新江ノ島水族館の魚の種類と展示数は? オススメの魚を紹介!
新江ノ島水族館は神奈川県藤沢市片瀬海岸にある大きな水族館です。
水族館の目の前には相模湾が広がっており、海の景色も楽しめます。江ノ島・鎌倉の観光地といえば新江ノ島水族館を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。新江ノ島水族館は生き物の展示だけでなく、環境や生き物の生態についても詳しく解説されているので、知的好奇心を満たしてくれる水族館となっています。
今回の記事では、新江ノ島水族館にいる魚の種類と数についてと、その中でも見た目の可愛らしさから人気の魚と、生態の面白いオススメの魚について紹介させていただきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
新江ノ島水族館にいる魚の種類と展示数
新江ノ島水族館のHPによると、魚類とイソギンチャクなどの無脊椎動物をあわせて約565種類の生き物が飼育されています。
水槽の水を入れ替えている際に、新鮮な海水に小さな生き物が混ざっていることがあり、それによって数が変移してしまうそうです。
新江ノ島水族館は展示されている生き物の数が多く、何度行っても新しい発見がある水族館です。新江ノ島水族館にいる魚だけで図鑑が一冊作れるんじゃないかと思うほど、たくさんの魚がいます。
体感になってしまいますが、魚だけだと300種以上はいるように思います。
新江ノ島水族館の中で、魚の種類が多く、見ごたえがある水槽は相模湾ゾーンにある、相模湾大水槽です。相模湾大水槽には90種20000匹の魚が泳いでいます。相模湾大水槽の中でも約8000匹のマイワシの群れはうろこがキラキラ光ってとても綺麗ですよ。
見た目がかわいい! 人気の魚
ダンゴウオ
ぷくっとした見た目のかわいいダンゴウオはダイバーにも人気の魚で知っている方も多いのではないでしょうか。
ダンゴウオは相模湾ゾーンのアマモ場の水槽にいます。ダンゴウオは小柄で2cmほどしかないのでよく探してみてくださいね。ダンゴウオは泳ぐのが苦手で、お腹に吸盤のようは円形の腹びれがあり、岩などにくっついて生活しています。
マツカサウオ
マツカサウオはパイナップルのような見た目をしているかわいい魚です。下顎に発光器をもち、そこに発光バクテリアを住まわせることで、下顎が光る魚として有名な魚です。マツカサウオは相模湾ゾーンの沿岸水槽にマツダイと一緒に展示されています。
生態の面白いオススメの魚
オオカミウオ
オオカミウオはおでこにくしゃっとしたシワがあり、口が大きいのが特徴です。名前のオオカミ、もその見た目が由来となっているそうで、丈夫な歯を持ち、なんでも噛みつき、貝や甲殻類をバリバリと食べてしまいます。
オオカミウオは1mぐらいまで成長する魚で、最大2.5mにもなるそうです。
見た目は怖いオオカミウオですが、性格はおとなしく、岩の隙間に隠れて暮らしています。また、卵を産むと体全体で卵を包み込んで守ります。そんな優しいオオカミウオは相模湾ゾーンの冷たい海の水槽で見られますよ。
キンメモドキ
キンメダイと見た目が似ていることから名前がつけられたキンメモドキですが、実はキンメ目ではなく、スズキ目に属しています。目が大きく、体はピンクグレープフルーツのようなピンク色をしています。
キンメモドキも発光することで有名な魚ですが、キンメモドキ自体には発光する能力を持たず、餌として食べるウミホタルの酵素がそのまま細胞内に取り込まれて発光しています。
食べた酵素を分解せず、そのまま再利用する生き物はキンメモドキが初めて発見されました。新江ノ島水族館では太平洋の水槽で見られます。群れでの飼育なので、綺麗で見ごたえがありますよ。
新江ノ島水族館の魚の種類は?【まとめ】
新江ノ島水族館ではたくさんの生き物が展示されており、魚類と無脊椎動物をあわせて約565種類もいることが わかりました。
新江ノ島水族館では新しい生き物の展示も積極的に行っているので、何度行っても新鮮さがありますよ。
約20000匹の泳ぐ相模湾大水槽の前には、座れるスペースもあるので、生活に疲れたときは座ってボーッと眺めているだけで癒されますよ。
ダンゴウオ、マツカサウオは中でも個性があり、可愛らしい魚で、オオカミウオ、キンメモドキは生態が面白い魚です。紹介した他にも、可愛くて面白い魚はたくさんいるので、気になった魚をぜひ調べてみてくださいね。