好家にとっては外せない「ラーメン大王本店」があり、このお店は地元で長く愛されている老舗のラーメン店であり、特に「チャーメン」が有名で、茹でた麺をフライパンで焼き、濃厚な醤油ベースの餡がかかった餡掛け焼きそばのようなラーメンです。
稚内港フェリーターミナルから礼文島行きのフェリーに乗り、礼文島へ向かいます。
稚内港フェリーターミナルから香深港フェリーターミナルへは約2時間の航海です。
炉ばた ちどりは、炭火で焼き上げた新鮮な海の幸を味わうことができ、ミシュランガイド北海道2017特別版で、ミシュランプレートを獲得した実力では、脂がたっぷり乗った肉厚の生ホッケに特製味噌と刻んだネギを乗せ、炭でじっくり炙ったホッケはご飯との相性もお酒との相性もバッチリです。
2日目礼文島を観光し、利尻島へ
香深港フェリーターミナルから観光バスで約50分の澄海岬(すみのうみさき)を目指します。
礼文島の南端に位置する澄海岬は、絶景が広がる場所として知られ、青い海と緑の草原が見事なコントラストを作り出し、訪れる人々を魅了します。
夕暮れ時には、太陽が水平線に沈む美しい夕焼けを楽しむことができます。
次は、バスに乗り約20分ほどのところにあるストコン岬に向かいます。
礼文島の西側に位置するスコトン岬は、壮大な断崖が特徴で、岬の先端からは、青い海と荒涼とした岩場が広がり、荒々しい自然の美しさを感じることができます。
次は少し遠いですが、バスで約60分の桃台猫台(ももだいねこだい)に向かいます。
礼文島の内陸部に位置する桃台猫台は、豊かな自然が広がる高原地帯で、四季折々の風景が楽しめ、特に夏季には涼しい風と緑に囲まれた心地よい空間が訪れる人々を癒やしてくれます。
礼文島の最後は、バスで約15分ほどのところにある、北のカナリアパークへ向かいます。
礼文島の北部に位置する北のカナリアパークは、映画のロケ地にもなったところで、映画の撮影風景などが展示されています。
北のカナリアパークは利尻富士が綺麗に見ることができ、次に向かう利尻島への気持ちをわくわくさせてくれます。
香深港フェリーターミナルへ向かい、約40分で沓形港フェリーターミナルに到着します。
沓形港フェリーターミナルからバスで約10分のところにある、神居海岸パーク(かむいかいがんパーク)へ向かいます。
利尻島の北東部に位置する神居海岸パークは、体験型観光施設で、ウニ採り体験を手ぶらででき、採ったウニはその場で食べることもできます。
バスで約20分のところにある、利尻町立博物館へ向かいます。
利尻島の歴史や文化について学べ、展示物や資料を通じて、島の過去から現在までの歴史を垣間見ることができます。
特にアイヌ文化や漁業の歴史に焦点を当てた展示は興味深いものがあります。
バスで約5分のところにある、仙法志御崎公園(せんぽうしむさきこうえん)に向かいます。
利尻島の南西部に位置する仙法志御崎公園は、美しい自然と景観が広がる公園で、岬からは、透明度の高い青い海と飼育されているゴマアザラシを見ることができ、エサを購入するとアザラシにエサやり体験もできます。
次はバスで約15分のところにあるオタトマリ沼へ向かいます。
利尻島の中央部にあるオタトマリ沼は、利尻島の有名な観光スポットで、ここでランチを食べることもでき、天気が良ければ逆さ利尻富士をみることができます。
最後はバスで7分のところにある、利尻島郷土資料館へ向かいます。
利尻島の文化や伝統に触れるなら、北海道開拓時代に建てられた洋風の建物には地域の歴史に関する展示があり、島の文化を深く理解することができます。
ここからバスに乗り約25分で沓形港フェリーターミナルに到着し、稚内港フェリーターミナルに向かいますが、天気が良ければ、フェリーから夕陽をみることができ、周りは海しかないため、夕陽が沈む絶景を堪能できます。
礼文島と利尻島はどっちがおすすめ?【まとめ】
礼文島と利尻島は、北海道に位置する魅力的な観光地であり、それぞれ独自の自然美や文化を持っています。
両方の島を訪れる際には、どちらを先に行くかや滞在時間を考慮することが重要です。
礼文島と利尻島の両方を短い時間で楽しむ場合、観光シーズンには礼文島から行くのがおすすめです。
6月から9月の間に訪れると、フェリーの最終便の出発時刻が利尻島よりも少し遅いため、滞在時間をより長く確保することができます。
1日目は稚内から礼文島へ向かい、2日目は礼文島を観光しながら利尻島へ移動して観光を楽しみ、綺麗な夕陽を見ながら旅のエンディングを迎えてください。