華厳の滝はエレベーターで観爆台まで行って、滝の水しぶきを浴びながら鑑賞することができます。
エレベーターは年中無休で営業時間は冬の期間は少し短くなるので、その期間に行く場合は少し早めに行動したほうがよさそうです。この記事では、エレベーターの料金や営業時間、エレベーターの乗車時間やエレベーターが出来た背景を詳しく紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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華厳の滝のエレベーター高さと移動時間
華厳の滝のエレベーターは岩盤の中を100m下り、約1分で地下通路に到着します。エレベーターは定員30名、2基で随時運行しています。真夏でも15度と涼しい地下道を抜けると3層の観瀑台があり、華厳の滝の滝が流れる様子や滝つぼ、華厳の滝から続く渓谷や険しい岩壁が目の前に広がります。
エレベーターで行ける観爆台から間近で見る頂上から滝つぼまで落下する滝の姿は迫力満点で、爆音とともに水しぶきが弾け豪快です。
華厳の滝のエレベーターの営業時間
エレベーターの営業時間は年中無休で、季節により営業時間が異なります。営業時間は、12月1日から2月2末日は9:00~16:30、3月1日から11月30日は8:00~17:00となっていますが、変動する場合がありますので、事前にホームページなどで確認などして、余裕をもって行動しましょう。
華厳の滝のエレベーターの料金
エレベーターの料金は、大人(中学生以上)が570円、小学生340円、小学生未満は無料です。1階のきっぷ売り場で購入し、改札口で入鋏してもらいエレベーターに乗車します。きっぷは昇降券と呼ばれ、KEGONの字模様が印刷されています。
団体料金は一般団体(30名以上)※大人と小学生を合わせて30名以上が大人・高校生・中学生500円、小学生290円で、学生団体(30名以上)※先生と生徒を合わせて30名以上が高校生450円、中学生360円、小学生290円で先生は生徒と同料金になっています。
観瀑台とエレベーターのルーツ
華厳の滝は明治33年に間近で観覧できるようになりました。それまでは、郷愁の日光に書かれているように「滝見物は容易ではなく、はるか手前の断崖に突き出た岩上まで、危険な岩場を這い下り木にしがみついて眺めていた」くらい危険な場所で観覧していました。
星野五郎平が7年もの歳月をかけて、滝つぼ近くに茶屋を開いたのが観瀑台のルーツとされています。当時は少し下流側から絶壁を下り、滝つぼに登り返していました。日光名所圖會によると瀧つぼから七八間の処に地面十数坪を作り、ここに五郎平茶屋なる風雅の茶亭を設けたのだそうです。
現在は、1930年に完成したエレベーターで観瀑台へ降り立つことが可能となり、もうもうと舞いあがる滝のしぶきがかかるほど間近から迫力ある姿を眺めることができます。梅雨明けや台風通過の後などは、中禅寺湖が増水し迫力のある水量が滝へ流れて、さらに迫力を増します。
華厳の滝のエレベーターの料金と営業時間は?エレベーターの高さや観瀑台のルーツも紹介!【まとめ】
華厳の滝のエレベーターは1930年に完成し、100メートルの高さを約1分で移動します。エレベーターを降りて地下道を抜けると、華厳の滝や渓谷を一望できる観瀑台に到着します。
営業時間は年中無休で12月1日から2月2末日は9:00~16:30、3月1日から11月30日は8:00~17:00と冬季は少し短く、営業時間が変わることもあるので事前に確認するほうがよいでしょう。
観瀑台は明治33年に星野五郎平が滝つぼ近くに五郎平茶屋を設けたのが始まりで、今ではエレベーターで、あっと言う間に滝の近くに行くことができますが、それまでは危険な岩場を這って行き、岩にしがみつきながら見るしかなかったようです。華厳の滝は危険を感じながらも見に行きたくなる、人々を惹きつける魅力がある滝かもしれません。以上、華厳の滝のエレベーターの料金や営業時間、観爆台のルーツを紹介しました。