清水寺の本堂とは?舞台・仏像の見どころについて解説!

清水寺の本堂について、舞台、仏像の見どころを解説していくので、この記事を最後まで読み進めて頂くと理解できると思うので最後までお付き合い下さい。

現在の清水寺本堂は、徳川家光の寄進により1633年に再建されたものです。

清水の舞台といえば、舞台からの四季折々の景色ではないでしょうか。
仏像は、清水寺の御本尊「秘仏十一面千手観音立像」です。

 

清水寺の本堂とは

清水寺本堂は、1952年に国宝に指定されていて、歴史的な面だけではなく、建築においても非常に魅力的な建物です。

1629年に清水寺は全焼して、再建、改修、修繕を繰り返し現在の姿になっています。

みなさんは、ご存知かもしれませんが、清水寺本堂は全て木造で建築されていて、釘が一本も使われていません。

本堂の屋は「檜皮葺」(ひわだぶき)の、しなやかな曲線が美しい寄棟造り(よせむねづくり)です。平安時代の宮殿、貴族の邸宅の面影が残っています。

本堂内部は巨大な丸柱によって、手前から外陳(礼堂)と内陳、内々陳の3つの空間に分かれています。奥の内々陳には御本尊が奉祀(ほうし)されていて清水寺にとっては神聖な場所です。お参りの際は外陳南側の廊下を選んで下さい。

本堂は傾斜で険しい崖に建築されていて「かけづくり」と呼ばれる、日本古くからある伝統工法で格子状に組まれた木材同士が支え合い、建築が難しい崖でも耐久性の高い構造をつくり上げることを可能性にしています。

舞台を支えているのは、床下に建てられた18本の柱で樹齢400年余りのけやきを使い長さが数十メートル、周囲が数メートルの柱が並んでいます。
縦横には何本もの貫が通されています。

木材同士を上手に接合する構造は「つなぎて」と呼ばれ釘は1本も使用していません。

舞台・景色

春の清水寺本堂舞台からの景色を眺めるなら、やっぱり桜ではないでしょうか。
夜はライトアップするので、昼間と違う風景が楽しめます。

夏は緑色の木々を眺める標準的な季節ですけど、京都は盆地なので、物凄く暑いです!
こまめに水分補給、休憩などしながら楽しみましょう。

秋は紅葉の季節なので、とても混雑します。春と同じく夜はライトアップします。
夜は昼間と違った世界楽しめます。

冬は雪が降るので、雪化粧がみられると思います。比較的冬は多少人も少なめ
で落ち着いて観光できるのではないかと思います。

清水寺本堂の仏像

清水寺の仏像と言えば「秘仏十一面千手観音立像」だと思います。
秘仏である為、普段は目にすることはでません。
その代わりに懸仏(かけぼとけ)が掲げられています。御正体とも言われています。

特徴がわかりやすく表現されているので、姿を知るには良いかと思います。
こちらで拝むことができます。

実物をみられるのは、33年に1度なので、次に開帳がおこなわれるのが2033年になる予定なので、しばらくは、お目にかかれません。

秘仏とは、信仰上の理由により非公開になっています。厨子などの扉が閉じられたまま
祀られている仏像です。

少し除夜の鐘について話したいと思います。除夜とは12月31日の夜です。
一年の最後の夜から元旦にかけて108回鐘をついて、煩悩の除去を祈願します。
仏教において人間の煩悩が108種あるとされていることに由来します。

 

清水寺の本堂【まとめ】

清水寺本堂、舞台、仏像の見どころを解説してきました。

この記事で少しは理解できたのではないでしょうか。

雪が降る時期は比較的混雑が少なめなので、ゆっくりと観光を楽しめるのではないでしょうか。

清水寺は魅力溢れる素晴らしい場所ですので、自分の好きな季節に出かけてみてはいかがでしょうか。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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