知床沖には夏になるとシャチが餌を求めてやってきます。
シャチを観察するにはクルーズ船のツアーを予約するのがおすすめです。
知床沖には世界的にも珍しい、白いシャチが現れたこともあり、見た人は感動したそうです。
この記事では、シャチを観察できる時期やクルーズツアー、ダイビングについても紹介しますので、最後まで読み進めてください。
知床でシャチを観察できる時期
知床でシャチを観察する最適な時期は、一般的に4月〜8月で、7月〜8月が一番多く見ることができます。
シャチは季節によって活動が変化し、夏になると餌を求めて知床周辺の海域に移動するため、シャチの観察がしやすくなります。
知床沖には数多くのシャチが現れ、15頭くらいの家族で群れをなし、ときには100頭もの大群を見ることができます。
近年、ナゾに包まれた白いシャチも何度か目撃されています。
2年ごとに知床沖に現れるようなので、2025年にまた来てくれるかもしれません。
なぜ白いのかという理由は未だに解決されていませんが、実際に見た人の中には感動し、涙する人もいたそうです。
シャチのクルーズツアー
知床周辺ではシャチ観察のためのクルーズツアーがたくさん開催されています。
クルーズツアーは主に7月〜8月に開催され、シャチが頻繁に見られるエリアを航海するので、シャチに出会える確率が高くなります。
ツアーでは専門のガイドが同行し、シャチの生態や行動パターンについて解説します。
クルーズツアーに参加する際には、海上は冷えることが多いため、暖かい服装や防寒具をご用意しましょう。
シャチクルーズツアーは時期や曜日によって予約が必要な場合があります。
クルーズツアーは天候に影響を受けることがあるので、ツアーのホームページを見て開催の有無を確認してください。
知床でダイビングを楽しむ
知床のダイビングは、美しい海底景観、豊かな海洋生物、そして非常に透明度の高い水が特徴で、多くの魚や甲殻類、軟体動物などが生息しています。
知床でのダイビングは夏が最も一般的なダイビングシーズンで、寒冷な冬にもダイビングが可能で、アイスダイビングも人気があり、氷の下に広がる美しい海底景観を楽しむことができます。
知床でダイビングをするとウニやカニ、イセエビ、カラフトマス、イルカなどが見られ、海底は美しいサンゴ礁で覆われており、ダイバーにとって魅力的なさまざま種類のサンゴや多彩な色の海綿を観察できます。
ダイビングを楽しむ際には、安全に潜水できるようにトレーニングを受け、地元のダイビングガイドと共に行動することが重要です。
ダイビングツアーも多く、装備をレンタルしているところもあるので、事前にホームページを確認してください。
知床の自然環境を保護し、持続可能なダイビングを実践しましょう。
知床のシャチが見られる時期は?【まとめ】
知床のシャチの観察の時期やクルーズ、ダイビングツアーを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
7月〜8月の夏の知床沖には数多くのシャチが現れ、観光客を楽しませてくれます。
ときには100頭近くのシャチの大群が泳ぐ姿が確認され、その中には世界的にも珍しい白いシャチも現れ、見た人に感動を与えたそうです。
シャチを観察できるツアーも多く、知床の海やシャチのことに詳しいスタッフの説明に耳を傾けながら航海できます。
知床の海には色々な生き物がいて、ダイビングをしながら海の生き物を観察することも出来ます。
初心者には厳しい環境なので、必ずベテランのガイドと一緒にダイビングをするようにしてください。
めったに体験できないシャチの観察やダイビングを体験するのも、自然豊かな知床ならではです。