鹿島神宮はなんの神様が祀られているの?ご利益やパワースポットも解説!

茨城県でも有名な「鹿島神宮」ですが、いままでに様々なテレビや雑誌などでも取り上げられる程、とても有名なパワースポットです。

そんな「鹿島神宮」にはなんの神様が祀られているのでしょうか。

祀られているのは、日本建国・武道の神様と言われている「武甕槌大神」です。

「鹿島神宮」は神武天皇元年創設の由緒ある神社です。

「鹿島神宮」にあるパワースポットや神様について詳しくまとめていきます。

鹿島神宮は、なんの神様が祀られているの?

「鹿島神宮」では、武道の神様「武甕槌大神」が御祭神として祀られています。

御祭神「武甕槌大神」は、神代の昔、「天照大御神」の命を受けて香取神宮の御祭神である「経津主大神」と共に、出雲の国に天降り、大国主命と話し合い国譲りの交渉を成就し、日本の建国に挺身されたと言われています。

「鹿島神宮」御創建の歴史は初代、神武天皇の御代にさかのぼります。

その御東征の半ばにおいて、思わぬ窮地に陥られたが、武甕槌大神の「韴霊剣」の神威によって救われたそうです。

この神恩に感謝された天皇は御即位の年、皇紀元年に大神をこの地に勅祭したと伝えられています。

「鹿島神宮」にはどんなご利益があるの?

「鹿島神宮」の主なご利益は「勝利祈願」・「必勝祈願」です。

武道の神様が祀られているということもあり、勝負に勝つ、試合に勝つなどの必勝祈願や勝利祈願に来られる方がたくさんいます。

地元のサッカーチームである「鹿島アントラーズ」の選手や有名アスリートも勝利祈願のために訪れています。

また、「鹿島神宮」の御神宝である「常陸帯」(ひたちおび)にちなんで、「縁結び」や「安産祈願」にもご利益があると言われています。

縁結びのご利益があるとされている「常陸帯の神事」は。神功皇后が身重のなか三韓征伐の戦に勝利し応神皇帝を、産んだことから武甕雷神の守護に感謝して応神天皇を産んだ際に巻いていた腹帯を奉納しました。

この腹帯は今現在も本殿に納められています。

「始まりの地」

鹿島神宮は「始まりの地」とも呼ばれています。

それは、「人生を転機する」「航海安全」などのご利益があるからだそうです。

そして「鹿島立ち」という言葉があり、これは旅立ちや門出を意味しています。

鹿島神宮・香取神宮の二神が国土を平定したことからきているとされ、物事や人生の旅立ちの際に鹿島神宮にお参りにくるとご利益があるとされています。

他にも、「レイライン」という古代遺跡や太陽の運行を地図上におとすと不思議と一直線上に並んでいる現象では、鹿島神宮はレイライン上の最東端に位置しているため「すべての始まりの地」とも言われています。

「鹿島神宮」パワースポットは?

「鹿島神宮」内にあるパワースポットはいくつかあります。

その中から4つ紹介します。

「表参道」

鹿島神宮の杉並木の表参道や奥の森には約700種類の植物が自生しているヒーリングスポットと言われています。

広い境内を森林浴しながら散策をすると癒しのパワーを感じることができます。

鹿島神宮の森は以後の時間が経過しても樹種の構成がさほど変化しない極相に達した「極相林」と呼ばれています。

また、鹿島の地を北限、南限とする種もあることから植物学的にもとても貴重な森です。

そのため、天然記念物に指定されています。

「奥宮」

1605年に、徳川家康によって関ケ原戦勝の御礼として現在の本殿の位置に奉納されました。

14年後の1619年に二代将軍・秀忠が本殿を造営した際にいまの場所に移りました。

「奥宮」には、建御雷神の荒魂を祀っています。

「勝負運」「決断力」「行動力」などの強さや勇気、前進のご利益があります。

この荒御魂に参拝去れる際は「決して音をたてて手を叩かない」ようにしてください。

「御手洗池」

かつては参道の始まりだった場所です。

昔の人は御手洗池で身を清めてからお参りをしていたと言われています。

湧き出る天然水の量は1日に40万リットル以上にも及び、その癒しや浄化のパワーを授かろうといまでも汲みに来る人がたくさんいます。

言い伝えでは、神代の頃に一晩で湧き、それ以後は枯れたことがないという奇跡の泉として信仰されています。

大人が入っても、子供が入っても水深は胸までしかないそうです。

「須賀社」

手水舎の奥に鎮座する「須賀社」は「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」を祀っています。

ハート型に削られた苔むした灯篭があります。

このことから「縁結び」のご利益があるとされ、参拝する人がたくさんいます。

最強のパワースポット「要石」

水戸黄門様で有名な徳川光圀公が7日7晩掘らせても全体の姿が出なかったとされ有名な石です。

今現在は、地表に出ている僅かな部分を柵越しに見ることができます。

この石は、地震をひきおこす大なまずの頭を押さえつけているとされ、地震災難除けの守り神として信仰されてきました。

鹿島神宮の中でも最高のパワースポットとされていますが、関東最強のパワースポットともいわれています。

年配の方には特に、地震が多い日本でもこの一帯には昔から大きな地震がないのはこの要石のおかげだと信じている人も多いです。

鹿島神宮はなんの神様がいるの?【まとめ】

「鹿島神宮」は数々の有名アスリートや地元のプロ選手だけでなく学生も勝利祈願や必勝祈願に訪れる程、有名でご利益のある神社です。

他にも、縁結びや安産祈願など様々な神様が祀られており、関東屈指の最強パワースポットと言われるのもわかる気がします。

「鹿島神宮」に行くとき気持ち的にも癒されます。

たくさんの森林に囲まれて森林浴をしながら参道を歩き、パワーをたくさんもらえます。

ぜひみなさんも一度は行ってみてください。

とてもおすすめです。

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