沖縄県中北部の入り口、恩納村の入り口にある琉球村。
古き良き沖縄の琉球時代にタイムスリップできるテーマパークです。
そんな琉球村は大人から子どもまで楽しめるスポット。中でもおすすめなのが気軽に20分でできる琉球王朝時代の民族衣装の着付け体験。
さらには写真撮影、60分の園内散歩もできるのがおすすめポイントの一つです。
筆者個人的には沖縄の人が結婚式などでしか着られない衣装をお手軽に体験できるのでお得に感じました。
最後まで記事を読み進めていただくと、どんな貸衣装があるのか、その評判はどうなのかなど、参考になる事前情報を紹介していきます!
Contents
琉球村の貸衣装体験料金は?
・本格貸衣装エイサー(沖縄の伝統的な踊り 太鼓を使った勇壮な舞)
・本格貸衣装三司官(首里王府の行政最高責任者)
各4,000円 ※着付け時間20分 写真1枚付き 60分のお散歩付き
※お子さんは120㎝以上であれば体験可能
※写真はスタッフが10カット撮影し、l枚を自分で選んで持ち帰り可能
※入園料は別途
※要事前予約
琉球村の貸衣装はどんなものがあるの?
琉球王朝時代には高貴な人しか身に着けられなかった衣装で、どれも現代の沖縄でも冠婚葬祭などのイベントで着られる衣装です。
あかばなー
あかばなーは沖縄の有名な「紅型」(びんがた)という染め物で、古くは王族や士族のお嬢さんが祭礼や儀式の際に着ることを許された民族衣装です。
色鮮やかな黄色や白の生地に、大胆で優美な草木、花、鳥などの図柄があしらわれていてほほに赤みがさしたように顔色を華やかに見せてくれます。
色も黄色、白、青、ピンクなどがあり、お友達と色違いを選んで撮影するのも楽しいですね。
エイサー
こちらは有名な踊りなので沖縄観光の際一度は目にしたことがある方もいるかもしれません。
琉球村内でも時間によってはエイサーの演武が見られますよ。
エイサーは沖縄や奄美地方でお盆の時期になると各地で踊られる伝統芸能です。
若者たちが太鼓や手踊りで先祖の霊を迎えるため、またはあの世に送り出すためや、結婚など晴れの日のお祝いにも踊られるものです。
そのため衣装も勇壮で活発な雰囲気のものが多い印象です。
例えば頭には紫や赤のサージと呼ばれる布を頭に高くまきつけて、長めの打掛や襦袢で着飾り、足元は縦じまストライプの靴下を巻き付けて、現代では女性も着て踊ることが多いですが、「男らしさ」を表した民族衣装です。
三司官
琉球王朝時代に行政の実務を取り仕切った最高責任者が三司官です。
現代の沖縄でも結婚式で新郎の入場時の衣装に選ばれることが多いです。身分の高い切れ者の着けた着物ですので、恰幅があり知的な印象を与える民族衣装です。
琉球村の着付け体験の評判は?
昔の沖縄にタイムスリップしてなりきれる!
琉球村で楽しめるものといえば何と言ってもその場所に漂う昔ながらの風情です。
豊かな自然に囲まれた古民家の集落をきらびやかな民族衣装で歩くので、少し特別な人になったような気分も味わえます(笑)
スタッフさんに撮影してもらってモデルさん気分を味わえる!
スタッフさんはプロの方ではありませんが、10カット撮影をしてもらっている間はちょっとしたモデルさんになったつもりでたくさんポーズをとるといいですね。
その中から思い出に残る一枚を選ぶと一生の宝物になります。
お子さんの自由研究にも使える!
沖縄の伝統芸能や民族衣装を丸ごと体験できる琉球村で、夏休みの宿題になる体験も写真撮影で残すことができます。
お話を聞いたり体験したり、資料を持ち帰れば自由研究完了です。
民族衣装のまま他体験は参加できないので注意
ただし衣装を着たままでそのほかの体験に参加はできませんので、着ている間はゆったり写真を撮りながらお散歩するのがいいでしょう。
琉球村の民族衣装について【まとめ】
調べてみて思ったのですが、「この一連の体験が4,000円でできるのは超お得!」でした。
古民家が立ち並ぶ中できれいな民族衣装を身に着けて写真撮影をしてもらえて、そのあとはフクギの並木や古民家など園内の映えスポットで自分たちのカメラで撮影しながらお散歩もできるので、ご家族と、お友達と、またはカップルで、たくさんの思い出を作る体験ができるのではないでしょうか。
これからはいい季節です。沖縄へいらした際、体験してみてはいかがでしょうか。