道後温泉のプロジェクションマッピング「道後REBORNプロジェクト」は終了した?

注意:道後温泉 プロジェクションマッピングは2023年8月31日に終了しています。

道後温泉REBORNプロジェクトは、2018年から2025年までの道後温泉本館改装に伴う一部施設利用制限による観光の損失を補うために発足されたプロジェクトです。

手塚治虫氏の「火の鳥」とコラボレーションしたテーマの色とりどりの照明が、「道後温泉本館」の建物一面に照らし出されるような仕様でした。

時間ごとにプロジェクションマッピングが流れるので、初めから見たい方は時間前にいくとよいでしょう。ほかの地域にも同様のルールのものがありますので、参考にするとよいでしょう。

道後温泉のプロジェクションマッピングとはどのようなイベントだった?

毎日午後7時から9時半まで15分毎に建物正面を照明で照らし出すイベントでした。

コロナの時期は30分毎や、告知なしで開催などもありました。

3年目で終了になった理由は、自治体のプロジェクトによるもの(予算の都合)だからです。もともと3年のみで計画されていたものでした。

手塚治虫氏の「火の鳥」は「生まれ変わり」「不死身」「復活」という意味合いのシンボルです。

また、道後温泉の発祥は、3000年以上前に傷ついた「白鷺」が何日も湯に浸かることで後日元気に飛び去った様子を見た街の人々が不思議がって温泉に入ったところ、身体の調子がよくなった、という伝説があります。

このように、「伝説」と「境遇」が見事にリンクしていることもあり、選定されたものと考えられます。

道後温泉本館

道後温泉にある3つの入浴施設のうちの1つ。宿泊はできないため中の見学のみできます。
(宿泊は近隣の旅館を利用すること)
内部は、すべて木造で、塗装などはないことが特徴です。

スーパー銭湯のような種類豊富の温泉という雰囲気とは対照的で、1種類のお風呂があるのみ、という内容です。

ただし3000年の歴史を持つ温泉で、日本神話の神様から近代の文豪までがこぞって訪問するため、ゆかりの展示物が多くあります。

また、100年程度の古い建物であるため、「道後温泉とはこれだ」という本物の雰囲気を実感するにはうってつけの建造物です。

道後温泉本館の注意事項

平屋で中は古い銭湯のような感じです。

「本館」と名のついているがゆえに多くの訪問者がおり、入浴するために外側までずらっと列ができます。

また、備え付けの石鹸やシャンプー等がないため、自分で何か持っていくか、中で購入がおすすめです。

道後温泉本館に行ったら買っておきたいもの

道後温泉本館では、タオルや歯ブラシが100円未満の安価で購入可能です。

そのため、気軽に手ぶらで訪問が可能です。

四国を旅していて「たまたま通りかかったから行ってみたい」くらいの気持ちで入ることが可能です。

ここで絶対にGETしておきたいのか道後温泉本館限定の「みかん石鹸」。

手のひらサイズで60円で販売しています。オレンジ色でみかんのほんのり甘い匂いがします。

お家での利用や、消臭・インテリア材料などにもおすすめです。高いものではないので、いくつか買ってみても良いのではないでしょうか。

道後温泉のプロジェクションマッピングイベントは終了した?【まとめ】

道後温泉のプロジェクションマッピングイベントは、自治体のまちづくり計画で3年間と区切られていたため、3年間続き、2023年8月31日に終了しました。

工事中のため、普段の展示物以外の、観光の思い出に残るようなイベントとして盛大に盛り上がりました。このプロジェクションマッピングイベントは「スポーツ文化ツーリズムアワード」を受賞し、アイデアを高く買われたイベントでした。

プロジェクションマッピングイベントがなくとも、日本最古の温泉としてこれからもありつづける道後温泉。新しく生まれ変わった姿もまた、楽しみですね。

また、リニューアルオープン後にイベントが開催される可能性も見込まれます。そちらも待ち遠しいところです。完成は2024年の予定であるため、もうすぐ新たな告知がでる頃ではないでしょうか。