大阪城のエレベーターにがっかりはなぜ?いつから設置?口コミ・評判まとめ

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大阪城の天守閣にあるエレベーターを見て「なんだかがっかり…」と思ったことはありませんか?

実はこのエレベーター、昭和初期から設置されている歴史ある設備なんです。

今回は、大阪城のエレベーターがいつから設置されたのか、なぜがっかりと言われるのか、その理由や背景を詳しく解説します。

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目次

大阪城のエレベーターはいつから設置された?

1931年の天守閣建設時に2台設置

天守閣内のエレベーターは、1931年(昭和6年)に3代目の天守閣が建設されたとき同時館内と館外の2箇所に設置されています。

1997年(平成9年)に、スロープの設置も兼ねて改修工事がされています。

天守閣内にはエレベーターが2台あります。

先日、日曜日の15時くらいに天守閣に行った時は、一緒に行った友人が腰痛だったのでエレベーターに乗って5階まで行きました。

待ち時間は5分くらいでしたが、待てない方は階段を利用されていました。

エレベーター1台は5階までの利用で8階の展望台までは階段の利用

5階から8階の展望台へは階段を利用します。

階段は、上りと降りる人用に一列ずつ仕切られおり、とても狭いです。

手すりはあるので、転ばないように気をつけて利用しました。

別の1台は8階展望台まで利用可能

先ほど、5階までエレベーターを利用した、と申しましたが、2台あるうちの1台は、8階の展望台まで利用ができます。

しかしこちらは、車椅子や足の不自由な方が利用するためのエレベーターなので利用したい場合は館内のスタッフに対応を頼めば対応してくれます。

もう一箇所の館外のエレベーターは、天守台(石垣)に行くことができ、展望台へは行きません。

館外のエレベーターは、普段は利用ができませんが、チケット購入時に場所を確認したら利用ができます。

天守台はスロープになっており、点字ブロックも設置されています。

大阪城は車椅子の貸し出しをしていますので、天守閣1階にあるインフォメーションカウンターで貸し出し可能です。台数は5台ありますが、予約不可となっています。

大阪城は、大阪はもちろん日本の観光名所なのでいろんな方に見てもらいですよね。

もし展望台に上れず困っているようであれば、大阪城のスタッフに相談をしてみてください。

なぜ大阪城のエレベーターは、がっかりするのか?

大阪城の天守閣をぐるっと一周すると、近代的な建造物が見えてきます。

外部エレベーターなのですが、秀吉や徳川幕府時代には無いものがみえるので違和感があるかもしれません。

しかし、エレベーター以外にも、館内は近代的な造りとなっており、お土産物店もあるので近代と江戸時代の名残の両方を感じながら見学するといいのかなあと思います。

なぜ、こんなところに配管が?と思うこともあるでしょうが、そこは目をつむっておきましょう。

大阪城のエレベーターにがっかりする口コミ・評判まとめ

大阪城のエレベーターについて、実際に訪れた人の口コミを見てみると「便利でありがたい」という声がある一方で、「雰囲気が台無しでがっかりした」という意見も目立ちます。

例えば、SNSでは「せっかく歴史あるお城なのに、外付けのエレベーターが目立って残念だった」という投稿が多く見られます。

また、「昔のお城の風情を楽しみにしていたけど、近代的なエレベーターがあると一気に現実に引き戻された」と感じる人もいるようです。

しかし一方で、「階段を登る自信がなかったけどエレベーターのおかげで天守閣まで行けた」「足が悪い母と一緒に見学できて良かった」という感謝の口コミも多く、がっかりする人ばかりではありません。

このように、大阪城のエレベーターは歴史的景観を損なうと感じる人がいる反面、バリアフリー面で評価する人も多く、訪れる人の立場によって印象が大きく異なるようです。

他のお城のエレベーターはどうなんだろう?

名古屋城には以前エレベーターが設置されていた

昭和34年再建時には名古屋城の天守閣にエレベーターが設置されていました。

名古屋城の天守閣は現在閉鎖中で、木造再建工事が保留となって何年も経っています。

計画が遅れている理由の1つとして、バリアフリーと忠実に木造建築を復興するかで揺れている点があります。

忠実に再現をするなら、エレベーターは無しになりますが、1人でも多くの人が広く楽しんでもらうにはエレベーターは必須ですよね。

つまりエレベーターを設置するかどうかを巡っても議論されているのです。

がっかりしない見せ方を工夫するなど検討が必要です。

石垣の調査や資金面でも未解決問題がありますが、いろんな人が見て回れる天守閣になるといいなと思いますね。

いつから名古屋城の天守閣再建が実行されるかわかりませんが、気長に待ちたいです。

他のお城にエレベーターはあるの?

実は、日本全国のお城で天守閣にエレベーターが設置されている例はごくわずかです。

現存12天守(江戸時代以前から残る天守閣)にはエレベーターは一切ありません。

これらは文化財保護の観点から、バリアフリー化が難しいのが現状です。

一方、大阪城のように鉄筋コンクリートで再建された復興天守ではエレベーター設置が可能で、以下のお城にあります。

  • 名古屋城(休館中)
    昭和34年再建時に設置。木造復元計画では設置を巡って議論が続いています。

  • 熊本城(震災後修復中)
    仮設見学通路やエレベーターでのバリアフリー化が進められていますが、天守閣内は階段のみ。

  • 福山城
    再建天守閣にエレベーターなし。

  • 広島城
    鉄筋コンクリート造りですがエレベーターなし。

このように、天守閣にエレベーターがあるお城は名古屋城と大阪城が代表例と言えます。

特に大阪城は早くから設置されており、全国でも珍しいバリアフリー対応のお城となっています。

大阪城のエレベーターにがっかりするのはなぜ?いつから設置されてるの?【まとめ】

大阪城のエレベーターは、1931年に設置されて以来、多くの人々の移動を助けてきました。

一方で、歴史あるお城に現代的なエレベーターがあることにがっかりする声もありますが、バリアフリー化によって誰もが見学できる大切な役割も果たしています。

大阪城を訪れる際は、エレベーターの歴史や背景もぜひ思い出してみてください。

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