知床五湖は知床の有名な観光スポットですが、知床五湖を散策するにはガイドがなくても散策できます。
知床五湖の地上遊歩道をガイドなしで散策するには訪れる季節が重要です。
この記事では、知床五湖のガイドなしでも散策できる条件やガイドつきのツアーに参加しないと散策できない条件について解説しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
なお、この記事は2023年11月時点の最新情報を掲載しております。
年月の経過とともに情報が変更となる事もあるため、記事内容は参考程度に留め、正確な情報は公式サイトや現地でご確認くださいますようお願いします。
知床五湖の散策コースや利用期間
知床五湖は、知床半島の美しい自然環境の一部であり、散策やハイキングを楽しむのに最適な場所で、3つの散策コースがあり、知床五湖すべてを巡る大ループ、一湖と二湖を巡る小ループ、バリアフリーの高架木道があります。
高架木道はバリアフリーで歩きやすく、湖畔を散策しながら、展望台や観察ポイントで美しい景色を楽しむことができます。
大ループや小ループの地上遊歩道は、開園からゴールデンウィーク明けの植生保護期、7月末までのヒグマ活動期、8月から閉園までの植生保護期の3つの利用期があり、植生保護期はガイドなしで知床五湖を散策することができ、ヒグマ活動期はガイドつきのツアーに参加する必要があります。
知床五湖をガイドなしで散策するには
植生保護期はガイドなしで地上遊歩道を散策でき、知床五湖フィールドハウスで立入認定申請後、審査やレクチャーを受けた人だけ遊歩道の散策を許可されます。
申請については、申請書は当日記入するか、事前にダウンロードして記入したものを持参し、知床五湖フィールドハウス内にある発券機で購入したチケットと一緒に提出します。
料金は大人が250円、小人(0歳から11歳)が100円で、各レクチャーの定員は50名、15名以下で参加する場合の予約は不要ですが、15名以上で参加する場合は予約が必要です。
知床五湖のガイドつきツアー
ヒグマ活動期や冬の知床五湖の散策はガイドつきのツアーに参加する必要があります。
ヒグマ活動期のツアーは、事前に予約するか、当日に電話か窓口で申し込みますが、当日予約は事前予約で満席の場合は申し込みできないので、知床五湖に行くことを予定しているなら事前に予約するほうが良いでしょう。
料金もルートや事前か当日の予約かでガイド会社によっても変わり、事前予約の大ループの場合は12歳以上が5,000円前後、6歳から11歳が3,000円前後、0歳から5歳が事前要相談になっています。
小ループの場合は、12歳以上が3,500円、0歳から11歳で2,000円、当日予約で大ループの場合は12歳以上が6,000円、0歳から11歳で3,000円、小ループは12歳以上が3,500円、0歳から11歳で2,000円です。
冬の知床五湖ツアー
知床五湖は四季折々の美しい景観を楽しめ、冬も魅力的なスポットとなり、散策ツアーが人気です。
ツアーは、午前と午後の1日2回あり、1ツアーの定員は10名で、料金は大人1名 6,000円以上(ガイド会社によって異なります)です。
夏には散策できない湿地帯、湖の上を散策するコースをおよそ3時間程度かけて散策します。
知床五湖はガイドなしでも行ける?【まとめ】
知床五湖の散策についてガイドなしやガイドありの条件や冬のツアーについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
知床五湖の地上遊歩道は季節によって、ガイドなしでも散策でき、大ループと小ループの2ルートのどちらも散策できます。
ヒグマ活動期はガイドなしで散策することはできず、ガイドつきのツアーに参加する必要があります。
ガイドなしの場合は、地上遊歩道はレクチャーを受け、チケットを購入する必要があり、ガイドつきのツアーの場合は事前申し込みか当日電話での受付が必要です。
ガイドありのツアーは料金がかかりますが、ヒグマ対策だけではなく、知床の自然についても解説してくれ、冬のツアーでは夏には歩けない湿地帯や湖面の上を歩く体験ができるので、ツアーに参加するのもおすすめです。