東京ドームシティの常設お化け屋敷「怨霊座敷」は、五味弘文プロデュースの本格ホラーアトラクション。
演出のクオリティが高く、口コミでは「ただ怖いだけじゃなく、演劇のような没入感がある」と話題になっています。
2025年現在は、特別演出『呪いの硝子窓』を開催中。
最新の映像技法「SSF(志茂式ファンタスマゴリー)」によって、映像なのに“そこに何かがいる”ような錯覚を覚える新感覚の恐怖が味わえます。
この記事では、「怨霊座敷」の怖さの実態や口コミ、通常版との違い、スキップパスの使い方や混雑状況まで徹底解説します。
行く前に知っておきたい攻略情報を、実体験ベースでお届けします。
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東京ドームシティのお化け屋敷「怨霊座敷」とは?

東京ドームシティ アトラクションズ内に常設されているお化け屋敷「怨霊座敷」は、ホラー演出の第一人者・五味弘文プロデューサーによる本格派の恐怖体験施設です。
1990年代から数々の伝説的お化け屋敷を手がけてきた五味氏が、「和風」「畳」「裸足」「ストーリー演出」という独自のスタイルでプロデュースしており、“ただ怖いだけじゃない”深い恐怖体験ができるのが特徴です。
通常版の「怨霊座敷」では、来場者は靴を脱いで屋敷内に上がるスタイル。
足元の感触や空間の静けさが、まるで誰かの家に上がってしまったような生々しい感覚を呼び起こします。
照明や音響だけでなく、ストーリーに沿った「ミッション」要素もあり、観客自身が物語に巻き込まれるような没入体験が待っています。
また、怖さを調整できるアイテム(後述)も用意されているため、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめるのも魅力のひとつです。
2025年開催中!特別演出『呪いの硝子窓』の内容とは?

2025年現在、「怨霊座敷」では特別演出『呪いの硝子窓』が開催中です。
これは通常の「怨霊座敷」とは異なり、全く新しいストーリーと映像演出が融合した期間限定バージョン。
怖さの方向性や体験形式にも大きな違いがあります。
怨霊座敷のストーリーが新展開に
新たな物語の舞台は、ある夫婦が引っ越してきた古びた一軒家。
曇りガラスの付いた謎の部屋をめぐり、妻・瑠璃と夫・秋人、そして謎の女「夜雨子」の運命が交錯します。
愛と嫉妬、すれ違いが引き起こす恐怖が、観客自身に「選択」を迫る形で展開されるのが特徴です。
プレイヤーは、“瑠璃を助ける”という使命を持って屋敷に入る設定であり、ストーリー性と参加感がより強くなっています。
SSF技法による“映像なのに実在感”のある恐怖
特別演出では、志茂浩和教授(神戸芸術工科大学)による最新の映像技術「SSF=志茂式ファンタスマゴリー」が採用されています。
この技法は、すりガラス越しに見えるはずの映像が、まるでそこに実在するかのように錯覚させる演出。
「どこまでが現実で、どこからが映像なのか」が分からず、視覚と脳が混乱することで、じわじわとした恐怖を生み出します。
特別な機材は使用せず、一般的な素材のみでこの演出が成立しているため、「異様なリアルさ」が口コミでも話題です。
基本情報と通常版との違い
項目 | 特別演出『呪いの硝子窓』 |
---|---|
開催期間 | 延長開催中(終了未定) |
体験時間 | 約15分 |
料金 | 1,100円(パスポート・チケット対応) |
スキップパス | 1,100円(1グループ最大4名まで) |
形式 | 靴を履いたまま体験 |
年齢制限 | 6歳以上 |
雨天 | 利用可 |
特に注目すべきは、「靴を脱がずに参加できる」点。
通常版では足の裏から伝わる“生々しさ”が特徴でしたが、特別演出では映像とストーリーによる精神的な恐怖演出が中心になっています。
東京ドームシティのお化け屋敷は怖い?実際の口コミをチェック!
「怨霊座敷って怖いの?」
初めて訪れる人にとって、最も気になるのが“怖さのレベル”です。
公式サイトや映像演出の説明だけでは分かりづらい、リアルな体験者の声(口コミ)をもとに、怖さの実態を探ってみましょう。
怨霊座敷〜呪いの硝子窓〜
— KATO FUBUKI (合同会社横浜ゴースト) (@fubuki_1025) April 16, 2025
めちゃくちゃ怖かった。
通常バージョンでも自分は絶叫しました。#五味弘文 さんが作り上げる恐怖演出に
圧倒されました。
また行きたい。最高です。#怨霊座敷#お化け屋敷 pic.twitter.com/bvzRHagfWf
東京ドームシティのお化け屋敷『怨霊座敷 呪いの硝子窓』に行ってきたんですが、一生出られないかと思った…見て!すり硝子窓に人が閉じ込められてるんです!『弁天様』を産み出したアーティストの志茂さんと、お化け屋敷プロデューサー五味さんのコラボは美しく恐ろしかったです。暑い日にオススメ! pic.twitter.com/fCaHxteuWC
— 河カタ ソウ🌗𓃻𝚂𝚘 𝙺𝚊𝚠𝚊𝚔𝚊𝚝𝚊 (@sonouso) September 19, 2023
五味弘文氏プロデュースのお化け屋敷『呪いの硝子窓』、怖かった…
— 末廣末蔵 (@oHLeiqANE8fT9Ck) December 2, 2024
(写真は待合ゾーンのもので内部では撮影禁止) pic.twitter.com/LKvybuwruK
「怖すぎた」「泣いた」という声も多数
SNSやレビューサイトを調査すると、「途中でリタイアした」「本気で泣いた」「叫び声が止まらなかった」といった強烈な体験談が見受けられます。
特に真っ暗な中で何かが動く音や、すりガラス越しに見える“何か”に対して恐怖心を抱く人が多く、映像とは思えないリアルさがその原因のひとつです。
一方で「ストーリーが良かった」「没入感がすごい」という評価も
恐怖一辺倒かと思いきや、意外にも「ストーリーが面白かった」「映画の中に入ったようだった」「終わったあとに話したくなるタイプの怖さ」といった“面白かった派”の声も多くあります。
特にホラー好きの人からは、「戦慄迷宮ほど長時間じゃないけど、体験としての満足度は高い」との評価も。
怖さだけでなく“作品としての完成度”を高く評価する声が多いのが、「怨霊座敷」ならではの特徴といえるでしょう。
特別演出版の口コミでは“映像”に関するコメントが急増
2025年に開催中の『呪いの硝子窓』に関する口コミでは、演出の映像技法に言及する声が目立ちます。
「ガラス越しに見えた顔が、本物なのか映像なのか分からなくて怖かった」「動かないはずの映像が急に動いたように見えて、背筋が凍った」など、視覚トリックによる恐怖体験が強く印象に残っているようです。
怨霊座敷は怖さを調整できるアイテムの使い方

「怨霊座敷」は、ただ怖いだけの“ガチ勢向け”お化け屋敷ではありません。
自分に合った怖さレベルを調整できる工夫がされているのも特徴です。
「ホラーは苦手だけど挑戦したい」「子どもと一緒に楽しみたい」という方にもおすすめできる理由が、ここにあります。
怖さ倍増!心霊イヤホン
より深く“恐怖の世界”に没入したい人には、「心霊イヤホン」の装着がおすすめ。
特殊な立体音響により、耳元で声がささやかれたり、背後で何かが動くような感覚が味わえます。
これにより、通常より数倍増しの恐怖を体感できるようになるため、「もっと怖いほうがいい」という上級者やホラーマニアにも好評です。
※心霊イヤホン付きコースは+500円〜(ワンデーパスポート等を利用している場合)
※単体利用時は1,200円(入館料込み)
怖さ軽減!お守りランタン
逆に、「怖すぎるのはちょっと…」という人には、「お守りランタン」の利用がおすすめです。
これは、ホラー演出を少し抑えた「安心モード」で進行できるサポートアイテム。
不気味な空間の中でも、ほんのり明るい光が手元を照らすことで、精神的な安心感を得られます。
子どもやホラー初心者はもちろん、体調面で不安がある方にも配慮された設計です。
希望者は入口で申し出れば無料で借りることができます。
アイテム選びのポイント
状況 | おすすめアイテム |
---|---|
とにかく怖さを体験したい | 心霊イヤホン |
怖すぎるのは不安/子ども連れ | お守りランタン |
通常の体験を楽しみたい | アイテム無しでもOK |
どちらのアイテムも事前予約不要で現地申請OK。
その日の気分に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
他のお化け屋敷と比べてどう?(比較パート)
お化け屋敷といえば全国に名スポットが数多くありますが、「怨霊座敷」はその中でも独自のポジションを築いています。
ここでは、「富士急ハイランド」や「ナンジャタウン」などの有名施設と比較しながら、怨霊座敷ならではの魅力を見ていきましょう。
富士急「戦慄迷宮」との違い:物理的 vs 精神的な恐怖

富士急ハイランドの「戦慄迷宮」は、全長900m・所要時間50分以上という世界最大級のウォークスルー型ホラー施設。
そのスケールや“リアルすぎる病院セット”は圧巻で、体力的にも精神的にも追い込まれる長丁場です。

一方、「怨霊座敷」はコンパクトながらストーリー性と演出力で勝負しており、精神的な恐怖に特化。
特別演出『呪いの硝子窓』では最新の映像技法によって、“実際にそこに何かがいる感覚”が短時間で味わえます。
●「戦慄迷宮=長距離型リアルホラー」
●「怨霊座敷=没入型ストーリーホラー」
ホラー耐性の有無や好みによって、体験の質がまったく異なります。
ナンジャタウン「地獄便所」との違い:ネタ系 vs 本格派
東京・池袋のナンジャタウンで話題になった「地獄便所」などは、“笑える怖さ”をテーマにしたネタ系ホラー。
怖いけど笑ってしまうようなライトな恐怖演出が特徴で、小中学生にも人気があります。
それに対し、「怨霊座敷」はしっかりした世界観とシリアスなストーリーが軸にあるため、没入感・心理的圧迫感が圧倒的に深いです。
「ふざけたホラーより、ちゃんと怖いやつがいい」という人には断然こちら。
都内で“本格派”を体験できる貴重な存在
都内にはネタ系・ライト系のお化け屋敷は多くありますが、「演出・ストーリー・心理的恐怖」をここまで重視している施設は数えるほど。
電車でアクセスしやすく、短時間で本格ホラーが味わえるという点では、怨霊座敷は非常に貴重なスポットです。
まとめ|東京ドームシティのお化け屋敷はこんな人におすすめ
「怨霊座敷」は、ただ驚かせるだけのお化け屋敷とは異なり、ストーリー性と演出にこだわった“恐怖エンターテインメント”です。
2025年の特別演出『呪いの硝子窓』では、SSF技法という最新の映像トリックを活用し、現実と虚構の境界があいまいになるような没入感が体験できます。
口コミでも、「怖すぎた」という声と同じくらい「面白かった」「もう一度入りたい」という評価が多く、ホラー初心者からマニアまで幅広い層に支持されているのが特徴です。
こんな人に特におすすめ!
- 映画のようなストーリー付きホラーを体験したい人
- 都内で手軽に本格お化け屋敷を楽しみたい人
- カップルや友達と「思い出に残る恐怖」を共有したい人
- 子どもやホラーが苦手な人でも体験できる「安心ルート」もあるのでファミリーにも◎
行くなら今がチャンス!
『呪いの硝子窓』は現在延長開催中ですが、終了日は未定。
「いつか行こう」では間に合わない可能性もあります。
スキップパスを活用して並ばずに体験するのもおすすめです。
平日のお出かけや、東京ドームでの試合・イベント前後の立ち寄りにもぴったり。
刺激的な体験をしたいなら、今こそ「怨霊座敷」へ!