首里城はいつ建てられた?誰が建てたのかも詳しく解説します!
沖縄県を代表する観光スポットの首里城!
鮮やかな朱色が特徴で、その美しい姿を見よう連日多くの観光客や修学旅行生で賑わっています。
国王の住居でもあった首里城は、沖縄県だけでなく琉球王国の歴史を知るためにもぜひ訪れたい場所ですね。
そんな首里城はいつ建てられたのかご存知ですか?この記事では首里城の歴史について詳しく解説していきます。
首里城はいつ建てられた?
沖縄県のシンボルとも言える首里城は、グスク時代の13世紀後半から14世紀ごろに建てられたと考えられていますが、正確にいつ建てられたかは不明とされています。
城内は内郭と外郭に分かれており、正殿を含む内郭は15世紀ごろの建設、二千円札で有名な守礼門などの外郭は16世紀ごろの建設とされています。
首里城は日本と中国の文化が融合した独特の建設様式が用いられており、石組み技術なども素晴らしく世界遺産群のひとつとして登録れています。
首里城は誰が建てたの?
現在の南城市出生の尚巴志が首里城を建てたとされています。尚巴志が1429年に北山・中山・南山の三山を統一し琉球王国が誕生しました。
その政治や文化の拠点として築かれたのが首里城です。
尚巴志は那覇港を整備して中国など海外と積極的に貿易を行ってきました。その結果、様々な文化が琉球王国に入ってきてそこからさらに独自の文化へと発展していきました。
首里城は、最後の国王である尚泰が明治政府に明け渡すまでの約450年間にわたり琉球王国の中心であった場所です。1879年に廃藩置県によって沖縄県が創設されると、首都機能は那覇に移されました。
首里城の歴史
首里城は建築されてから争いや火災、1945年に太平洋戦争によって4度にもわたり再建されてきました。
戦後は1989年に復元工事を開始し、本土復帰に当たる92年11月3日に正殿や瑞泉門などの主要な建物の一部が開園しました。
その後も合計で9回もの部分開園を経て2019年2月1日にようやく全ての復元が完了し一般公開が始まりました。
しかしそれから約9ヶ月後の10月31日未明に発生した火災により首里城正殿を含む8棟が焼失。
暗闇の中で真っ赤な火の粉を撒き散らしながら焼け落ちていく姿は、沖縄県民のみならず多くの人に悲しみと喪失を与えました。
現在は2026年の首里城正殿再建に向けて工事が行われており、「見せる復興」をテーマに復興作業の様子を一般公開しています。
首里城再建の力になれることは?
復元完了からわずかな期間で焼失してしまった首里城。再建される姿を少しでも早く見てみたいですよね。
首里城正殿復興に向けては募金活動なども行われています。
例えば琉球イオングループだと首里城がデザインされた沖縄限定の「首里城WAON」を300円で販売しています。
この「首里城WAON」で支払った利用金額の一部が首里城募金に寄付され、首里城の復興や文化保存などに使われています。
普段の生活で無理せず首里城の復興を手伝えるなんて良いですよね!
しかも沖縄限定のデザインなのでお土産にもぴったりです!
他にも首里城がデザインされたコースターを購入すると一部が復興募金に使われるなど、様々な方法があるので興味がある人はぜひお土産にも購入してみてください!
首里城公園の基本情報
【住所】
沖縄県那覇市首里金城1ー2
【アクセス】
車利用で那覇空港より約30分(約10km)
ゆいレールで約27分、首里駅下車後徒歩15分
【営業時間】
無料エリア8時30分〜18時
有料エリア9時〜17時30分
【休園日】
7月の第一水曜日とその翌日
【有料エリアの入園料】
大人400円、高校生300円、小中生160円、6歳未満無料
ゆいレールのフリー乗車券(一日券・二日券)を券売所窓口で提示すると団体料金が適用されるのでお得に観光客できちゃいます!
【駐車場】
普通乗用車50〜116台、バス20台〜46台(小型車320円、大型車970円)
首里城はいつ建てられた?【まとめ】
目が醒めるような赤色が特徴的な首里城は、いつ建てられたのか詳細は不明ですがそれでも今から約600年ほど前の技術としては素晴らしいですよね。
世界遺産群として登録されているのも納得です。周辺には首里城と同時に世界遺産群として登録されているものもあるのでぜい一緒に訪れて琉球王国の歴史にどっぷり浸かってみてください!
美しい首里城を1日でも早く沖縄の青い空の下で見られるのが楽しみです!