善光寺の錠前に触れなかったらどうなる?意味・形・歴史をわかりやすく解説!

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善光寺は、約1400年の歴史を持つ由緒あるお寺で、日本最古の阿弥陀如来像が御本尊として安置されています。

中でも有名なのが「御戒壇巡り」。

真っ暗な回廊の中で錠前を探り当てることで、極楽浄土へ導かれると言われています。

本記事では、錠前に触れなかったらどうなるのか、錠前の形や意味、いつからあるのかといった歴史的背景まで詳しくご紹介します。

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目次

善光寺はどんなお寺?

善光寺は、「善光寺縁起」といわれ昔から多くの参拝者が訪れています。

源頼朝も参拝にきたという記録もあったり、御本尊は戦国時代には豊臣秀吉や徳川家康によって奪い合いとなるなど戦国武将でも一目おくお寺です。

近年では、数えで7年に一度のご開帳という大イベントが行われて海外の観光客も多く訪れています。

善光寺は珍しく宗派の無いお寺でどんな人でも参拝ができたところが広く慕われていた理由の1つでもあります。

現在の本堂は400年前に建立されたものです。

善光寺は1400年の歴史があると先に書いていますが、11回もの火災や、大地震もあり本堂はその度に被害を受けていました。
でも、善光寺を慕う多くの人によって、何度も再建され今日に至ります。

善光寺の御戒壇巡りとは?

御戒壇巡りとは、善光寺の御本尊である「一光三尊阿弥陀如来」様が安置されている瑠璃壇下にある真っ暗な回廊を通り、回廊の真ん中くらいに位置する錠前を探り当てて、回廊を出てくることです。

錠前に触れることによって極楽浄土へ行けると言われています。

回廊は約45メートルでゆっくり歩いても3分くらいで出てこられました。

錠前に触れなかったらどうなるかと思って不安だったのですが、なんとか無事に触ることができました。

でも、回廊の中を自分一人だったら触れていたか疑問です。

というのも、自分の前に人がいたので、その人が錠前を触っている音がガチャガチャと聞こえたので、「あ、もうそろそろかな」となんとなく予測ができたので、注意深く進むことができました。

錠前は右側の壁にあります。

回廊の中は、真っ暗で本当に暗闇が怖かったです。

こんなに暗いことって普段の生活に無いのでこのまま出られないかもしれない、なんて思ってしまいました。

それで、とにかく壁から手を離さないように、腰の辺りの壁の位置に手をずっと触れて進むことにしました。
途中曲がりくねったりするので、壁に触れていた方がいいと思います。

善光寺で錠前に触れなかったら、どうなるの?

錠前は大体、大人の人の腰の位置にありました。

触るとヒヤッとして金属の感触がしました。

中には、非常識にスマホのライトで錠前を見る人がいるようですがそれは止めた方がいいと思います。

もし、触れずに出てきても、また入ればいいので何度でもチャレンジしてください。

ただ、内陣の拝観料が必要となります。


善光寺の御戒壇巡りで触れる錠前はいつからあるの?歴史と由来も解説

善光寺の御戒壇巡りで触れる「錠前」は、単なる体験の一部ではなく、長い信仰の歴史の中で育まれてきた象徴的な存在です。

御戒壇巡りは、もともと仏教における“死と再生”を象徴する修行の一つで、暗闇の中を手探りで進むことで、命の尊さや阿弥陀如来とのつながりを体感する場とされてきました。

その中で錠前に触れるという行為は、如来と縁を結び、極楽浄土への導きを願う象徴的な儀式とされているのです。

この錠前がいつ頃から設けられたのか正確な記録は残っていませんが、江戸時代にはすでに「錠前に触れると極楽往生が約束される」という言い伝えが広まっていたことが、古文書や巡礼記から読み取れます。

金属製の現代の錠前がいつ設置されたかは不明ながら、御本尊の御前に通じる「鍵」としての象徴性は、鎌倉・室町時代から受け継がれてきたと考えられます。

善光寺は幾度もの火災や災害に見舞われながらも、その都度、多くの人々の手で再建されてきました。

錠前もまた、その信仰の一環として何度も作り直され、今日に至るまで巡礼者の手に触れられているのです。

善光寺の御戒壇巡りで触れる錠前の形は?

錠前の形は縦に長かったです。

一握りのでは少し足りない長さで、左右にガチャガチャと動かすことができます。

真っ暗闇なので、手で触って形や感触を覚えておこうと思いました。

正確な錠前の形は、不明ですが暗闇にあるものなので、手の感触をのみ覚えておくに留めこのまま知らないでいようと思っています。

御戒壇の意味とは?

御戒壇を巡るとはどうなることなのでしょうか。

暗闇の中を歩くことで、一度死んで生まれかわるという意味があるようです。

そういった疑似的に「死」を体験するということでしょう。

回廊は阿弥陀如来様の胎内ともいわれており再生する意味もあるようです。

約45メートル、約3分程ですが、自分は暗闇の恐怖と、「触れなかったらどうしよう」「どうなるんだろう」という恐怖を感じながらも、必ず触れられると思ってゆっくり歩きました。

出口に来たときは、ホッとした気持ちが再生したってことなのかなあと感じて貴重な体験でした。

善光寺の錠前に触れなかったらどうなるの【まとめ】

善光寺の御戒壇巡りでは、錠前に触れることで極楽浄土との縁を結ぶとされています。

たとえ触れられなかったとしても再チャレンジできますし、阿弥陀如来様の御前に進むだけでも貴重な体験になります。

錠前の位置や意味を知ってから巡ることで、より深く善光寺の歴史と信仰に触れることができるでしょう。

ぜひ現地でその神秘的な体験を味わってみてください。

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