延暦寺の御朱印のサイズや紙質は?描かれる蒔絵についてもご紹介!

延暦寺は滋賀県と京都府の県境にある天台宗のお寺です。比叡山全域が境内となった広いお寺で、観光客が多く訪れます。多くの有名な僧を輩出したことから仏教の母山とも知られています。

比叡山延暦寺には様々なお寺があるため、限定の御朱印を含めて20種類以上の御朱印があります。延暦寺には東塔エリア、西塔エリア、横川エリアの3つのエリアがあり、各エリア違った御朱印がいただけるので、御朱印を集めている方は全てのエリアを回る必要があります。とても境内は広いので全てのエリアを回るには1日かかることもあります。余裕をもって観光を楽しみながら御朱印をいただきましょう。

今回は延暦寺の御朱印がいただけるルートと、御朱印のサイズや紙質、蒔絵についてご紹介します。

御朱印について簡単に説明!

そもそも御朱印とは神社やお寺、神様や仏様の名前などを墨で書いたものです。所説は様々ありますが、参拝者がお寺に納経した際、その証として納経印が渡されていたとされています。その納経印が御朱印の原型であると考えられています。納経した際に御朱印をいただくとされていますが、今では納経しても、しなくても御朱印をいただけるようになりました。

全国各地のお寺や神社の御朱印を集める方も多く、趣味として楽しむ方もいます。

御朱印集めにはまず御朱印帳が必要

御朱印帳とは御朱印をいただくための専用の帳面のことです。すごく簡単に説明すると、御朱印を押してもらうためのノートのようなものです。

御朱印帳は御朱印をいただくためのものですが、寺社仏閣、神様や仏様とのご縁の証、記録となるものです。御朱印には神様や仏様の名前などが書かれることが多いので、大切に扱うようにしましょう。たくさんの御朱印が記された御朱印帳をお守りのように扱う人もいます。旅や御朱印巡りの記録ではなく仏様や神様との記録なのです。

御朱印帳のサイズについて

御朱印帳の多くはB6サイズ、または文庫本サイズとなっています。小さな鞄にも入るサイズが一般的なものですので、まだ持っていないという方はまずはB6、文庫本サイズから購入してみましょう。最近では豆本サイズからA4サイズまでの様々なサイズの御朱印帳が販売されています。持ち運びに便利なものを選んでみてください。

御朱印帳の紙質について

一般的に御朱印帳は奉書紙と呼ばれる和紙が使用されています。この和紙は厚手の白い和紙で、他にも上質な和紙である鳥の子和紙を使用している御朱印帳もあります。紙質によっては墨の吸水性が悪くなかなか乾かないこともあるので、御朱印帳を購入する際は紙質にも注目してみましょう。

延暦寺で購入できる御朱印帳

御朱印帳は寺社や文房具店、ネット通販などで購入することができます。延暦寺でも購入することができますよ。延暦寺では紫、ピンク、赤、黄色、緑のオリジナル御朱印帳の他に、仏具のイラストが描かれた御朱印帳、延暦寺の主要建造物が描かれた御朱印帳、不滅の法灯が描かれた御朱印帳が販売されています。

高級感あふれる蒔絵御朱印帳

また少し値が張りますが、日本の伝統技法を用いて作られた延暦寺オリジナルの蒔絵御朱印帳も東塔エリアの根本中堂で販売されています。

根本中堂までのルート

蒔絵御朱印帳が販売されている根本中堂は東塔エリアにあります。延暦寺の中でも本堂である根本中堂があり、不滅の法灯を見ることができるため、最も注目集めるエリアとなっています。東塔エリアの周辺にある延暦寺バスセンターからは徒歩5分、ケーブル延暦寺駅からは徒歩すぐの場所に根本中堂はあります。東塔エリアは延暦寺の中でも中心となるエリアですので、根本中堂までのルートは比較的わかりやすいものとなっています。

延暦寺の御朱印のサイズや紙質は?描かれる蒔絵についてもご紹介!【まとめ】

延暦寺の御朱印についてご紹介しました。延暦寺にはお堂がたくさんあるため、限定の御朱印含めて20種類以上の御朱印をいただくことができます。延暦寺すべてのお堂を回り御朱印をいただくには1日以上かかるので、ゆとりを持って数日かけて御朱印をいただくことをおススメします。

御朱印帳は文房具店やネット通販で購入するほかに、直接寺社で購入することもできます。大きな神社やお寺では、オリジナルの御朱印帳を販売していることが多いようです。延暦寺にもオリジナルの御朱印が販売されていますので、オリジナル御朱印帳をいただくのもいいでしょう。御朱印は神様や仏様とのご縁の証となるものです。大切に保管するようにしてくださいね。

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