おかげ横丁のまねき猫はなくなった?今現在の場所について解説!

おかげ横丁のシンボルともいえる大きなまねき猫の石像。
かつてはおかげ横丁入口の石灯籠前に置かれていました。

昨年あたりから「いなくなった?!」と地元住民や観光リピーターの間で話題殺到。
今回はまねき猫「おかげにゃん」の概要と現在の場所についてを紹介します。

おかげ横丁のまねき猫「おかげにゃん」とは?

伊勢神宮内宮周辺の観光スポット「おかげ横丁」入口に鎮座していたまねき猫石像の名前です。
おかげ横丁のシンボル的存在で、写真撮影スポットや目印として、愛されてきました。

2023年頃から忽然と姿を消し、地元民や観光リピーターによるSNS界隈で話題になりました。

なぜいなくなった?

まねき猫がなくなった詳細な理由は不明です。

移動した日時が2023年4月下旬頃とのことで、GW前の期間と重なっています。
コロナがちょうど明けはじめた期間のGW前ですね。

以前鎮座していた場所は通りの中央にあり、写真を撮る人が集中しやすい場所と考えられます。
人が一点に集中しないようにとの意向で移動させられた可能性があります。

今はどこにいる?

観光三重(https://www.kankomie.or.jp/topic/251)様より引用

石灯籠前なくなったまねき猫は現在、おかげ横丁の吉兆招福亭前に置かれています。
石灯籠から神宮会館の中腹で、石灯籠を背に右側にある店舗です。

紙芝居広場の道路を挟んだ向かいの建物で、入口はおかげ横丁の路地を曲がったところにあります。

吉兆招福亭とは?

かつては「伊勢神宮の福を参拝者に持ち帰ってほしい」との願いから、全国の縁起物をあつめて販売するお店でした。

現在はまねき猫のみ1,000種類ほど扱う「まねき猫専門店」です。
全国から多様な窯元や作家の作品が集まり、まねき猫の作品展が開かれることもあります。

まねき猫とは?

発祥は諸説あり、いずれも江戸時代の日本で、悲運の者の前に現れ福をもたらした猫による由来が多い傾向です。
持っているものや手の左右、高さでこめられる願いが変わります。

全国的に愛知県や群馬県で多く生産されており、9月29日はおかげ横丁や愛知県、長崎県でまねき猫の祭典が開かれます。

おかげにゃんのひみつ

高さ約180cmで、左手を挙げています。
右手を挙げる猫は金運、左手を挙げる猫は人を呼ぶといわれています。

おかげ横丁にたくさんの人が来ることを願って置かれています。
耳より高く手を挙げていることから、場所も時間も遠く彼方から人を招いていることがわかります。

来る福招き猫祭り

9月29日は「来る福」と読めることから始まったまねき猫のお祭りで平成7年に制定されました。

開催は毎年9月中旬頃から29日まで2週間程度開催されます。
開催時間は日付にあやかって、9時29分~17時29分までです。

17時29分を12時間表記にすると5時29分で幸福(こうふく)とも読めそうですね。

大規模な展覧会や、福鈴授与、山車巡行、手作り教室などが開催されます。
近隣の飲食店で限定メニューの販売もあります。時期があえば行ってみてはいかがでしょうか。

おかげ横丁のまねき猫はなくなった?【まとめ】

おかげ横丁の石灯籠側に置かれていたまねき猫は、おかげ横丁のシンボルでした。高さは約180cmです。
この石像は2023年頃、なくなったことが数多くのSNSユーザーから報告されています。

おかげにゃんはおかげ横丁中腹あたりにある「吉兆招福亭」という店舗前に移動しました。

移動理由などを明言するものはありませんでしたが、4月下旬頃に移動されたことや、コロナ明け直後ということがわかっています。
推測すると、「人ごみによる混雑を避けるため」と考えられます。

また、吉兆招福亭は全国の招き猫作品が集まる縁起のよい店舗です。毎年9月29日には「来る福招き猫祭り」が約2週間にわたって開催されます。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
PAGE TOP