中津川温泉で源泉かけ流しの温泉施設はある?岐阜県中津川市で旅行をご検討中のあなたはぜひ最後までお読みください。
「源泉かけ流し」とは温泉に水を加えることなく循環もさせないで常に新しい温泉を供給している温泉施設のことを指します。
今回の記事では、中津川温泉で源泉かけ流しをしているおすすめの温泉施設をご紹介いたしますので、旅行プランの参考になれば幸いです。
Contents
中津川温泉はどこにある?
中津川温泉がある岐阜県中津川市には、江戸時代の風情を感じる古い街並みが今でも残る馬籠宿があります。
馬籠宿は江戸時代の五街道のひとつである、中山道の宿場町で、中山道の別名「木曽路」とも言うように木曽の入口になっています。
中津川温泉で源泉かけ流しのおすすめ温泉施設をご紹介!
中津川温泉で源泉かけ流ししているおすすめの温泉施設は「付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯」です。
「おんぽい」がどういう意味か気になりますよね?
なにが由来になっているのかをご紹介いたします。
岐阜県中津川市を含む木曽エリアでは江戸時代から木曽五木と呼ばれるヒノキ、サワラ、ネズコ、アスヒ、コウヤマキなどが建築材として良質な材木を産出していました。
これらの材木を名古屋の熱田や三重の桑名まで運ぶのに木曽川を下って運んでいました。
そのときの作業者は「おんぽいぇー おんぽいえー」という掛け声をかけながら、トビと呼ばれる道具を巧みに使い下流へ下流へと流していたと言われています。
この掛け声「おんぽい」が由来で「おんぽいの湯」と名付けられています。
「おんぽいの湯」の泉質は?
「おんぽいの湯」の泉質はアルカリ性単純泉で、お湯につかると肌がとろとろとした感触のする滑らかな肌触りになるので、「美人の湯」と言われています。
石けんと同じくらいのアルカリ性になるので、クレンジング作用が働き、肌の皮脂汚れや油分を溶かしてくれるので滑らかな肌触りになります。
単純泉は、温泉内に含まれる成分が少ないので肌への刺激が少なく、体に優しい温泉です。
神経痛や筋肉痛、関節痛、消化器疾患、冷え性、疲労回復、健康増進に効果があると言われています。
「おんぽいの湯」にはどんなお風呂がある?
「おんぽいの湯」には様々な種類のお風呂があります。
木曽五木のひとつであるヒノキを贅沢に使ったヒノキ風呂や、黒の中にも艶やかな色合いで美しい風合いを持ち、高級な墓石にも使われる黒御影石(くろみかげいし)を使った黒御影石風呂があります。
また、足の先から全身まで徐々にあったまることができるベンチ浴や歩行浴もあります。
(2)露天風呂
木曽五木であるコウヤマキを使った桶風呂やヒノキを使ったヒノキ風呂、サワラを使った桶風呂、岩風呂と種類豊富な露天風呂があります。
ちなみに男湯と女湯は毎月1日と15日に入れ替えがありますので、2回目以降訪問する際は日にちも気にしてみてくださいね。
「おんぽいの湯」へのアクセスは?
車で行く場合、中央自動車道の中津川ICを降りて国道19号を中津川市街・塩尻・松本方面に向かいます。
中津川市街から国道257号(裏木曽街道)に入り、下呂・高山方面に向かって約35分ほどで到着します。
公共交通機関を使っていく場合、名古屋駅からJR中央線で中津川駅まで行きます。
中津川駅前からは北恵那交通バスの「付知峡線・加子母線」に約1時間乗車し、付知峡和倉温泉で下車してから徒歩1分で到着します。
「おんぽいの湯」の営業時間や料金は?
営業時間は午前10時から午後10時まで営業しており、最終受付が午後9時までとなっています。
第4水曜日(祝日だった場合は翌日)が定休日となるのでご注意ください。
入泉料は2023年5月1日から価格改定があり、大人800円、小学生以上の子どもは400円、小学生未満の幼児は無料となっています。
また、お得な回数券も用意されており、大人6回分で4,000円、大人12回分で7,700円となっています。
料金は2023年10月現在の料金になりますので、最新の情報は公式ホームページ(http://www.kuraya-onsen.jp/index.php)をご確認くださいね。
「おんぽいの湯」の館内にはなにがある?
お風呂のほかに、食事をとることができる「お食事おんぽい」や、ゆったりとくつろげる畳敷きの休憩所があります。
中津川温泉で源泉かけ流しはある?おすすめの温泉施設をご紹介!【まとめ】
いかがだったでしょうか。
中津川温泉で源泉かけ流しを楽しむことができるおすすめの温泉施設「付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯」をご紹介しました。
近くには夏は森林浴、秋は紅葉を楽しむことができる付知峡もあり、自然豊かな場所ですのでリフレッシュするにはもってこいの場所です。
中津川へ旅行を検討しているのであれば参考にしてみてくださいね。