首都圏から近く、気軽に行ける温泉地として人気の高い鬼怒川温泉ですが、日光にも近くきれいな紅葉が見えるということは、気温の寒暖差も激しいということ。
日光・鬼怒川エリアは「関東の冷蔵庫」とも言われていますし、年間平均気温も東京より4℃ほど低くなります。標高約400mの鬼怒川温泉の春夏秋冬の天気・気温とおすすめの服装を深堀します。
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「鬼怒川温泉」春夏秋冬の気温
*鬼怒川温泉の春「3~5月」の天気・気温と服装
首都圏では寒さ和らぐ3月ですが、鬼怒川ではまだまだ、肌寒い日が続きます。本格的に春と言えるのは4月に入ってからです。
春は特に昼と夜の寒暖差が大きいので、気温によって調整できる服装がベストです。併せて日光エリアに行く際は、気温も下がることを意識してくださいね。
*鬼怒川温泉の夏「6~8月」の天気・気温と服装
例年6月初旬に梅雨入りする鬼怒川エリアは降水量が多く、湿度も高くなります。
鬼怒川エリアは突然の雷も多く、平均気温は20℃前後で東京より3~5℃低く、朝晩は気温が下がるので雨具にもなる撥水性のある上着があると安心です。
特にホテル旅館などは、空調が効きすぎている場合もあり、暑い時期であっても、さっと羽織れる上着やストールをもって行くと便利ですね。
*鬼怒川温泉の秋「9~11月」の天気・気温と服装
首都圏の昨今の初秋の暑さを考えると、鬼怒川エリアは季節的には一番過ごしやすい時期になります。
この時期は日光でも中禅寺湖など標高の高いところに行く計画をする人も多いと思います。秋が深まり11月なると急激に気温も下がり、冬支度に向かいます。行く時期と標高差を考えて、脱ぎ着がしやすい服装がおすすめですが、大判のストールも加えると色々な使い方ができるので重宝します。
*鬼怒川温泉の冬「12~2月」の天気・気温と服装
冬の天気は東京と同様、太平洋高気圧の影響で晴天の日が多いです。しかしながら、冬は厳しい気温となり、鬼怒川温泉でも平均気温が0℃前後になります。
この時期は、首都圏でも夜間に出掛けるような服装を意識するのが良いかと思います。すなわち、ハードアウターと呼ばれるダウンジャケット・厚手のコート、マフラー、手袋などの防寒が必要です。足元もブーツなどで暖かくしていくと良いでしょう。
鬼怒川温泉の宿の空調事情
温泉地の旅館は設備が古い旅館が多いです。特に鬼怒川温泉は大型の旅館多く、たとえ、リノベーションして表面だけきれいでも、空調設備はセントラル方式(集中管理方式)だったりして、個別空調と違い微妙な温度調節ができません。
強・弱の切り替えぐらいですので、食事会場などが暑かったり・寒かったりする場合が多々あります。
さらに季節の変わり目に1日かけて暖房と冷房自体の仕組みを変更するため、梅雨寒のときにすでに冷房に変えてありますので、暖房は効きませんなんてこともあります。
もちろん、逆もありますが「寒いから温泉に入って温まろうと思ったけど、結局、湯冷めして風邪ひいたみたい。」なんてならないためにも、特に冷え性の人は対策をプラスワンでご準備をしてくださいね。
鬼怒川温泉の天気と服装は?【まとめ】
一般の人は日光・鬼怒川エリアを同じエリアと思いがちですが、日光と鬼怒川は標高や天気・気温も大きな差があります。
日光に比べると、鬼怒川は比較的首都圏に近い天気・気温ですが、それでも北関東の立地と標高約400mを考えると、十分な備えが必要ですね。
ただし、旅は気軽に楽しみたいもの、できる限り軽く薄い服装になるよう簡単に着脱できるアイテムはほんとうに便利です。おしゃれを楽しみながら、寒さ対策をしましょう。
なお、こちらに日本気象協会の天気と生活の情報サイト「てんきとくらす」というサイトをご紹介します。このサイトは「鬼怒川温泉の天気予報とおすすめの服装」が今日・明日・明後日と3日分あり、鬼怒川温泉の服のコーディネイトに便利なサイトです。
紹介サイトはこちら
https://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=09120001&type=12&ba=kk