伊香保温泉ってなんか地味だよね。伊香保温泉はつまらないよね。
なんて、若い世代から言われ続けられている伊香保くん、そりゃあ、アイドル御三家の箱根くん、軽井沢くん、那須くんよりは
地味な印象かもしれませんが、本日は伊香保くんの素晴らしさをお教えましょう。
Contents
つまらないなんて言わせない 本当の伊香保温泉の実力
＊箱根、軽井沢、那須ブランドの比較
箱根、軽井沢、那須ってリゾートっぽいし、お洒落だし素敵よねって、この3つに共通していることはなんでしょう？
そう、皇室とゆかりが深いところですね、ロイヤルリゾートなのです。なんと伊香保もその昔、戦後まで御用邸があり、避暑地として利用されておりました。ハワイ王国公使別邸もあったので、日本のリゾートとしては最高位のリゾート地だったのですね。
＊コンパクトリゾートシティ
箱根っていっても、箱根の入口箱根湯本はほとんど小田原です。山を登っていくと沢山の
箱根なんちゃら温泉がありますね。そう、箱根温泉郷なのです。
軽井沢も長野県にありますが、北軽井沢は群馬県なのですよ、知っていました？つまり広大なのです。
那須は？那須高原と那須塩原温泉って？そう、那須も広大なエリアの名称なのです。
さて、伊香保は？もちろん石段街が有名な坂の街ですから、歩くのに難儀しますが、水澤うどんで有名な水澤エリアを除けば、ほぼ、徒歩圏内で回れます。
コンパクトなリゾートなのです。わたしも個人的に東京より福岡、ソウルよりプサン、台北より台南が好きなコンパクトシティ好きなので、大きなエリアに観光地や飲食店が点在するより、1箇所にごちゃごちゃまとまった感じが好きなのです。伊香保温泉がつまらない。いいえ、街がコンパクトで一番楽ですよ。伊香保の路地裏なんて、最高です。
＊すべて群馬押し
群馬県民のこんにゃく推し、こんにゃく食べたらカロリーがゼロになるからと、玉こんにゃくや味噌おでんを勧められ、味噌つながりでみそ饅頭を勧められ、宿に泊まれは刺身こんにゃく。
1日で、こんなにこんにゃくを食べたことがあっただろか。
そして、水澤うどん、お切込みの小麦祭り、夜は上州牛、もち豚、上州地鶏など各種群馬ブランド肉祭り、下仁田ねぎ、嬬恋キャベツなどが有名なように群馬県は野菜王国、新鮮野菜直売所もたくさんあります。春などは、野菜のほか山菜類もあり、お帰りの際は新鮮野菜直売所によるのも楽しいです。
＊溢れる昭和感
ただでさえ、地方都市って昭和感残っていますよね。
渋川市でさえ、いい味出していますが、さらにそこから、天空の温泉街までいくわけですから、伊香保の昭和感は逆に斬新です。そうです、レトロモダン。古い建物も多いですが壊さず、リノベーションしてレトロモダンな街を残してほしいものです。
伊香保温泉浪漫
＊竹久夢二伊香保記念館
竹久夢二をしっていますか。この人、名前を聞いたことなくても、絵を見たらすぐわかります。大正ロマン全開の美人画で有名な人です。その独特なタッチが、逆にお洒落です。
この竹久夢二は伊香保にゆかりがあり、記念館があるわけですが、この美人画は着物の絵が多いので、いろんな温泉宿に飾って会ったりします。女性ばかりの絵を書いていたので、とっても女性が好きだったようです。
＊おもちゃと人形自動車博物館
もうここは、涙がでるほどのTHE昭和です。最近は渋川～伊香保～榛名で有名なイニシャルDの藤原豆腐店を再現、渋川市に実在しモデルになった「藤野屋豆腐店」を移設し、イニシャルDの聖地として世界各国から訪れる人気ぶり。昭和レトロパーク駄菓子屋横丁や三丁目の夕日コーナーなどは多彩な展示があります。
入館時にもらえる無料のキューピーに絵付けできるコーナーがあるなど、大人から子供まで昭和を楽しめる博物館です。
伊香保温泉はつまらない？【まとめ】
伊香保温泉がつまらないなんて趣味嗜好の問題です。
たしかに東京資本がたくさん入ったリゾート地はハイセンスでお洒落ですが、逆もまた真なりという言葉があるように、地元資本ならではのローカル感を味わいたい人にとって伊香保温泉は逆にお洒落な街です。
