神社仏閣巡りが趣味で、久しぶりに長野の善光寺に行ってきました。
地蔵巡りや七福神、仲見世での爆食も楽しみ、大満足……のはずが、あとから「元善光寺にも行かないと片詣りになる」と聞いてびっくり!
今回はそんな善光寺と元善光寺の違いや、ご利益を得るにはどちらを先に参拝すべきなのか?
両参りにかかる距離や移動手段についても徹底調査してみました!
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善光寺と元善光寺とは?
善光寺とは

善光寺は長野市にある日本有数の古刹で、1400年以上の歴史を持つ無宗派のお寺です。
阿弥陀如来を本尊とし、「善光寺詣り」で全国から多くの参拝客が訪れます。
特に7年に一度の御開帳の時期には、御本尊の分身である「前立本尊」が公開され、多くの参拝者でにぎわいます。
元善光寺とは

一方、元善光寺は長野県飯田市にあるお寺で、善光寺の御本尊・一光三尊阿弥陀如来が最初に祀られていた場所です。
本田善光が如来を自宅に安置したことが由来となり、現在も「元祖善光寺」として信仰を集めています。
この2つの寺は歴史的に深い関係があり、どちらか一方だけをお詣りすることを「片詣り」と呼ぶほどです。
両方を参拝する「両詣り」が推奨されているのは、そうした背景によるものです。
善光寺と元善光寺の違いって何?
善光寺とはどんなお寺?
善光寺は長野市にある、日本を代表する無宗派の寺院です。
「善光寺の御開帳」という言葉はテレビやニュースで目にしたことがある方も多いでしょう。
海外からの観光客も多く訪れる人気のスポットで、長野観光の中心的存在といえます。

元善光寺との関係|成り立ちをたどる
善光寺には、その前身にあたる「元善光寺」というお寺が存在します。
では、なぜ「元」が付いているのでしょうか?
そもそも善光寺に祀られている御本尊「一光三尊阿弥陀如来」は、仏教伝来とともに西暦522年ごろに日本へ渡ってきたものです。
インドから百済(現在の韓国)を経て、日本に到来したこの仏像は、当時の政治的な混乱の中で大阪の難波の池に捨てられてしまいます。
そこを通りがかった信濃の人、本田善光(ほんだ よしみつ)がその仏像を救い出し、自宅に安置しました。
これが現在の長野県飯田市にある「元善光寺」の起源とされています。
仏像は臼(うす)の中に祀られ、その神々しい姿から「御座高の臼(ござたかのうす)」とも呼ばれていたといわれています。
善光寺が建立された理由と命名の由来
やがて約41年後、皇極天皇(こうぎょくてんのう)の勅命により、現在の長野市に「善光寺」が建立されることとなります。
このとき、本田善光が守っていた仏像も一緒に長野に移され、善光寺に正式に安置されるようになりました。
善光寺という名称は、仏像を救った「本田善光」の名前に由来しています。なお、「善光」は「本多善光」と表記されることもあります。
こうして、もともと仏像が祀られていた場所(現在の飯田市)が「元善光寺」となり、新たに建てられた長野市の善光寺と区別されるようになりました。
つまり、両寺の違いは「仏像が最初に祀られた場所」と「移された先」という歴史的な順番に基づくものなのです。
善光寺と元善光寺は、参拝順番ってあるの?

善光寺と元善光寺の違いが「できた順番」と考えるなら、参拝の順番は元善光寺が先のでしょうか?
善光寺の地元ガイドさんに参拝の順番を聞いてみましたが、特にどちらが先や後ということは無いそうです。
特に信仰心が無ければ、どちらを先に参拝してもよいと思われます。
1日で両参りする際のアクセス方法
善光寺と元善光寺は、同じ「善光寺信仰」の象徴とはいえ、実は長野市と飯田市で約160kmも離れた場所にあります。
1日で両方参拝するには、事前にしっかりと移動手段を把握しておくことが大切です。
お車をお持ちの方は自動車での移動の方がおすすめです。
善光寺から元善光寺(公共交通機関)
善光寺の最寄りはJR長野駅、元善光寺の最寄りはJR飯田線の元善光寺駅です。
JR長野駅から飯田線に直接アクセスするルートはないため、以下のような複数回の乗り換えが必要になります。
- 長野駅 →(篠ノ井線)→ 塩尻駅
- 塩尻駅 →(中央本線)→ 飯田駅または天竜峡駅
- 飯田線に乗り換えて元善光寺駅へ
このルートでは乗り換えや待ち時間を含めて約4時間半〜5時間程度かかるため、日帰りでの公共交通による両参りはややハードスケジュールになります。
本気で公共交通のみで両参りを目指すなら、始発レベルの早朝出発が前提です。
善光寺から元善光寺(自動車)
マイカーやレンタカーを使えば、善光寺(長野市)から元善光寺(飯田市)までの移動は比較的スムーズです。
- 距離:約160km
- 所要時間:約2時間(高速道路利用時)
ルート例としては以下の通りです。
- 上信越自動車道 → 長野自動車道 → 中央自動車道 → 飯田IC下車
高速道路を利用することで、無理なく1日で両参りを実現可能です。
ただし、週末や行楽シーズンは渋滞の可能性もあるため余裕を持った計画をおすすめします。
元善光寺から善光寺
逆に、先に元善光寺を参拝してから善光寺へ向かうルートもあります。
こちらも同様に、電車だと乗り換えが多く、車での移動が現実的です。
特に「飯田方面に宿泊していた」「南信地域から参拝する」という方は、元善光寺 → 善光寺の順番でもまったく問題ありません。
どちらを先に参拝しても構わないとされていますので、自分の予定に合わせてルートを決めましょう。
両詣りをした人の体験談|ご利益を感じた声も
実際に善光寺と元善光寺の両方を参拝した人の声をいくつかご紹介します。
「母の病気平癒を願って両詣りをしました。しばらくしてから病状が安定し、奇跡のようだと家族で喜びました」(60代・女性)
「受験前に善光寺、合格発表後に元善光寺へ。無事に合格できたので、両方に御礼参りしました」(10代・男性)
「長野から飯田までの移動は遠かったですが、両詣りを終えたときの達成感は格別でした。静かで落ち着いた元善光寺の雰囲気にも癒されました」(30代・女性)
SNS上でも「#両詣り」で検索すると、多くの参拝記録や写真が投稿されています。
旅の計画を立てる際は、両詣り経験者の投稿を参考にしてみるのもおすすめです。
善光寺と元善光寺、それぞれの魅力や雰囲気を味わえるのが、両詣りの醍醐味。信仰心が深まるだけでなく、旅としても満足度が高いという声が多く見られます。
善光寺と元善光寺の違いとは?【まとめ】
善光寺と元善光寺は、どちらも深い歴史と信仰に支えられた大切なお寺です。
参拝の順番に厳密な決まりはありませんが、両詣りをすることでご利益が増すとも言われています。
距離はありますが、車なら1日で参拝も可能です。
旅の計画に余裕をもって、心をこめてお詣りしてみてはいかがでしょうか。