清水寺の豆知識、面白い所や言い伝えについて解説します。この記事を最後まで読み進めて頂くと理解できると思うので最後までお付き合い下さい。
清水寺豆知識は、「音羽の滝」「仁王門」「三重塔」について述べたいと思います。
面白い所は、「千体石仏群」を紹介します。
面白い言い伝えは、「地主神社」について述べたいと思います。
清水寺の豆知識
音羽の滝(おとわのたき)は、清水寺を訪れた人のほとんどが、立ち寄る所ではないでしょうか。滝というよりは、手水舎みたいな感じでは、ありますが人気のスポットになっています。行列ができるほどです。
3本の滝からお水が出ています。それぞれ意味があり、一番左は「延命長寿」真ん中は「恋愛成就」、家庭円満などです。一番右は「学問上達」修学旅行の生徒には人気みたいです。
通常は3本の滝の中から、どれか一つを選んで一口飲むのが一番良い方法です。
ちなみに2本飲むと、ご利益が半分になってしまい、3本飲むと、3分の1、もしくは 全く効果がなくなると言われています。
音羽の滝の水は、ペットボトルなどの入れ物に入れて持ち帰りもできます。
日中は観光客の人が、たくさんいるので水を汲むことは難しいと思います。
できれば早朝に汲むことをおすすめします。
もう1つ滝の後ろに、清水寺を創立した「行叡居士」(ぎょうえいこじ)と「不動明王」が祀られているので、手を合わせてから飲んでみてはいかがでしょうか。
「仁王門」の狛犬について
神社やお寺の一般的な狛犬は、阿形(あぎょう)口を開いてる方と吽形(うんぎょう)が両端に並んでいますが、仁王門の狛犬は両方とも口が開いてます。
お釈迦さまの教えを世に大声で知らしめるためだと言われています。
正確な理由は、わかっていません。
仁王門は目隠しの門とも言われています。それは本堂が見えないからです。
本当に見えないのは、別の場所からの視線らしいです。
もし仁王門がなければ、ある場所を見下ろすことになってしまうからです。
その場所は天皇が住まわれてる「御所」を見下ろしてしまわないように仁王門が建てられたそうです。
「三重塔」について
三重塔の先端の四方に鬼瓦がついていますが、東南の方角だけ顔が龍の顔になっていて龍は火除けの神とされています。北西には愛宕山に守られているのに対してその逆の東南を守る神様が存在しなかったので、ここだけ龍の顔を型どったらしいです。
清水寺豆知識 面白い所
成就院の向かい側にある「千体石仏群」です。
地蔵菩薩、観音菩薩、阿弥陀如来、大日如来、釈迦如来などの石仏が立ち並んでいます。
かなり沢山の石仏が並んでいて、普段こんなにたくさん目にすることはないと思います。
明治始めに、廃仏毀釈運動によって捨てられそうになったお地蔵様を、かわいそうに思った市民が清水寺に運んだそうです。
清水寺豆知識 面白い言い伝え
清水寺の境内にある「地主神社」(じしゅじんじゃ)は、縁結びの神社です。
恋占いの石というのがあり、10mくらい離れている所に石が二つ置いてあり一方の石から、もう一方の石へ目を閉じたまま辿り着けば恋が叶うという言い伝えがあります。
一度で成功すれば、早く恋が実ると言われ、二度三度挑戦して石に辿り着けば恋の成就も時間がかかるようです。
誰かの手を借りて、石に辿り着けば、誰かのアドバイス受けることになるようです。
ぜひチャレンジしてみてください。
・補足ですが、2022年8月19日から社殿修復工事のため閉門しています。(工期3年)
清水寺の豆知識【まとめ】
清水寺の豆知識は「音羽の滝」について、面白い所は、「千体石仏群」面白い言い伝えは、「地主神社」について解説してきました。
少しは理解できたのではないでしょうか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。