「よみうりランドのキャラクターって、なんか怖い…」
そんな声、SNSでもちょこちょこ見かけます。
本来なら子ども向けに愛されるはずの“ゆるキャラ”たちが、なぜか「不気味」「夜見ると無理」と言われてしまうことも。
この記事では、よみうりランドで実際に登場するキャラクターたちの“怖いと言われる理由”を、SNSの声や写真、キャラクターデザインの変遷をもとに深掘りしていきます。
「本当に怖いの?」「なぜそんな風に言われるの?」と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
よみうりランドのキャラクターのグッドとラッキーとは?
よみうりランドの公式マスコットキャラクターといえば、宇宙犬「ランドドッグ」種族に属する「グッド」と「ラッキー」。
2匹はよみうりランドの顔として、イベントやショー、グッズなどにもたびたび登場します。
その一方で、「ちょっと怖い…」とSNSで話題になることも。
まずは、彼らのプロフィールや誕生ストーリーをしっかり確認していきましょう。
グッドとは?
グッドは、ランドドッグ星から地球にやってきた“宇宙犬”の男の子。
のんびりマイペースで、すぐに何かに没頭する不思議系キャラです。喜怒哀楽が表情に出にくいのが特徴で、その“無表情っぽさ”が着ぐるみになると「怖い」と感じられる原因のひとつかもしれません。
- 誕生日:4月1日(エイプリルフール)
- 好きな食べ物:チュロス
- 得意なこと:お手(握手)
- 苦手なこと:水泳(犬かきが苦手)
ラッキーへの気持ち:明るくて元気なラッキーは、グッドにとってのヒロイン。いつも慰めてくれる優しい存在として、大切に思っている。
ラッキーとは?
ラッキーは、グッドと同じく“ランドドッグ”の女の子で、明るくしっかり者な性格。
社交的でなんでもウェルカムな強運の持ち主です。
グッドを人気者にするのが夢で、いつも陰でそっと支えています。美味しいものやおしゃれが大好きという、ちょっと乙女チックな一面も。
- 誕生日:10月31日(ハロウィン)
- 好きな食べ物:クレープ
- 得意なこと:お手(ハイタッチ)
- 苦手なこと:熱いもの(猫舌)
グッドへの気持ち:グッドの一途な思いや、安心できる雰囲気、優しいところが好き。
グッド&ラッキーの出会い(再会)ストーリー
2匹はもともと宇宙の彼方にあるランドドッグ星出身の幼なじみ。
ある日、よみうり宇宙新聞で「よみうりランドにグッドがいる」という記事を見たラッキーが、バレンタインのチョコレートを手に地球へ向かい、2016年2月14日に感動の再会を果たしました。
こうして、グッド&ラッキーの物語は、よみうりランドを舞台に今も続いています。
よみうりランドのキャラクターが怖いと言われるのはなぜ?

本来なら子どもたちの人気者であるはずのグッド&ラッキー。
しかしネット上では「ちょっと怖い」「夢に出てきそう」といった声も。ここでは、なぜそう思われてしまうのか、実際のSNSの声とあわせて理由を分析してみます。
表情が読めない=怖い?
グッドは「喜怒哀楽が表情に出にくい」性格設定ですが、それがリアルな着ぐるみになると、どこを見ているのか分からない目や、動きの少ない顔が「無機質で怖い」と感じられてしまう原因になります。
特にSNSでは以下のような声が見られます:
- 「目が笑ってない気がする…」
- 「着ぐるみのグッド、闇を感じるw」
- 「夜のパレードで見かけたら、子どもが固まってた」
このように、“目の表情が曖昧”という点が不気味さにつながっていると考えられます。
夜の遭遇がホラー化?
明るい時間帯に見れば可愛く感じるキャラでも、夜の暗がりで突然出会うと印象が変わるもの。
とくによみうりランドのナイトイベントでは、光と影のコントラストが強くなり、着ぐるみの輪郭や目の光り方がホラー寄りに見えることがあります。
- 「イルミネーションの中から急に現れて、マジでビビった」
- 「ラッキーの目が光を反射してギラッとしててちょっとホラー」
特に小さなお子さんにとっては、「よく分からない生き物が突然現れる=怖い」と感じるのは当然かもしれません。
“ゆるキャラっぽさ”が裏目に出てる?
グッド&ラッキーのデザインは、いわゆる“ゆるキャラ”系の丸っこくて可愛らしいスタイル。
ただその中に、「ちょっと異質な雰囲気」や「見たことない造形」が混ざっていることで、逆に印象に残りすぎて「怖い」と認識されてしまう側面もあります。
例えば、グッドのボディカラーやラッキーの目の開き具合など、既存のキャラクター文脈とズレた個性が「違和感」として伝わるのかもしれません。
実際に怖かったエピソード|利用者の体験談

「よみうりランドのキャラクターって、なんか怖い…」という声は、ネットのネタだけではありません。
実際に現地で体験した人たちの中には、「ちょっと怖かった」「子どもが泣いた」といった具体的なエピソードを語る人もいます。
ここでは、そんなリアルな声を紹介します。
子どもが泣いた…着ぐるみとの距離感
とある家族連れがパレードを見ていたとき、グッドが近づいてきた瞬間、3歳の男の子が大泣き。
「優しそうな顔なんだけど、近くで見るとなんか怖かったみたいです」と母親は語っていました。
着ぐるみは人間よりも背が高く、顔の動きも少ないため、“表情が固定された大きな何か”に見えるようです。
大人には可愛く見えても、子どもにとっては「得体の知れない巨大生物」なのかもしれません。
夜に見たラッキーがホラーすぎた話
ナイトイベントでイルミネーションを楽しんでいたカップルのもとに、ラッキーの着ぐるみが登場。
「かわいい~」と思って近づいたところ、ライトの角度で目がギラッと光り、顔の陰影が強調されて思わず後ずさりしたというエピソードも。
昼間の印象とはまるで違う、“夜の顔”を見せるキャラクターたち。
あまりにも光の演出が綺麗な分、影とのコントラストが強く、想像以上にホラー感が増すこともあるようです。
着ぐるみの動きが予想外だった
「子どもとハイタッチしようとしたら、グッドの手が予想外にスーッと伸びてきて、びっくりしてしまった」と語るのは、初めてよみうりランドを訪れたお父さん。
着ぐるみの動きが人間とちょっと違うと、「不気味」「動きが生き物っぽくない」という印象を与えることもあります。
無音で動く・静かに立っている・突然手を振るといったアクションが、想定外のインパクトになるようです。
キャラクターたちの魅力は?怖さとのギャップも注目
「怖い」という印象を持たれがちなグッド&ラッキーですが、もちろんそれだけではありません。
実際には、見た目とのギャップにハマるファンも多く、その個性的な存在感が“クセになる魅力”として注目されています。
最後までファンサしてくれるよみうり子ちゃんと、お疲れ気味のよみうり太くん
— なぎ (@0807Purin) June 7, 2025
(正式にはグッドくんとラッキーちゃん) pic.twitter.com/4sL373sLJs
表情は硬くても、性格はめっちゃ優しい
グッドは一見、感情が読みにくいキャラですが、性格はのんびりしていて超優しいというギャップがあります。
子どもにそっと手を差し出したり、恥ずかしそうに後ろをついて歩いたりと、動きにはどこか“内気な優しさ”がにじみ出ています。
見た目はちょっとミステリアスだけど、中身はピュアで不器用。そんなところに親近感を覚える人も多いようです。
ラッキーの全力リアクションに癒やされる
一方ラッキーは、グッドの真逆。とにかく元気でリアクションが大きくて愛嬌たっぷり。ハイタッチもジャンプも全力でこなす“エンタメ担当”です。
「ラッキーに会ってから好きになった」「見てるだけで元気が出る」といったファンの声もあり、ちょっと目がギラッとして見えるくらいじゃ気にならなくなるレベルのハイテンションぶりが魅力になっています。
SNSでは「怖いけど好き」の声も多数
実際のSNSを見てみると、
- 「グッド、怖いけどなんか愛着わくw」
- 「ラッキーの目がバキバキで逆にクセになる」
- 「よみうりランド来るたびに探しちゃう」
といった、“怖いけど目が離せない”という声がちらほら見られます。
つまり、怖さの正体は“独特すぎる個性”であり、それは見慣れるほどに味が出るスルメ系キャラクターだとも言えるのです。
まとめ|怖さはあるけど、それも個性?
グッド&ラッキーに対して「怖い」と感じる人がいるのは事実です。
無表情に見える顔、光の反射でギラッとする目、夜にふいに現れる存在感──それらが予想外のインパクトとして記憶に残り、「なんか怖い…」という印象につながっているのでしょう。
しかしその一方で、彼らの背景や性格を知ることで「なんだ、めっちゃ優しいじゃん」「ちょっと不器用なところがかわいい」と感じる人も少なくありません。怖さと愛らしさは、実は紙一重のギャップ萌えだったりするのです。
むしろ、万人受けする“かわいすぎるキャラ”とは違い、一度見たら忘れられない唯一無二の個性こそが、グッド&ラッキーの最大の魅力。よみうりランドという空間に不思議なスパイスを加えてくれる、愛すべき宇宙犬たちです。
これから初めて彼らに出会う人も、もし「ちょっと怖いかも…?」と思っても、ぜひ一歩近づいてみてください。
その“ちょっと変わった魅力”に、気がつけばハマっているかもしれません。