兼六園は撮影禁止?写真スポットと三脚・許可のルールを徹底解説!

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兼六園は四季折々の美しい風景が楽しめる日本有数の名園。

観光客の多くがカメラ片手に園内を歩いていますが、「どこで写真を撮ってもいいの?」「三脚は使える?」「撮影許可が必要な場面は?」といった疑問を抱く方も多いはず。

この記事では、兼六園のおすすめ写真スポットや撮影ルール(禁止・許可が必要なケース)を分かりやすく解説します。

桜や紅葉、雪吊りなど季節ごとの撮影ポイントも紹介しているので、来園前の参考にしてください。


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目次

兼六園で写真撮影してもいいの?許可が必要なケースと禁止事項

一般観光客の写真撮影はOK

兼六園では、観光を目的とした写真撮影は基本的に自由に行えます。

スマホやカメラで風景や記念写真を撮ることに制限はありません。

商業目的であれば撮影許可が必要

ただし、商業的な目的で撮影を行う場合は、事前に撮影許可が必要です。

たとえば、テレビや雑誌、CMなどの撮影、モデルを使ったポートレート撮影、収益化を目的としたYouTube動画の撮影、商品・サービスのプロモーション撮影などが該当します。

このような場合は、まず「石川の四季観光キャンペーン実行委員会」に申請を行い、その後、兼六園・金沢城管理事務所から正式な撮影許可を得る流れとなります。

撮影の禁止事項

一方で、禁止されていることもあります。

たとえば、兼六園に隣接する成巽閣では、庭園や建物外観の撮影は可能ですが、館内は全面的に撮影禁止となっています。

兼六園内では三脚の使用は控えるよう求められています(公式に明示されてはいないものの、混雑時などは注意されることもあります)。

特にライトアップイベントなど混雑が予想される期間は、三脚の使用は禁止されているケースもあるため、撮影の際は周囲への配慮を忘れずに、必要に応じて現地スタッフに確認するのが安心です。

ドローンについて

ドローンについては、公式サイトに「禁止」と明記されているわけではないものの、兼六園は特別名勝であり、都市公園としても管理されています。

航空法の規制や景観への配慮、安全面から考えても、一般的にドローン撮影はNGと捉えるのが自然です。

撮影を検討している場合は、必ず事前に管理事務所に確認するようにしましょう。

兼六園の写真スポットはどこ?季節ごとの見どころを紹介

兼六園は、日本三名園のひとつに数えられる美しい回遊式庭園です。

広大な敷地内には、四季折々の風景が広がっており、どの季節に訪れても写真映えするスポットが点在しています。

ここでは、春・夏・秋・冬それぞれのおすすめ撮影スポットを紹介します。

春|桜が咲き誇る花見の名所

春の兼六園は、約40種類・400本以上の桜が咲き誇る絶好の撮影シーズンです。

特におすすめなのが、花見橋・旭桜・熊谷桜・福桜・板橋・茶店通り周辺。

品種によって開花時期が異なるため、比較的長い期間にわたってお花見と写真撮影が楽しめます。


夏|涼を感じる水辺の風景

夏は、カキツバタと曲水(きょくすい)が涼しげな風景をつくります。

花見橋・板橋・千歳橋のあたりでは、水辺の植物やせせらぎの音とともに、しっとりとした日本庭園らしい写真が撮れるスポットです。

曲水は、辰巳用水から引き込まれ、山崎山の洞窟を経由して園内を流れており、その流れも見どころのひとつです。

秋|紅葉のグラデーションに染まる絶景

秋の兼六園は、紅葉が庭園全体を彩る絶好のシーズンです。

とくに蓬莱島・霞ヶ池・山崎山周辺は人気の紅葉撮影ポイント。

霞ヶ池や瓢池の水面に映るモミジやケヤキが、赤や黄色に染まり、写真好きにはたまらない景色が広がります。

冬|雪吊りと雪景色のコントラスト

冬といえば、兼六園の雪吊りが有名です。

唐崎松や日向松では、雪を支える縄の形状と木々のシルエットが織りなす、日本らしい冬の美景を写真に収められます。

雪が降った日にはもちろん、降っていない日でもその構造美は見ごたえ十分。

特に唐崎松は、ライトアップされた夜の姿も幻想的でおすすめです。

兼六園のおすすめ写真スポットまとめ

徽軫灯籠(ことじとうろう)

兼六園といえばここ、と言っても過言ではない定番の撮影スポット。

霞ヶ池の北側に位置する徽軫灯籠は、虹橋と池を一枚の写真に収められる構図が人気で、多くの来園者が足を止めてシャッターを切っています。

栄螺山(さざえやま)

園内で最も高い場所にある小高い丘で、池泉回遊式庭園らしい景観を見下ろす構図が撮れる穴場的スポットです。

階段がサザエの殻のように渦を巻いていることから「栄螺山」と呼ばれています。

内橋亭

霞ヶ池に面した風情ある建物で、唐崎松と池のコラボレーションを背景にした写真が撮れるスポット。

夜間ライトアップ時には、建物と水面の光の反射が幻想的な風景をつくり出します。

瓢池(ひさごいけ)と翠滝(みどりたき)

兼六園で最も古い庭園エリアとされる場所。

高さ6.6m・幅1.6mの翠滝は園内最大の滝で、苔むした岩や木々とともに和の風情を感じる一枚が撮れます。

虹橋

霞ヶ池にかかる美しいアーチ状の橋で、橋の上からも下からも撮影映えします。

特に晴天の午前中は、逆光にならず、空の青と池の緑、橋のバランスが美しく撮れる時間帯としておすすめです。

午後は逆光になるため、構図にこだわる方は時間帯を意識して訪れるとよいでしょう。

兼六園の写真スポットと撮影ルールまとめ|禁止・許可の範囲を再確認

兼六園は自然美と歴史が融合した絶好のフォトスポットが満載の庭園です。

季節によって異なる魅力があり、撮影の楽しみも倍増します。

一方で、三脚の使用禁止や成巽閣の室内撮影禁止など、守るべきルールもあります。

訪れる際は撮影マナーを守りながら、兼六園の美しさを写真に残してみてください。

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