なんばグランド花月の看板芸人をレジェンドから大御所、座長就任者まで一気に紹介!

吉本興業は2023年で創立「110年」を迎える老舗のエンタテイメント事業者です。

NHKの連続テレビ小説「わろてんか」に出てきた芸人の実在モデルや、今もなお語り継がれるレジェンド、漫才でトリや司会を務める大御所を中心に、なんばグランド花月の歴代看板芸人を簡潔で一気に紹介します。

また、全国区で有名な芸人さんでも、個々の都合で主な活動は大阪だけ、という方もいらっしゃいます。運が良ければ、公演で見られるかもしれません。

なんばグランド花月の看板芸人とは

レジェンド芸人(伝説の看板芸人)

*横山エンタツ・花菱アチャコ
現代日本で最もメジャーなお笑いのスタイルである、「しゃべくり漫才」の元祖。
「わろてんか」の「キース&アサリ」のモデル。

現在は、なんばグランド花月2階に展示されている110年記念オブジェのメインとして来場者を出迎えている。

こちらの展示物は色使いやデザインが精巧で、訪問の際はぜひとも写真に収めておきたいスポット。

「エンタツ・アチャコ」は名実ともに吉本興業の看板芸人で間違いないだろう。

※「しゃべくり漫才」は、現在のお笑い番組や舞台で見かけるピンマイクの前で繰り広げられる話芸。それまでの落語をはじめとした喜劇とまったく異なるスタイルを開拓し、今日に至る。

*ミスワカナ・玉松一郎
「ミス・リリコ&シロー」のモデル。「ミスワカナ」は初代~4代目がいる。

*桂春団治(初代)
「月の井団吾」のモデル。破天荒で、阪神ファンよりも先に道頓堀川にダイブした芸人。

*花紀京
新喜劇座長を務めた。横山エンタツの息子。人気グルメ「肉吸い」を生んだ張本人。

*岡八郎
新喜劇座長を務めた。花菱アチャコの弟子。

*桑原和男
「桑原和子」として新喜劇で活躍。露出系や舞台ラストに祈る神様ネタが鉄板だった。

二階の端の方には、吉本興業(現よしもとクリエイティブ・エージェンシー)の歴史について展示したコーナがあります。時間がある方はぜひチェックしてみることをおすすめします。

現役芸人(漫才の看板芸人)

*今いくよ
渾身の「どやさ!」を見せてくれる。出演自体は稀だがイベント舞台のゲストが多い。

*中田カウス
上方漫才協会会長を務める。最近はミニコーナーで司会としての出演が多い。

*西川きよし
ちいさなことからコツコツと!など。司会やピン、コラボなどで出演する傾向がある。

*宮川大助・花子
夫婦しゃべくり漫才のパイオニア的存在。

*桂文珍
飛行機が操縦できる上方落語家。

*桂文枝
新婚さんいらっしゃいの初代司会で有名な上方落語家。

*大木こだま・ひびき
「チッチキチー」を聞かずには帰れません。

*ハイヒール
リンゴ・モモコともにテレビでは司会やご意見番をこなす大御所の立ち位置。

*中川家
背が高い弟と背が低い兄のコンビ。駅員ネタは鉄板。

*海原やすよ・ともこ
姉妹でアドリブのようなネタを披露する漫才師。鉄板は「東京・大阪ネタ」。女性に人気。

現役芸人(新喜劇の看板芸人・「」内は代表的なネタや特徴)

*現座長
・すっちー「すち子さん、すんのかいせんのかい」
・酒井藍「わたし〇〇ですねん」
・アキ「いいよぉ、ダンス」
・吉田裕「すんのかいせんのかい、馬ネタ」

*元座長
・内場勝則「あほぼん、ツッコミ」
・辻本茂雄「茂造じいさん」
・川端泰史「コナン君のお友達、カー」

*代表的な座員
・池乃めだか「見下げてごらん」
・Mr.オクレ「アホ!と叫ぶじいさんネタ」
・末成映薫(末成由美)「挨拶、UFOネタ」
・島田一の介「まぶしいネタ」
・未知やすえ「こわかったー」
・山田花子「テレビで活躍、天然キャラ」
・島田珠代「歌とダンスのネタ」
ほか

これらのメンバーは、単独で全国区に出る人もいますが、基本的には大阪を拠点に活動している傾向があり、全国知名度は近畿エリアがダントツという人も多数です。

新喜劇好きなら全員顔と名前が一致する人も多いのではないでしょうか。

なんばグランド花月の看板芸人とは?【まとめ】

なんばグランド花月の看板芸人は、主に「新喜劇座長」や「全国的に有名な芸人」が挙がり、とくに在籍年数が長い人は「レジェンド」「大御所」として活躍している人が挙げられます。

もちろん、こちらで紹介した看板芸人はほんの一部です。

漫才や新喜劇で活躍している芸人さんはたくさんいらっしゃいます。

なんばグランド花月のメイン舞台の漫才では、6組程度の若手から大御所の看板芸人が出演します。

また、本公演は有名な若手や、芸歴の長い実力者を優先にキャスティングされている傾向があります。

全国的に有名な方が多い傾向ですが、中にはテレビではあまり見かけない方もいらっしゃいます。

稀に企画やキャンペーンとして吉本興業(よしもとクリエイティブエージェンシー)以外の所属芸人がゲストとして漫才の序盤に登場することがあります。

旅行先スポットや、気軽に友達同士や親子で楽しめる顔ぶれです。ぜひなんばグランド花月に一度足を運んでみてはいかがでしょうか。