東京メトロ後楽園駅から徒歩数分、JR水道橋駅から徒歩10分程度というアクセスのよさを誇るテーマパークが「東京ドームシティアトラクションズ」です。
中でもジェットコースターの「サンダードルフィン」は大変人気ですが、じつは国内有数のハイスペックなジェットコースターであることをご存じでしょうか。
今回は全国の有名絶叫マシン比較しながら東京ドームシティのジェットコースターの怖さ対策について解説します。
Contents
東京ドームシティのジェットコースターの怖さ対策
安全対策さえ怠らなければ、安全に乗れる乗り物です
落ちる、怖いというイメージが先行しすぎていることもあります。
しっかり対策すれば楽しく乗れる乗り物である認識をすることが大切です。
怖い!無理!という方へ
YouTubeにおいて実際に搭乗している映像を検索してイメージトレーニングするとよいでしょう。
目線に慣れれば酔いは多少おさまります。
体調管理を万全に
睡眠不足や飲酒など、体力があまりないときは酔いやすいことがあります。
しっかりと対策しましょう。
首は後ろに固定
Gで背骨・脊椎がしなるとむち打ち症のようになることがあります。
首は座席の後ろに固定です。
体の動かし方
体と目線はなるべく遠くへ、怖いときは目をつぶりながら鼻から息を吐いて腹式呼吸がおすすめです。
目線が付いていけなくなると、三半規管を乱し、吐き気を催す原因となります。
乗り物酔いしやすい方
水や酔い止めを備えておくことがおすすめです。
万が一乗っていて気持ち悪くなってしまった場合は、水を飲んだり少し座ったりして休みましょう。
ジェットコースター特有の「浮遊感」は、重力加速度以上で上向きや重力方向以外の向きに加速すると、その向きにG(重力とジェットコースターのベクトルが相殺した加速度)がかかるために発生します。
マシン先頭からの距離が長い地点ほど、Gは強くかかります。初めての方や苦手な方はなるべく前方の席がおすすめです。
楽しむコツ
頂点までは景色を楽しみ、あとは遠心力に従うことをひたすら体感しましょう。
景色や空を飛んでいる感覚を味わうなど、怖いイメージを変換してみることがポイントです。
東京ドームシティのジェットコースター「サンダードルフィン」概要
東京ドームシティのサンダードルフィンは、国内トップレベルのスペックを誇るジェットコースターです。
最高傾斜80度からの落下を楽しめるほか、ビルに空いた巨大な穴を通れるジェットコースターです。
対象年齢8~64歳
身長制限130cm以上
最高傾斜80度
最高速度130km/h
最大加速度 4.36G
最大落差 66m
料金 チケット利用の場合 1,500円
※別途1,000円でスキップパスを利用できます。
全国の有名なジェットコースター
*ええじゃないか @富士急ハイランド(山梨県)
最高傾斜89度
最高速度126km/h
最大加速度 3.67G
最大落差 65m
ループコースなどのトラップや座席自体の回転もあります。
*キング・オブ・コースターFUJIYAMA @富士急ハイランド(山梨県)
最高傾斜65度
最高速度130km/h
最大加速度 3.467G
最大落差 70m
ターンや落差などのコーストラップが多いです。
*ビッグバーンコースター @那須ハイランド(栃木県)
最高傾斜360度(!)
最高速度88.5km/h
最大加速度 4.81G
最大落差 ?m ※最高点は35mです
*ビッグサンダーマウンテン @東京ディズニーランド(千葉県)
最高傾斜25度
最高速度48km/h
最大加速度 1.2G程度
最大落差 ?m ※最高点は31mです
東京ドームシティアトラクションズのサンダードルフィンは、有名ジェットコースターに劣らないスペックを持っています。
コースで最も怖いのは、ファーストドロップ(最高点から落ちる箇所)です。
他はキャメルバックという曲線のコースで構成されていますが、最初の落下に比べれば体感するGは減少します。
一番怖いのは最初の落下です。
また、振動防止の装置があるため、乗り心地がよいとジェットコースターマニアから人気があります。
東京ドームシティアトラクションズのジェットコースターは初心者の方にもおすすめです。
ジェットコースターはなぜ落ちないか
高速で縦横無尽に動いてもジェットコースターが落ちない理由は、「遠心力」が働いているからです。
遠心力といえば、通常は洗濯乾燥機中の洗濯物のような、回転している物体に作用する力です。
私たちが普段の生活で観察できることはあっても、体感することはほぼありません。
したがってジェットコースターは、体感で遠心力を実感できる乗り物なのです。
人体が遠心力を感じるとこのような感覚になるのだ、と思いに耽って楽しんでみると違った視点で楽しめます。
東京ドームシティのジェットコースターの怖さはどの位?【まとめ】
東京ドームシティアトラクションズのサンダードルフィンは、都心で交通アクセスがよい、全国でも有数のハイスペックなジェットコースターです。
見どころは傾斜80度からの落下とビルに空いた大きな穴をくぐるところです。
最も怖いのは最初の落下地点です。キャメルバックは目がついていければOKです。
座席の振動が少なく、ジェットコースター初心者にもおすすめのコースです。