鹿島神宮のお祓い!服装や料金はどれくらいかかるのか解説!

鹿島神宮では御祈祷や厄除け、車のお祓い、初宮詣などの御祈祷を毎日ご奉仕しています。

他にも結婚式や地鎮祭なども承っています。

基本的に服装の指定などはありませんが常識としてラフすぎるのは控えましょう。

鹿島神宮のお祓いや御祈祷の時間や料金は?

年中無休で、毎時0分、30分に奉仕が始まります。

一番最初が8時30分からで、最後が16時30分になります。

鹿島神宮内にある祈祷殿にて行われます。

予約は行っていないので、当日希望時間の10分前までに直接行きましょう。

初穂料は、ご祈願1種類につき5000円から気持ちで納めます。

「鹿島神宮」で行える御祈祷・ご祈願の種類は?

種類はたくさんあり、やり方も様々あります。

その中からいくつか紹介していきます。

代参祈祷

「鹿島神宮」には御師という者がおり鹿島の大神様を信仰する各地の方々をまわり、御神札などをおわかちしていたそうです。

しかし、すべての人々が参拝するのは困難であることに変わりはなく、参拝に赴くことができない人たちによって鹿島神宮を崇敬する講が各地に結成されました。

この各地にある講の代表者が御師の案内によって年1、2回参拝を行う代参という方法がとられたそうです。

出張祭典

鹿島神宮では、氏子崇敬者の方たちの要望で出張祭典を行っています。

祭典にも種類がたくさんあり「地鎮祭・起工式」、「立柱式・鋲打式・上棟祭」、「定礎式・竣工式」、「家祓」、「工事安全祈願」、「解体清祓」、「井戸埋清祓」、「神棚祭」があります。

・「地鎮祭・起工式」
綺麗に見える土地でも、十年、百年の間に穢がないとは言えません。

大切な土地を祓い、併せて土地の神様、建築を司る神様に守っていただく祭典です。

・「立柱式・鋲打式・上棟祭」
工期半ばに、より固く、より安全に建築するための中間の祭典で、これまでの御加護に感謝し、これからの無事を祈るための祭典です。

・「定礎式・竣工式」
工事の無事な竣工を神様に奉告し、感謝の祭典を行うと共に、建造物の永遠不変を祈るために行います。

・「家祓」
地鎮祭をやっていない家や、建売住宅、賃貸住宅に入る際に家の内外を祓うものです。

・「工事安全祈願」
工事を行う人たちの心を引き締め、工事の安全を祈るために行います。

・「解体清祓」
古い家を取り壊す際に、いままでの感謝を込めて行う祭典です。

・「井戸埋清祓」
古井戸を埋める際にいままでの水の恵みに感謝して執り行われます。

梅の枝とヨシを納めて安全を祈ります。

・「神棚祭」
人の幸福のもとは家庭にあり、神棚はその家庭の発展と平和を守る象徴ともいえます。

鹿島神宮では、神棚の設置から移動など神棚に関するいろいろな祭典も行っています。

出張祭典に関しては、鹿島神宮の社務所までお電話してください。

御祓砂の使い方は?

清めの塩は定番なのでわかると思いますが、鹿島神宮では「清めの砂」を買うことができます。

御祓砂とは、主に土地の土を動かす時や、場を不浄なものやけがれから清める時に使います。

使用用途は、多岐に渡り小袋に詰めお守りとして持ち歩くのも大丈夫です。

他には、病気の人は病状の悪化をくい止め、平癒を祈念することもできます。

お清めをするタイミングとしては、工事作業を行う際やその作業の着工前と後そしてすべてが終わってからの2回です。

砂を撒く前には必ず清められた綺麗な水を手水として手と口をそそぎ心身を清めてください。

そして砂を撒く際には、撒く人を中心として左前、右前、左前と3回に分けて撒いてください。

撒く砂の量は、1ヶ所に1袋が目安とされています。

また、病床を清める場合は、砂を半紙に包みお布団の下に入れてください。

御祓砂に有効期限はないそうです。

余ったものは一度も撒いていないものであれば他人へ譲渡しても問題はありません。

鹿島神宮のお祓いについて【まとめ】

鹿島神宮では様々なお祓いを受けることができます。

一般的な厄払いだけでなく、出張での祭典も行ってくれるのでぜひ必要な際は利用してみてください。

砂の使い方だけでなく、撒き方や撒く順番などもあるそうですがお守りとして持ち歩いている方も多いです。

きちんと御祈祷されている砂なので効果は期待できそうです。