毎年、男性も女性も関係なく、多くの観光客が訪れる草津温泉。
日本最大の湧出量を誇り、酸性の温泉で有名です。
また、標高1200mと高地に位置するため、一年を通して首都圏より7~9℃気温が低い気候。
そんな草津温泉へ旅行する際、持っていくと便利な物や、持ち物の注意点について紹介します。
草津温泉に行く際のおすすめ持ち物
草津温泉に行く際の服装
草津温泉は標高1200mもの高地にある温泉街のため、基本的に首都圏より気温が低いです。
そのため「草津温泉に来たら意外と寒い」という話をよく聞きます。
草津は“高温の温泉”で“煙がモクモクしている”というイメージが強いため、暖かい場所だと思ってしまうのかもしれません。
しかし草津は、一番暑い時期である7~8月でも平均気温が19℃と涼しい気候。
草津温泉へ旅行するときは、どの季節でも1枚羽織れる服を持っていくと安心です。
また、高価な服やお気に入り服は持って行かない方が無難です。
理由は2つ。草津温泉が“酸性の温泉だから”と“硫黄を多く含む温泉だから”です。
酸性の温泉が服に付着すると、その服の生地を傷める可能性があります。
温泉を楽しんだ後、拭ききれなかった温泉が服についた場合、その部分の生地が傷んでしまうかもしれないということです。
また湯畑など、温泉の煙がモクモクしている場所は、温泉成分である硫黄の匂いが漂っているため、服にその匂いが付いてしまうことがあります。
この匂いは、洗濯してもなかなか落ちないことがあるため、匂いに敏感な人は注意しましょう。
このような理由で、草津温泉に高価な服やお気に入りの服を持っていくことはオススメできません。
アクセサリー類
男性も女性も、アクセサリーをしたまま入浴する人は注意が必要です。
理由は、草津温泉が酸性の温泉だから。
アクセサリーなどの貴金属は、酸性の温泉につけることで、変色する可能性かあります。
特に銀や銅は、温泉に含まれる硫黄や硫化ナトリウムと化学反応して黒く変色したり、くすんだりする可能性があります。
金やプラチナは、純粋な物であれば変色の心配はありません。
しかし、金のアクセサリーには、銅が含まれていることが少なくないため注意が必要です。
プラチナの結婚指輪の場合は、あまり心配しなくても大丈夫。
プラチナの結婚指輪に含まれる金属は、温泉に反応する可能性の低い金属を使用していることが多いからです。
とはいえ、銅が含まれていることもゼロではないので注意しましょう。
女性は髪留めにも注意が必要です。
同様に、変色やくすみが出てしまうかもしれません。
バッグなど
宿泊する旅行なら、“大きめのバック”と“小さめのバッグ”を持っていくことがオススメします。
大き目のバッグは宿泊部屋に置いておく用、小さめのバッグは持ち運び用です。
最近では、100円ショップで旅行に最適な圧縮袋が売られています。
機械を使わないで圧縮でき、荷物がコンパクトになるのでオススメです。
その他
草津にはドラッグストアが1店しかないようです。
「養神堂薬局」というドラックストアですが、湯畑の中心にあるため専用駐車場がありません。
もしもの時、ドラックストアに寄らなくても良いように備えておくと安心です。
ちなみに、救急病院として総合病院「西吾妻福祉病院」が、湯畑から約10kmの場所にあります。
急に体調が悪くなった等、どうしても困った時は利用しましょう。
旅のお供に健康保険証を忘れずに!!
草津温泉の持ち物【まとめ】
草津温泉は標高1200mの高地にある温泉街のため、思いのほか気温が低い気候です。
訪れる際は、年間を通して服を一枚多めに持っていきましょう。
また酸性の温泉のため、服の生地を傷めたり、貴金属が変色したりすることがあります。
お気に入りの服を着ていかないことや、入浴の際にはアクセサリーには注意しましょう。
草津にはドラッグストアが少なく、1店しかないようです。
この店には駐車場がないため、出発前に必要になる物を準備しておくと安心だと思います。
もしもの時のため、健康保険証も忘れずに!!
旅行の始まりは準備の時から。
しっかりと準備をして、思いっきり楽しい旅行にしましょう!!