稲取温泉の効能と泉質について徹底解説!

稲取温泉は、伊豆東海岸に小さく突き出た岬にあり、伊豆半島東海岸のほぼ中央に位置するため、南は下田、北は伊東までアクセスは抜群です。

春は雛のつるし飾り、夏は海水浴、秋はススキと月見、冬は河津桜と四季を通じて見どころが多く、名物の「金目鯛」を中心に海鮮豊富な料理の宿が多いですが、温泉自体の魅力をご紹介します。

 

稲取温泉の開湯は?

開湯は昭和31年に約57℃の天然温泉が湧出したのが始まりの新しい温泉地ですが、岬にいだかれた天然の良港があり、伊豆でも有数の漁港として、町中も活気に溢れています。

伊豆七島を一望できる露天風呂のある美食や施設を誇るラグジュアリーな宿が多く、「稲取銀水荘」は全国区の人気旅館です。伊豆半島の東海岸にあるため、少し早起きをして、朝日を眺めながらの入浴は最高です。

稲取温泉の泉質は?

稲取温泉の泉質は、海に近いためか熱海温泉と同様に、塩化物泉になります。この泉質は、別名「熱の湯」「温まりの湯」と言われ湯冷めしにくいお湯です。また塩分の殺菌効果で「傷の湯」とも呼ばれています。

塩化物泉とは?

塩化物泉は食塩泉とも呼ばれます。日本の源泉の27%を占め、単純温泉に次いで多い泉質です。塩化物泉は保温効果の高い温泉として「熱の湯」「温まりの湯」と呼ばれることもあります。

研究により、浴内の塩分濃度が高いほど、からだの深部温度が上昇し、出浴後の保温効果も強いことが明らかにされています。塩化物泉に入ると、心身をリラックスさせる副交感神経が優位になる傾向があります。また、他の泉質と比較して作用が穏やかであり、湯あたりや副作用なども少なく、また症状が出たとしても軽いとされています。

そのため年配の方や病気の回復期の方にも勧められています。

稲取温泉の効能

泉質別適応症

きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、

一般的適応症

筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

稲取温泉日帰り温泉施設おすすめ3選(稲取温泉旅館協同組合HPより)

稲取東海ホテル

絶景温泉と魚介満腹の宿、湯に浸かりながら太平洋の潮騒を満喫できます。水平線へと続く海を眺める感動の絶景露天風呂。

詳細については https://tokaih.co.jp/%e6%97%a5%e5%b8%b0%e3%82%8a%e5%85%a5%e6%b5%b4/

SPA RESORT 竜宮の使い

インフィニティ露天風呂、蒸し風呂、貸切風呂、大浴場、屋上足湯など色々な温泉が楽しめる人気の宿です。インフィニティ露天風呂からは晴れた日には伊豆七島が眺められます。

詳細については https://www.sparyugu.jp/hot_spring

石花海

自家源泉を所有する石花海の温泉をゆっくりお楽しみください。海と空のパノラマが広がる絶景のお風呂もお楽しみいただけます。

詳細については(じゃらんネット予約) https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000203623/activity/l0000208F8/

 

稲取温泉の効能と泉質について徹底解説!【まとめ】

静岡・伊豆半島 東伊豆町のなかで大きな漁港を持つ“伊豆稲取”には温泉があり、海が近く海鮮が楽しめ、周辺観光スポットも充実した、非日常的な旅行ができる場所です。東京駅から特急スーパービュー踊り子号に乗って約2時間30分で到着します。

伊豆東海岸に小さく突き出た岬の立地を生かしたパノラマが広がるお風呂や稲取の金目鯛や海鮮のお食事など、伊豆がたくさん詰まった稲取温泉に行きましょう。