浜松城の観光所要時間は?大河ドラマ館や公園周辺の楽しみ方も解説

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浜松城は徳川家康が29歳から45歳までの17年間を過ごしたお城として有名です。

高台に建つ天守閣からは浜松市内を一望でき、散策にもぴったりのスポットです。

また、2023年には大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせて大河ドラマ館も開館していました。

現在は閉館していますが、当時の見どころや所要時間も含めて、今回は浜松城観光の所要時間や見どころ、公園内の楽しみ方を徹底解説します。

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目次

浜松城とは?家康と浜松城の歴史

浜松城は、静岡県浜松市にある歴史あるお城です。

もともとこの地には曳馬城(ひくまじょう)というお城がありましたが、1568年に徳川家康が遠江(とおとうみ)を平定した際に入城し、浜松城と改名しました。

家康は29歳から45歳までの17年間をこの浜松城で過ごしました。

この時期の家康は、武田信玄との三方ヶ原の戦いや、織田信長と連携しての勢力拡大など、天下統一への足がかりを築いた重要な時期でした。

浜松城は、当時の姿をそのまま残しているわけではありませんが、「出世城」とも呼ばれています。

これは、歴代城主の多くが幕府の要職へ出世していったことから名付けられたもので、現在でも縁起の良いお城として親しまれています。

現在の天守閣は1958年に再建されたもので、コンクリート造りではありますが、石垣や周辺の景観と調和し、往時の雰囲気を感じさせてくれます。


浜松城の観光所要時間はどれくらい?

浜松城を見学する際、所要時間はどれくらいか気になりますよね。

結論から言うと、浜松城の見学所要時間はおよそ30分程度です。

展示を一通り見て、天守閣の展望台で景色を楽しむ場合でも、30分あれば十分に見学できます。

ただし、階段をゆっくり登ったり、写真撮影をじっくり楽しみたい場合は40分から1時間程度みておくと安心です。


浜松城の見どころ

地下1階|井戸の展示

地下1階には、当時使われていた井戸が展示されています。

水の確保は籠城戦を想定した城にとって重要で、ここから家康も生活用水を汲んでいたと考えると感慨深いですよね。


1・2階|家康と浜松城の歴史資料

1階と2階には、徳川家康や浜松城に関する歴史資料、武具や模型、ジオラマ、パネル展示があります。

特に家康が過ごした時代背景を解説するパネルや、城下町の再現模型は歴史好きにとって見応え十分です。


3階|展望台からの景色

最上階の3階は展望台になっており、浜松市街地や遠くの山並みまで見渡せます。

晴れた日には遠州灘まで見えることもあり、絶好の撮影スポットです。


天守門|外から眺める天守閣

天守門から見上げる浜松城天守閣も迫力があります。

門周辺にはベンチが設置されているため、ここでゆっくりと天守閣を眺める時間を取るのもおすすめです。


石垣や外観

浜松城といえば、自然石を積み上げた野面積みの石垣も特徴です。

表面をあまり加工していないため、素朴ながらも力強い美しさがあります。


他のお城と比べると浜松城はどれくらいの規模?

浜松城を訪れた人の中には、「思ったより小さい?」と感じる方もいるかもしれません。

実際、彦根城や名古屋城など他の有名なお城と比べると、浜松城の天守閣はコンパクトな造りです。

例えば彦根城は国宝に指定されており、現存天守ならではの歴史的重みと内部構造の複雑さ、周辺の庭園も含めると1~2時間以上はゆっくり見学する時間が必要です。

一方で浜松城は鉄筋コンクリートで再建されたお城で、階層も地下1階と地上3階のみのため、展示物や展望台を見ても30分から40分程度で見学できる規模です。

ただ、浜松城は「出世城」とも呼ばれ、徳川家康が17年間過ごし天下統一への足がかりを築いた場所として歴史的価値が高いのが魅力です。

規模の大きさを楽しむというよりは、家康ゆかりの地を訪れるという特別感を味わうスポットといえるでしょう。

浜松城公園内の楽しみ方

浜松城を訪れたら、周辺の浜松城公園も一緒に散策してみましょう。

公園内には緑豊かな芝生広場やカフェがあり、ゆったりとした時間を過ごせます。


スターバックス浜松城公園店

浜松城公園内には、全国でも珍しい「スターバックス浜松城公園店」があります。

店内には地元・天竜材がふんだんに使われており、木のぬくもりを感じられる落ち着いた空間です。

ガラス張りの店内からは公園の緑が一望でき、テラス席もあるため、天気の良い日は外でコーヒーを楽しむのもおすすめです。

浜松城見学の前後に立ち寄って、ゆっくり休憩してはいかがでしょうか。


芝生広場でピクニック

浜松城公園には広々とした芝生広場があり、レジャーシートを広げてお弁当を食べることもできます。

休日には家族連れやカップルで賑わっており、お城を眺めながらピクニックを楽しむ人の姿も多いです。

お弁当を持参するのはもちろん、近くのテイクアウト店やスターバックスで軽食を買って芝生で食べるのも良いでしょう。

お天気の日には風が心地よく、浜松城の雄大さを感じながらリラックスできます。


公園内散策

浜松城公園は広く整備されており、季節の花々や木々を楽しみながら散策できます。

春には桜が美しく咲き誇り、お花見スポットとしても人気です。

石垣や城門を外から眺めながら歩くだけでも、歴史を感じる時間を過ごせます。


浜松城観光の混雑を避けるには?

せっかく浜松城を訪れるなら、できるだけ混雑を避けてゆっくり見学したいですよね。

ここでは、混雑を避けるためのポイントをご紹介します。


混雑する時間帯と空いている時間帯

浜松城が混雑しやすいのは、土日祝日の午前10時から正午頃にかけてです。

この時間帯は観光ツアーや団体客が訪れることが多く、天守閣内も階段や展示スペースが混み合います。

一方で、比較的空いている時間帯は平日の午前中や、土日祝日の朝一番(開城直後)です。

また、午後も15時以降になると人が少なくなり、閉城前の1時間はゆったり見学できることが多いでしょう。


平日と休日の違い

平日は全体的に来場者が少なく、どの時間帯でも混雑することはほとんどありません。

特に午前中であれば、館内で写真撮影をする際も他の人が写り込むことなく、自分のペースで見学できます。

休日や連休中は、開城直後を狙うか、午後の比較的遅い時間帯に訪れるのがおすすめです。

ただし、閉城ギリギリに入場すると展示をじっくり見られない可能性があるため、余裕を持って到着しましょう。


モデルコース例

浜松城観光を満喫するなら、以下のようなモデルコースもおすすめです。

  1. 朝一番に浜松城を訪れ、混雑を避けてゆっくり見学
  2. スターバックス浜松城公園店でコーヒー休憩
  3. 芝生広場でピクニックや散策を楽しむ
  4. 市内へ移動し、浜松餃子やうなぎなど地元グルメを堪能

浜松城観光まとめ

今回は、浜松城の歴史や観光所要時間、公園内の楽しみ方、そして混雑を避けるコツについてご紹介しました。

浜松城の見学所要時間はおよそ30分、ゆっくり展示を見たり写真撮影を楽しむなら40分から1時間程度を見ておくと安心です。

周辺にはスターバックス浜松城公園店や芝生広場など、のんびり過ごせるスポットもあり、散策を含めると1時間半から2時間程度の滞在がちょうど良いでしょう。

浜松は歴史と美味しいグルメの街です。

浜松城で家康ゆかりの歴史を感じたあとは、ぜひ市内観光も合わせて楽しんでくださいね。

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