日本を代表する世界遺産、石見銀山は島根県大田市大森町に位置しています。
なんとなく、島根県って田舎で通そうというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、最近では交通の面も整備が進んできていますので、昔より所要時間は短くなっているかと思います。
世界遺産センターは、メイン道路である県道46号線沿いにありますので、場所も比較的わかりやすくなっています。
また、石見銀山へは、わかりやすく言うと、鳥取方面、広島方面、山口方面の3方面からのアクセス方法がありますので、ご自身の居住地から行くのに1番効率的な方面を検討してください。
それぞれ、自家用車やレンタカーで行く場合と、公共交通機関を使っていく場合とで所要時間などもかわってきますので、前後の観光と合わせて検討してみても良いですね。
今回は、石見銀山世界遺産センターへはどうやって行けば良いのか、アクセス方法や所要時間についても詳しく説明していきたいと思います。
Contents
石見銀山世界遺産センターへのアクセス方法
自家用車やレンタカーでのアクセス方法を、「鳥取方面」、「広島方面」、「山口方面」の3つに分け、解説していきます。
それぞれ、最寄りの高速道路の有料道路ICよりスタートする形で解説します。
鳥取方面からのアクセス方法
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県道377号線
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国道9号線(多伎~大田中央まで無料区間の山陰自動車道あり)
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国道375号線
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県道46号線
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世界遺産センター
という流れになります。
山陰自動車道の出雲からの所要時間は、約50分となります。基本的に道は広く運転しやすい道です。
途中、道の駅キララ多伎や道の駅ロード銀山がありますので、食事やお土産を楽しめますし、キララ多伎では、夏場海水浴もしていますので、そちらも楽しめますね。
広島方面からのアクセス方法
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国道261号線
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県道40号線
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県道187号線
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大邑農道
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県道31号線
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県道46号線
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世界遺産センター
という流れになります。
大朝ICからの所要時間は、約1時間ですが、途中道が狭い場所が多いため、運転には十分注意が必要です。
道中、道の駅瑞穂や道の駅インフォメーション川本などに立ち寄って休憩や食事をするのも良いかもしれません。
山口方面からのアクセス方法
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国道9号線(途中県道302号線でも可)
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石見福光IC(仁摩・温泉津道路)無料区間
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仁摩・石見銀山IC
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県道31号線
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県道46号線
↓
世界遺産センター
という流れになります。
江津ICからの所要時間は、約40分です。道は基本的に広く、標識もかなりわかりやすいため、ほとんど迷わず到着できるのではないでしょうか。
途中には、道の駅サンピコごうつや、2022年1月にオープンした道の駅ごいせ仁摩もありますので、食事を楽しめますし、タイミングによっては石見地方の伝統芸能「石見神楽」のステージも見ることができますよ。
バスなど、公共交通機関を使う場合のおすすめ
島根県へ、飛行機や列車などで行った場合、石見銀山ヘはバスで行く方法がメインとなります。
JR山陰本線を使う場合は、大田市駅で下車をして、そこから路線バスまたはタクシーで向かう方法となります。
大田市駅から世界遺産センターまでの便は、1時間に1本程度で、所要時間は約30分、運賃は片道大人760円で子どもは半額の380円となります。
詳細については運行会社の石見交通のホームページにて「大森・大家線」または「川本線」を確認するか、直接お問い合わせください。
新幹線で広島まで行き、そこから石見銀山へ行く場合は、広島駅新幹線口から島根県大田市アを繋ぐ高速バス「石見銀山号」があります。
石見銀山号は、世界遺産センターも停留所になっていますので直接アクセスが可能なんです。
広島駅新幹線口発の本数は、10時と14時55分の2本となり、所要時間は、約2時間30分、運賃は片道大人3,150円で小学生1,200円となっています。
詳細については、運行会社の石見交通のホームページにて「石見銀山号(大田~広島)」を確認するか、直接お問い合わせください。
飛行機で出雲縁結び空港まで行き、そこから石見銀山へ行く場合は、出雲縁結び空港から路線バスに乗り、出雲市駅に移動し、JR山陰本線を使って大田市入りする方法となります。
出雲縁結び空港と出雲市駅をつなぐバスは、1時間に1~2本で運行しており、所要時間は約30分で片道大人720円子ども360円となっています。
詳しくは、運行会社である出雲一畑交通のホームページで「空港連絡バス」を確認いただくか、直接お問い合わせください。
公共交通機関を使う場合は、乗るバスを間違えないよう、事前に確認をしておくことをお勧めします。
石見銀山の世界遺産センターについて【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、石見銀山世界遺産センターへはどうやって行けば良いのか、アクセス方法や所要時間についても詳しく説明してきました。
石見銀山へは、様々なアクセス方法があります。
交通機関を使う場合でも、ある程度の本数がありますので、問題なく石見銀山や世界遺産センターへ行くことができるのではないでしょうか。
自家用車やレンタカーの場合は、時間に左右されずに楽しむことができるのがメリットかもしれません。
どちらの方法で行かれる場合であっても、安全に旅が終わりますことを祈っております。