滋賀県と京都府の県境にある比叡山延暦寺。長い歴史を持ち、ユネスコ世界文化遺産にも登録されていることから、多くの観光客が訪れる場所となっています。
延暦寺は比叡山全域を境内にしており、非常に広いお寺となっています。境内は東塔、西塔、横川と3つのエリアに分けられ各エリアで主要な建造物を見ることができます。境内は非常に広く各エリア間は1キロ以上離れています。徒歩でも観光を楽しむことはできますが、長い坂道、階段がありますので車を利用することがおススメです。
今回は延暦寺の各エリア周辺に無料駐車場があるのか、また延暦寺観光に非常に便利な有料のドライブウェイについてもご紹介します。
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延暦寺観光はマイカーがおススメ
延暦寺はとても広いお寺です。徒歩で観光するのもいいですが、観光時間よりも往来時間のほうが長くなるでしょう。シャトルバスが運行しているので、車を持っていないという方はシャトルバスを利用するのもいいでしょう。ただ、運行時刻が決まっていること、ゆっくり観光できないという方もいるかと思います。
なので、ゆっくり観光したい、効率よく延暦寺を回りたいという方はマイカーの利用がおススメです。
有料ドライブウェイの利用が必要
比叡山延暦寺を車で観光するといった場合、比叡山ドライブウェイ、奥比叡ドライブウェイのどちらかの有料道路を使用して比叡山を登らなければなりません。
比叡山ドライブウェイ、奥比叡ドライブウェイ、どちらも延暦寺を観光するために作られた道路で有料の道路となっています。比叡山ドライブウェイ、奥比叡ドライブウェイも1本で繋がっているため行きは京都・大津方面から登る比叡ドライブウェイを使って、帰りは琵琶湖大橋・雄琴温泉へと抜ける奥比叡ドライブウェイを使って帰ることもできます。
比叡山ドライブウェイ
比叡山ドライブウェイは京都、大津市街方面にある田の谷峠料金所から入る有料道路です。このドライブウェイには道中、延暦寺の他にガーデンミュージアム比叡と呼ばれる庭園、琵琶湖を一望でき、バーベキューも楽しめる夢見が丘、また展望スポットやリゾートホテルなどがあります。
通行料金は通行区間などによって違うので、行く際に公式ホームページで確認が必要です。比叡ドライブウェイを使用した場合、東塔→西塔→横川エリアの順で効率よく観光することができます。
奥比叡ドライブウェイ
奥比叡ドライブウェイは琵琶湖大橋・雄琴温泉方面から登ることのできる有料道路です。仰木料金所から入ることができ、こちらも通行区間などで通行料金は変わります。奥比叡ドライブウェイを使用した場合、横川エリア→西塔エリア→東塔エリアの順で効率よく観光することができます。
東塔エリア周辺の無料駐車場
東塔エリアには270台駐車できる広い無料駐車場があります。身障者用の駐車スペースも5台あります。はやり、本堂・根本中堂を見ることができるエリアだけにたくさん駐車スペースがあるようです。
西塔エリア周辺の無料駐車場
西塔エリアには75台駐車できる無料駐車場があります。身障者用駐車場も2台分あります。
横川エリア周辺の無料駐車場
横川エリアには80台駐車できる無料駐車場があります。身障者用駐車場は2台分となっています。
どのエリアも無料で駐車できるので、活用してみてください。ただドライブウェイは有料となっているので、注意が必要です。
延暦寺に駐車場はある?東塔、西塔周辺の無料駐車場と有料道路をご紹介!【まとめ】
延暦寺周辺の駐車場について調べました。東塔エリア、西塔エリア、横川エリアの駐車場は無料となっています。ただし、比叡山ドライブウェイ、奥比叡ドライブウェイを利用するには通行料が必要ですので、お出かけの際に通行料金の確認が必要です。
延暦寺は比叡山全域を境内にした非常に美しいお寺です。比叡山も自然が豊かで、琵琶湖や市街地などの景色を楽しむことができ、また秋になれば紅葉を楽しむことができます。マイカーをお持ちの方はぜひドライブウェイも楽しみながら延暦寺を観光してみてください。