東大寺の柱くぐりはなぜ抜けない?簡単に抜けるコツを解説‼
東大寺には、大仏の鼻の穴と同じ大きさにカットされた柱があることをご存じですか?
観光や修学旅行などで、東大寺を訪れた人は実際にくぐったことがある人や、その様子を見たことがある人もいらっしゃると思います。
実はわたしも小学生の修学旅行で、東大寺の柱くぐりをしたことがあるのですが…
一言でいうと「狭い、窮屈、なかなか抜けない、挙句の果てには引っ張ってもらった」
など、凄く大変だった記憶しかなくて…
わたしより小さな子たちは、難なく柱くぐりをこなしていたので、わたしも「大丈夫そうやな」と思っていたら、そんなことはなかったという思い出があります。
今回は、東大寺の柱のくぐり抜けはどうしたらスムーズにできるのか?
また、東大寺の柱くぐりの意味やご利益についても詳しくお伝えします。
Contents
東大寺の柱くぐりで抜けないのはなぜ?
「さぁ!柱をくぐるぞ‼」といざ挑戦しようと思いきや「入らへん…」とか「ちょっと無理かも…」と諦めるのも仕方のないことです。
なぜ柱くぐりで抜けないのか?
※体系
これは、とても重要です。
成人男性も難なくぐれる人もありますが、肩幅や胸板が異様に大きい人は厳しいかも知れません。
お腹が出ている人や、ヒップが大きい人も途中でリタイアになるかも…。
実際に挟まってしまい、東大寺のスタッフの人が救助に出てくる始末となる出来事もあるとか…
そうなってしまうと少しお騒がせになってしまいますよね。
もし柱の穴をくぐった記念写真などを撮りたいとお考えの人は、柱の穴に足から侵入して、身体が半分くらいまで入ったところで、いかにも「くぐったよ~」といった様子で記念撮影するのも、よいアイデアかも知れません。
これは、YouTubeで女性が挑戦するのですが、なかなか柱を抜けることができず、結局足から入って身体が半分入ったところで、ピースサインをして記念撮影をするという動画がありました。
東大寺の柱くぐりを経験した人も、初めての人も動画などをみて「こんなふうにくぐっているのか?」と見てみるのもいいかもしれませんね。
東大寺の柱くぐりで抜けないのはなぜ?コツはあるの?
※東大寺の柱くぐりで有名な柱とは?
大仏の鼻の穴と同じ大きさで、直径120cmの柱に縦37cm、横30cmの穴が掘られて空洞になっています。
その微妙な穴の大きさをくぐるのですが、抜けなくなっては大変ですね。
しかし、不思議なことに皆が柱くぐりをしていると「くぐってみたい」という気持ちになってくるのです。
まるで、大仏の鼻息に吸い込まれるように…(ちょっとオーバーですね)
東大寺の柱くぐりは、コツも必要だと思います。
コツといっても、中国雑技団とかのように身体を軟体にいしたり、関節を外したりするような高度なものではないので大丈夫ですよ。
※東大寺の柱くぐりのコツとは?
そのとき、できるだけ体を伸ばすように、猫のポーズをイメージしながら体制を整え、柱の穴に対して対角線になるようなイメージで侵入してください。
身体の半分が出たら、もうひと踏ん張りです‼
この一連の動作が、スムーズに柱くぐりができるコツではないでしょうか?!
皆さんも、東大寺の柱くぐりに挑戦されるときは、ぜひ参考にしながらチャレンジしてみてくださいね。
※東大寺の柱くぐりの意味は何?
東大寺の柱くぐりのできる柱は、大仏殿の東北に位置した場所に建てられていますが、昔から東北は「鬼門」をさし、柱に穴を空けたのは「邪気を払う」ためだといわれています。
※東大寺の柱くぐりのご利益ってあるの?
柱をくぐると、古来より「厄除け」としてご利益があるとされてきました。
最近は、「無病息災」とか「頭がよくなる」など、ご利益はさまざまですが、柱の穴をくぐるときに「なんとかくぐり抜けよう‼」という懸命な思いこそが、厄も跳ねのける力強い精神が生まれてくるのではないかと思います。
※東大寺の柱くぐりはコツもありご利益もありということですね。
東大寺の柱くぐり抜けないのはなぜ?【まとめ】
東大寺の柱くぐりで抜けないのは、体系なども関係してくるので「くぐれそう!」と思われても、一呼吸おいてよく考えてから柱くぐりをするか?しないか?お考えくださいね。
挟まれてそのままになってしまうのも、あまりにもむなしい光景です。
柱の穴は、大仏殿の東北に位置し「鬼門」であるため「邪気払い」の意味をこめて穴があけられたとされています。
柱くぐりをすると、無病息災などのご利益を授かるとされ、多くの人が挑戦されているようです。
ただ、残念なことに新型コロナウイルス感染症に伴い、柱の穴は木の箱で覆われていてくぐることができないようです。
しかし、コロナも少しずつ落ち着きを取り戻してきましたので、再び柱をくぐれる日も近いかも知れません。
詳しいことは、事前にチェックしてくださいね。
鼻の穴をくぐるなんて、本当に面白い発想で語り継がれていることが、何とも凄いことです。
機会があれば、再び柱くぐりをしてみたいですが、抜けなかったらどないしよ?
と考えてしまいます。
皆さんも機会があれば、是非無理のないように挑戦してみてくださいね。