毎年夏になると「富士山に登りたい」「今年こそご来光見たい」など富士山行きたいっていう言葉を聞きますよね。
自分は過去に11回登山をして、8回頂上でご来光を見ることができました。
富士山には4つの登山ルートがあり、それぞれ見られる景色が違うので疲れも癒されます。
そこで今回は、富士山の日帰りはきついのか、初心者でも登れるのか、各ルートの時間などを調査していきます。
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富士山は日帰り登山できるの?きつい?
富士山の登山は主に5合目まで車で行って、5合目からご来光を拝むため途中で山小屋で休憩して頂上を目指すプランがあります。
ほぼツアーで行けますが、個人でも行けます。
富士山は、登山道は整備されていて歩きやすいですが、天候の変化や気温差などがあるため靴やレインウェアなどしっかりした装備が必要です
ツアーは山小屋で休憩するプランですが、個人だと日帰りで登る方もいらっしゃいますよね。
弾丸ツアーと呼ばれているようです。
自分の知り合いに、富士山5合目にドライブに行って、勢いで登ってみようかとその場で決めて登山したというケースがありました。
靴はスニーカー、簡易なレインコートといった装備だったそうです。
小雨が降って、寒くて頂上ではご来光も見えず下山し、二度と登らないということでした。
5合目からなら、スタート時間によっては日帰りも出来ますがおすすめはしません。
樹海や、西湖、精進湖みたり、空を見たり、雲海を見たり、大自然を楽しむ余裕をもって登山を楽しみたいですよね。
また、山の天候は変わりやすいく、休憩用に山小屋を予約していないと、体調が悪くなったときなどもしもの時に困ってしまいます。
富士山の日帰り登山は、時間的、体力的にできないこともないですが、初心者の方には特におすすめはしません。
富士山の登山ルートと登山時間について
自分は5合目からしか登ったことがないので、いつかは1合目から登ってみたいです。
9合目から頂上までは、一人づつ一列で登ることになり、自分のペースでは登ることは難しいです。
下山者もいるので、道を譲るため立ち止まることも多く、体も冷えてきます。
頂上までもう少しですが、一番長い時間をかけて歩いているような気持になります。
さて、富士山には主に4つの登山ルートがありますのでご紹介していきます。
吉田口ルート
登り口は、富士スバルライン5合目です。
レストランや小御嶽神社があります。
旅行代理店のツアーの多くは、吉田口ルートがスタートで初心者におすすめです。
山小屋が一番多くあるルートです。
往復で、山小屋で休憩時間を含むと10時間ほどです。
富士宮ルート
登り口は、富士宮5合目です。
頂上まで最短ルートで、登り比べると距離の短さを感じます。
往復で、山小屋で休憩時間を含むと9時間ほどです。
須走ルート
登り口は、須走口5合目です。
5合目から少往復で、山小屋で休憩時間を含むと10時間ほどです。
御殿場ルート
登り口は、御殿場口新5合目です。
頂上まで一番距離が長いため、登山客が少なく登りやすいなと思いました。
往復で、山小屋で休憩時間を含むと12時間ほどです。
初心者の方は、単独での登山は避けてツアー参加か、経験者と一緒に登ってみましょう。
初めは、山小屋の多い吉田口ルートがおすすめですが御殿場ルートは人が少ないので、自分のペースで登れていいかもしれません。
富士山は初心者でも、成功できる?
富士山は、初心者でも登山は成功しやすいです。
登山が趣味の友人は、「富士山は高いだけで登るにはつまらない山だ」と話していて、それもそうだなと思いました。
周囲に山が無いので、晴天だと日光に体が焼かれている感じがして紫外線がきついです。
登山に必要な足腰の丈夫さと、暑さや寒さに耐えるスタミナが必要です。
体力については、階段の登り降りが一番効果的と思います。
登山靴を履いて行うと、よいでしょう。慣れてきたら、一段や二段飛ばして股関節を開くトレーニングをしていきましょう。
充分なトレーニングと、山登りの装備を整えて富士山登山にチャレンジしてください。
きっと成功してご来光が見られますよ。
富士山は日帰りはきつい?【まとめ】
今回は、富士山の日帰りはきついのか、登山ルートや時間、初心者でも登れるのかについて、調査をしていきました。
富士山は日本一高い山なので、一度は登りたいですよね。でも登山は登山なので、登山初心者の方は充分なトレーニングと装備を準備して挑んでみましょう。
そして日帰りはきついので、山小屋をうまく利用するなど時間に余裕を持つことをおすすめします。
初心者に人気の吉田口ルートは混雑しますし、4つのルートは距離も登山時間も異なるので、じっくり検討をしてみましょう。