東京タワーのライトアップの色には意味があった！考えたのは誰？

東京タワーのライトアップはいつ見ても綺麗ですよね！

昼間とはまた違う姿を見せてくれるので、会社帰りに東京タワーのライトアップを見るのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

ふとした瞬間、「いつもと東京タワーのライトアップの色が違う」と思われることもあるでしょう。

実は東京タワーのライトアップは色に意味があると言われています。

この記事を読めば下記のことがわかります。

最後まで読めば、奥深さを感じて東京タワーのライトアップをより一層楽しめるようになると思いますので、どうぞお付き合いください。

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東京タワーのライトアップを考えた照明デザイナー

「東京タワーのライトアップの色には意味がある」といきなり言われてもピンとこない方もいるかと思うので、まずこの方を紹介させてください。

東京タワーのライトアップをデザインしたのは照明デザイナーの石井幹子（いしい　みきこ）氏。

海外の照明設計事務所に勤務した経験もある人物です。

東京タワーの他にもレインボーブリッジや東京駅、サウジアラビアのジェッダ迎賓館の照明を手掛けたことで知られています。

照明を手掛ける際は、建造物がある町の歴史を大事にして、光でその町らしさを表現することにこだわってきたのだとか。

東京タワーのライトアップも東京の町らしさを意識した設計だったと言われると驚きですよね。

ちなみに私も石井氏のこだわりを知って、「東京タワーのライトアップの色にそんな深い意味があったなんて！」と驚いた人間の一人です。

石井氏のこだわりには色彩感覚豊かと言われる日本文化が影響を与えたのかもしれません。

ライトアップの種類は？何色あるの？見られる時間や料金も知りたい

東京タワーのライトアップは大きく分けると2種類です。

一つは「ランドマークライトアップ」、もう一つは「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」と呼ばれています。

全部で何色あるのか、見られる時間はいつなのか、料金はいくらかなど詳しく説明していきましょう。

＊お馴染みのランドマークライトアップ

基本的に日没から深夜0時までの間に見られるお馴染みのライトアップですね。

7月7日（七夕）から10月初旬までは夏バージョン、それ以外の期間は冬バージョンを楽しめます。

この東京タワー定番のライトアップの色にどんな意味があるかというと、日本の気候に合わせて一番綺麗に見えるように計算されていました。

夏バージョンは白っぽい照明で涼しげに、冬バージョンはオレンジ色の照明を使って温かみを感じさせるといった具合です。

＊令和生まれのインフィニティ・ダイヤモンドヴェール

前身は東京タワー開業50周年を記念して2008年に設計されたダイヤモンドヴェール。

2019年（令和元年）に現在のインフィニティ・ダイヤモンドヴェールにパワーアップしました。

7色に発色可能なLEDライトが17段（268台）設置されたことで、無限の光色が表現できることから「インフィニティ（無限）」と名が改められたそうです。

ランドマークライトアップとは違い、見られるのは毎週月曜日の20時から22時の間のみ。

この時間、1月は黄金色、2月は紅梅色と月ごとのイメージカラーが東京タワーを彩ります。

ちなみに各月の光色を一覧にするとこんな感じ。

元旦やクリスマスといったイベント時は点灯スケジュールの変更があるため、見たいライトアップがある場合は、東京タワーのホームページでチェックすることをおすすめします。

友人やご家族が東京に遊びにくる予定があるという方は、ぜひ東京タワーのライトアップの色の意味を教えてあげてください。

意味を知っていれば、ワンランク上の感動を味わえるはずです。

また、いずれのライトアップも見るのに料金はかかりませんので、複数回見比べてみるのも良いと思います。

もう一度見たい特別ライトアップをご紹介

普段は光の芸術品として私たちに感動を与えてくれる東京タワーのライトアップですが、その色の意味にちょっとした遊び心が加わることもあります。

「なにそれ？どんなの？」と興味をもって下さった方のために、期間限定で公開された遊び心溢れるライトアップを2つご紹介しますね。

＊ドラえもんを表現

言わずと知れた国民的アニメであるドラえもん。

2013年に東京タワーで開催された生誕80周年記念「藤子・F・不二雄展」を記念して、数日間だけ東京タワーがドラえもんカラー（青・白・赤）にライトアップされるというイベントが実施されました。

展望台付近には鈴をイメージした点灯もされ、なかなかの完成度だったようです。

＊BLACKPINK（ブラックピンク）のカムバックを記念

2022年には韓国の人気女性音楽グループBLACKPINK（ブラックピンク）の2ndアルバム発売前後にカムバック記念として東京タワーがピンク色の照明で輝きました。

このときは世界各国のランドマークがピンク色になったそうです。

国境を越えた一体感はグローバル社会を象徴していますね。

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東京タワーのライトアップの意味は？【まとめ】

今回は、東京タワーのライトアップの色に込められた意味やこだわりについて解説しました。

何気なく見ていた東京タワーのライトアップが意外と奥が深いものだと知って驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

プロ意識の高い仕事は、いつの世でも感動を与えてくれるものですね。

東京タワーの近くに行かれた際は、ぜひ石井氏の光の演出を楽しんできてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。