琉球村でエイサーの演舞が見られる!見どころや時間帯は?

皆さんは、沖縄といえば何を思い浮かべますか?

シーサー、国際通り、それから沖縄そばやちんすこうなどいろいろありますよね。

沖縄で文化的な体験を何かしたいと思っている方におすすめなのが、「エイサー」です。

エイサーとは、沖縄や奄美地方の伝統芸能の一つで、地域の若者がお盆の時期に先祖の霊を迎える、そして送り出すときや、結婚などの晴れの日によくみられる踊りです。

そんなエイサーの演舞が沖縄本島北部恩納村にある、沖縄の原風景、原体験ができる観光施設、琉球村で見られます!

琉球村では毎週土日のオープン時にエイサーの演舞を開催しています。

何時ごろ行くのがおすすめなのか、天気の影響はどうなのかなど、見どころを紹介していきます。

エイサーとは?

前章でも触れていますが、エイサーは元来祖先供養のために祭礼、儀式的な意味合いで踊られていたものですが、今ではおまつりやお盆、結婚式などで多くみられ、沖縄を代表する伝統芸能となっています。

県内各地にある自治体規模で青年会やエイサー団体があります。

夏には若者たちが、男性は大太鼓や締め太鼓、パーランクーという片張りの太鼓を持ち勇壮に、女性はゆかたにおび、多くははだしで優雅に踊り歩く、みちじゅねーというイベントが各地で開催されています。

そして「全島エイサー祭り」という毎年旧盆の翌週末(だいたい8月末~9月)に開催される30万人規模を動員するエイサーの大きなお祭りがあります。

各地域それぞれの特色があり、今ではだいぶ少なくなりましたが、男性だけで踊る地域や、太鼓を使わずに踊りだけの地域、または創作エイサーを踊る地域もあります。

琉球村でエイサーが見られる時間は?

毎日(2021年現在土日のみ施設オープン)4回のエイサー演舞が見られる琉球村。時間帯と場所は下記のようになります。

①10:30~
②12:00~
③14:00~
④15:30~

※場所はすべて園内中央広場で開催
※雨天時はきじむなあ劇場で開催

琉球村で見られるエイサーはどんなもの?

琉球村では、男女が入り混じり、大太鼓、締め太鼓、パーランクー、そしてちょんだらーという顔を白く塗った道化役がお客さんをあおりながら踊る、青年会の伝統スタイルのエイサーが楽しめます。

曲目は「仲順流り」「てんよう節」「いちゅび小節」などのスタンダードなエイサー曲。

すぐ近くで鳴り響く太鼓の迫力満点な響き、勇壮な踊りの中にも、戦後の沖縄の若者がエイサーを踊りながら恋や遊びを楽しんだ様子が描かれているので、見ているほうも楽しい気分になるでしょう。

琉球村のエイサーのみどころは?

琉球村のエイサーの魅力といえば何といっても、観客と踊り子の距離の近さでしょう。

県民でも日頃見るエイサーは、人数も多く広い場所で踊ったり、道じゅねーで移動しながら踊られるものなので、この近さはなかなかない迫力です。太鼓の力強い響きとともに、踊り子の汗やかけごえ、指笛も身近で楽しむことができます。

(現在はコロナウイルス感染症対策で距離をとりながら行われています)そして何よりぜひ楽しんでいただきたいのが、エイサーの最後に踊られるお約束の「カチャーシー」です。

カチャーシーは、お祝いの席の最後に見られる、三線(さんしん)のリズムに乗ってみんなで踊るフリースタイルの踊りです。これまで観客としてみているだけだったかっこいいエイサー演舞とは違い、カチャーシーのルールはひとつ「みんなで楽しむ」それだけです!

なので、今まで真剣に踊っていた太鼓を持ったお兄さん、お姉さんや、白塗りの道化、チョンダラーがお客さんのもとにやってきて参加するよう促します。

そこで恥ずかしいからと言って断らず、ぜひその輪の中に参加してみてください。(もしかしたら一度目は恥ずかしいかもしれないので、2度目でもいいです)三線のリズムにただ身を任せて踊りの輪の中に入って両手をあげているだけでいいのです。

嘘みたいですが最初の恥ずかしさが消えて楽しくなってきますから。

みどころたくさんの琉球村エイサー!【まとめ】

エイサーと言ってもいろいろありすぎてどの祭りやイベントから見たらいいのかわからない、宿泊しているリゾートホテルでやってくれないかしら?
などと迷っているエイサー未体験のあなたにぜひおすすめしたい琉球村のエイサー演舞。

自治体の小さなイベントで地元の人に交じって見るのもいいですが、同じように初めての人たちと共有できるエイサー体験は安心できておすすめです。

お一人でもカップルでも、お友達同士でもご家族でも楽しんで迫力を感じてください。

そして最後は絶対に一度はカチャーシーに参加してみてください!きっと沖縄にまた来たくなる、クセになる楽しさですヨ。

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