「最近よくないことばかり続いている…」「今年は厄年だ!」というあなた。
どこかでお祓いや厄除けの実施をお考えの方もいらっしゃることでしょう。
今回は浅草でお祓いや厄除けを予定している方に向けての心構えや詳細な料金体系についてご説明いたします。
お祓いと厄除け・厄払いとの違いなど
お祓いと厄除けは主に「神社」または「お寺」による行事であるかの違いがあります。
神社にて、罪や穢れ・災難などの「不浄なもの」を取り除くための儀式がお祓いや厄払いと呼ばれています。
一方で、お寺で行う祈祷のうち「きれいな状態の心身に厄(不浄なもの)が近寄らない」状態にするものが厄除けです。
神社やお寺によってはどちらも同一の施設で執り行う場所もあります。
最近よくないことばかり続いている方は「お祓い」や「厄払い」、厄年の方や無事を祈願したい方は「厄除け」を実施することをおすすめします。考え方によっては両方やってみることもおすすめです。儀式を執り行う際やお守り購入時などに意識するとよいですね。
浅草ではなにができるか?
浅草のパワースポットといえば「浅草寺」と隣接する「浅草神社」です。
違いを簡単に説明すると、浅草寺の本尊はその昔、川から引き揚げられたのですが、本尊を祀っているのが浅草寺(せんそうじ)で、観音様を引き揚げた兄弟と最初に本尊を祀った人が「三社様」として祀られているのが浅草神社(あさくさじんじゃ)です。
お願い事に関する行事はどちらの施設でも「御祈祷」の一環として神社とお寺のカテゴリに関係なく行われています。
もちろん、それぞれの形式を踏襲した内容で儀式を行っていますが、「御祈祷」の選択肢としてオーソドックスなものは概ね共通しているようです。
具体的になにをすればいいの?
今回はお祓い・厄払い・厄除けをお考えの方それぞれにおすすめの選択方法をご紹介します。
*浅草寺の場合
御祈祷の意味合いを踏まえるのであれば、浅草寺で執り行われる全16種類の御祈祷のうち、「お祓い」や「厄払い」に相当するお願いは、「取り除く」というよりも「厄に対する守護を身に付ける」という発想で考えるとよいかもしれません。
「開運」や「心願成就」「当病平癒」「息災延命」などはおすすめです。また、「厄除」「方除」「災難除」は積極的に行うとよいでしょう。
・ご祈祷の種類や料金体系など
厄除・方除・災難除・開運・家内安全・家内安全商売繫盛・商売繫盛・無病息災・当病平癒・身体健全・心願成就・入試合格・必勝祈願・良縁・安産・御礼
家内安全と商売繫盛のみセットで祈願が可能です。
受付時間は午前6時~午後5時までで、10月~3月は午前6時30分開始です。
本堂内ご祈祷受付所で受け付けられるほか、郵便での予約も可能です。
ただし、電話での予約は不可です。
納める金額は引き換えて授与されるお守りの種類で異なります。主に紙札と木札から選べます。
2.小札 1万円以上
3.大木札(赤水引) 2万円以上
4.大木札(金水引) 3万円以上
1回きりのお願いであれば割り切れる額の赤水引のお札、ずっと続いてほしいお願いであれば割り切れない額の金水引のお札にすることもおすすめです。
*浅草神社の場合
お祓いや厄払いが目的の方は「厄祓」、厄除けが目的の方は「無病息災」や「身体健全」「心願成就」「交通安全」などを選ぶとよいでしょう。
・ご祈祷の種類や料金体系など
公式ホームページによると、個人を対象にした「個人祈祷」では、厄祓・方位除・安産祈願・命名奉告祭・初宮詣(お宮参り)・七五三詣・家内安全・社内安全・社運隆昌・工事安全・交通安全・無病息災・病気平癒・身体健全・心願成就・合格祈願・必勝祈願・成人祭・その他(要相談)が可能です。
会社団体向けの「団体祈祷」もあります。
受付時間は午前9時~午後4時半です。
予約優先で、電話やインターネットで受付を行っています。所要時間は15分程度です。
神社からの注意事項は以下の3点です。
2.初穂料(納める金額)は「お気持ち」で構いませんが、必ずのし袋に入れてください
3.拝殿では靴下またはストッキングを着用し、素足はご遠慮ください
浅草寺のお祓いについて【まとめ】
お祓い・厄払い・厄除けなど、似ている儀式ですが、意味合いが少し異なることがあります。
どのような願いであっても、実現することを信じる心と行動さえ伴えば、成就することでしょう。また、いずれもお礼の御祈祷が可能ですので、ぜひ祈願成就のためにも、お願い事とともに再来を強く願ってから行動してみてはいかがでしょうか。