別府温泉ってたくさんありますよね~。
「別府温泉」という言葉はよく聞くけど,他の温泉と何が違うの?という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
だって「温泉」ってどの県にもありますもんね。
そこで今回は,別府温泉の特徴について語っていきたいと思います!
もしかすると,これから紹介することよりも詳しいことまで知っている人もいるかもしれません!
そのような別府温泉の博士になる第1歩としてぜひ最後までお付き合いください!
[blog_parts id=”37952″]別府温泉の特徴は何?
大分県には5,102個の源泉があり,日本全国で1番多い割合を占めています。
湧出量も298,416リットルで,日本で1番多いらしいです!
多くの温泉地の中で,温泉の利用の効果が期待されて,かつ健全な温泉地として優れた条件を備える地域を環境省が「国民保養温泉地」として指定するらしいのですが,別府温泉はこれに指定されています!
これは私も初めて知りました!
別府温泉博士にはまだまだ先は長いようです…。
別府温泉には大きく2つの特徴があります!
まず1つめ!
別府温泉の源泉温度は約100℃で高い温度なため,約50℃の「あつ湯」と言われる浴槽が多いです!
2つめは,含まれる成分が多様であることです!
何の成分が含まれるかは,このあとご紹介します!
3つめは,別府の温泉は「別府八湯」という8つの地域からできているという特徴があります。
「別府温泉」「浜脇温泉」「亀川温泉」「鉄輪温泉」「堀田温泉」「観海寺温泉」「柴石温泉」「明礬温泉」です。
それぞれの場所によって成分が異なりますので,お湯の香り,お湯の触り心地,色,肌の変化を観察すると,さらに各温泉で楽しめます!
自分にとって相性の最もよい別府温泉を見つけてみてください!
別府温泉の源泉と成分は?どのような効果があるの?
多様な泉質のある別府温泉。単純泉,塩化物泉,炭酸水素泉,硫酸塩泉,酸性泉,硫黄泉,含鉄泉がある。
単純温泉は,肌触りがやわらかく,肌への刺激が少ないのが特徴です。
入浴すると,すべすべする感じがします。
塩化物泉は,塩分が主成分であるため,飲むと塩辛かったり,マグネシウムが多くなると苦味を感じることもあります。
よく温泉に行くと,「ナトリウム―塩化物泉」「カルシウム―塩化物泉」「マグネシウム―塩化物泉」といった表記がありますよね。
保湿や発汗作用,冷え性に効果的です!
日本では塩化物泉は比較的多いそうです!
私はあまり気にしたことがなかったので,次回温泉に行ったときにちゃんと見ます…(笑)
炭酸水素塩泉は,塩化物泉と同じように「ナトリウム―炭酸水素塩泉」「カリウム―炭酸水素塩泉」などと表記されています。
美肌の湯と呼ばれることもあるくらい,入浴したら肌が滑らかになります!
硫酸塩泉も同様に表記があります。
これは含まれる成分によって3つに分類され,切り傷やニキビに効果のある「石膏泉」,動脈硬化の予防の効果がある「正苦味泉」,高血圧症や外傷などに効果がある「芒硝泉」があるらしいです!
同じ硫酸塩泉なのに効果が異なるのってすごくないですか?!
酸性泉は,ヨーロッパ諸国ではほとんど見られない泉質らしいです!
硫黄泉は,卵の腐敗臭に似た独特な臭いがします。
私はまだ幼稚園児のとき,初めて別府温泉で卵のようなにおいがするお湯に入って衝撃を受けたのを覚えています。
臭いだけではなくて,お湯にも卵を溶いてお吸い物に入れたようなものが浮いていたので,本当に卵が入っていると信じ込んでいました(笑)
「硫黄」という物質を理科の授業で習うまで解決できませんでした(笑)
含鉄泉は,温泉が湧き出て空気に触れると,鉄が酸化して赤褐色になるという特徴があります。名前の通りって感じですね!
鉄分の量によって茶褐色や緑褐色,黄褐色になることもあるみたいです!
別府温泉の特徴【まとめ】
これまで別府温泉の成分などをご紹介してきましたが,私の行ったことのある別府温泉(家族風呂)の泉質は,ナトリウム・マグネシウム―炭酸水素塩・塩化物泉でした!
旅館の方はメタけい酸という成分を含むお風呂でした!
これは“美人成分”とも言われるそうです!
久しぶりに硫黄泉の温泉に浸かって小さい頃を思い出したいなとも思っています(笑)
まだまだ入ったことがない成分の別府温泉がたくさんです!
みなさんは入ってみたい特徴の別府温泉はありましたか?これだけたくさんの特徴を持つ別府温泉は飽きることがありません!
少しでも行ってみたい方,ぜひいろいろなお風呂に入ってみてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!