伊東温泉と熱海温泉との違いは?それぞれの特徴の解説を徹底比較!

伊豆にいったことがあまりない方からよく聞かれる質問です。「熱海温泉と伊東温泉どっちがいい」これ難しい質問ですよね。温泉まんじゅうの「こしあんとつぶあんどっちがいい」と聞かれているようなもので、個人の嗜好に近い気がします。(笑)

主観と客観を織り交ぜながら「熱海温泉VS伊東温泉」で違いと比較をしていきます。(笑)

 

熱海温泉VS伊東温泉

熱海と伊東どっちがいい(客層)

熱海:カップル・女子旅・ファミリー 年齢層低め
伊東:友人同士・一人旅・湯治目的 年齢層高め

熱海と伊東どっちがいい(電車・車)

これは熱海に軍配が上がります。熱海は東京から新幹線で約40分、車で2時間弱にて到着します。熱海から伊東までは、電車で20分程度、車で30分程度行ったところにありますので断然熱海です。
だって、日本の大都市から一番アクセスのいい温泉地が熱海ですもの。ウィークポイントといえば、熱海は平地が少ないため駐車場が少なく、道も狭いため熱海市街の道は混雑します。

熱海と伊東どっちがいい(気候)

熱海と伊東は、距離として約20㎞しか離れていなく、海に面しており、あたたかい黒潮の影響で冬は暖かく、夏は内陸からの風で涼しいのが特徴です。気候はほぼ同じ気候と言っていいでしょう。海岸からの標高がない分、冬は気持ち伊東のほうが暖かいような感じがします。

熱海と伊東どっちがいい(温泉)

温泉の量は、伊東温泉が全国3位の30.615ℓ/分、熱海温泉が全国6位の17.646ℓ/分で

両温泉とも全国屈指の温泉ですが、宿の数なども比較してみると、伊東温泉に軍配が上がるようです。そういえば、伊東温泉は源泉かけ流しの宿が多いのが特徴です。泉質の違いは、伊東温泉が主にアルカリ性単純泉(肌にやさしい)、熱海が主に塩化物泉(体ぽかぽか)と違いがあります。泉質は好みになりますね。

熱海と伊東どっちがいい(外食)

熱海は新幹線で東京へ1時間で行けるので、東京へ通勤している人がいたり、リゾートマンションや別荘をもち東京との2重生活をしている人が多い場所です。そんな理由で、比較的裕福な人が多いためか、食事の値段は割高です。

しかしながら、そんな都会の人も満足させるような老舗レストランや新鮮な魚介類をメインとした食事もできます。もちろん飲食店も多数ありますので、肉、フレンチ、中国料理、天ぷら、寿司など豊富です。焼き魚、煮魚など素朴な魚料理を味わうなら伊東、魚以外でも都会的な華やかさなら熱海ではないでしょうか。街の雰囲気も落ち着いた雰囲気の伊東と飲食店多数で賑やかな熱海では、 食事シーンでも全く異なります。

熱海VS伊東どっちがいい(宿)

東京資本のラグジュアリーホテルが多くあり、地価が高いせいか値段もハイクラスの熱海です。格安ホテル代表の伊東園ホテルでさえ、熱海と伊東の差額は2000円以上。コスパを考えると伊東。センスを選ぶなら熱海です。

熱海VS伊東どっちがいい(カップル・女子旅)

熱海の特徴として老若とわず、女子旅とカップルの多さです。女子やSNSで人気のパワースポット「來宮神社」、映える観光地「ACAO FOREST」には、パワースポットの「曽我浅間神社」に、SNS映え必至の「空飛ぶブランコ」やガラス張りの「COEDA HOUSE」など、女子受けを狙った観光地がたくさんあります。

伊東は、「シャボテン公園」でカピバラさんやカワウソさんと触れ合ったり、大室山や小室山で自然の雄大な景色をみて感動したりと自分自身の記憶に残るような観光が楽しめます。

熱海VS伊東どっちがいい(一人旅)

熱海の宿泊費と人気から考えたら、熱海での一人旅は少し腰が引けますね。そのうえ賑やかで女子旅とカップルが多い熱海では、1人でゆっくりなんてちょっと厳しいかも。一人旅では、癒しの伊東温泉に軍配が上がります。

熱海VS伊東どっちがいい(ファミリー)

これは決められません、ただもし比較するのであれば、電車の利便性を活かして車を持っていない方は熱海で、車を持っている方は伊豆高原のほうまで足が延ばせ東伊豆を満喫できるので伊東へでどうでしょう。

熱海VS伊東どっちがいい(ペット)

伊東市の伊豆高原はペット専用ホテルのほか、ドックランやペット可の施設がたくさんあります。伊豆高原はペットに関して寛大なのでしょう。そういうところって安心ですよね。
ということで、ペットに関しては伊東に軍配が上がります。

 

伊東温泉と熱海温泉との違いは?それぞれの特徴の解説を徹底比較!【まとめ】

「熱海温泉と伊東温泉どっちがいい」違いと比較を書いていてわかったことですが、両方甲乙つけがたいというのが本音です。都内に住む友人と会う機会があり「熱海温泉と伊東温泉どっちがいい」と聞いてみたところ、それは「新宿と池袋どっちがいい」と聞いているようなものと言われ、言いえて妙だなと思いました。