あんこう鍋が茨城でうまい宿!おすすめ3選を解説!

「あんこう」は、「東のアンコウ、西のフグ」と言われ並び称される茨城県を代表とする冬が旬の味覚です。

そのため、毎年冬になると茨城県各地で美味しい「あんこう鍋」がいただけます。

平らな魚体で、大きな頭、そして巨大な口には鋭い歯が並んでいます。

あんこうは吊るして捌く少し変わった捌き方をしています。

あんこうの見た目からは想像できない美味しさで、その味は淡白でコラーゲンがたっぷりあります。

そして低カロリーなので女性にも人気があります。

今回は、美味しい「あんこう鍋」をいただけるおすすめのお宿を紹介します。

あんこう鍋が茨城県内でうまい宿のおすすめ

「大洗ホテル」

茨城県東茨城郡大洗町にある海辺のリゾートホテルです。

こちらのホテルでは1999年から毎年「あんこうの吊るし切りショー」が行われており、それを楽しみに訪れる方もいます。

「大洗ホテル」では、海のフォアグラとも言われているあん肝と味噌をペーストした秘伝の割下を加えた「あんこう鍋」がいただけます。

この地本来の伝統的な味が愉しめるので、あんこうの旬である冬には多くの方が訪れています。

「いそざき温泉 ホテルニュー白亜紀」

「ホテルニュー白亜紀」という名前は車で5分程のところにある、茨城県指定天然記念物「中生代白亜紀層」にちなんでつけられました。

客室からは、太平洋が一望でき綺麗な景色を堪能できます。

そしてこのホテルは、自家源泉の露天風呂もあり温泉も堪能できるのでたくさんの方が訪れています。

「ホテルニュー白亜紀」では、「あんこう鍋」だけでなくあんこう共酢、あん肝、あんこう竜田揚げなどのあんこう料理を頂けます。

冬の風物詩でもある「あんこう鍋」も美味しいですが、太平洋でとれた新鮮な魚介類を中心に旬の食材を使って地産地消を意識した献立になっています。

家族連れで訪れている方も多いのでぜひ訪れてみてください。

「五浦観光ホテル」

白波が打ち寄せる太平洋が目の前に広がるお宿です。

このホテルでは、旬の幸が海から山から届き各季節ごとに美味しい物がいただけます。

五浦名物でもある「あんこう鍋」はひときわ豪華に飾られており、鍋だけでなくあん肝や共酢、から揚げや雑炊などあんこうをたくさん堪能できます。

美味しいあんこう料理を食べにぜひ訪れてみてください。

「あんこう鍋」のおすすめの楽しみ方は?

まずはシンプルにベーシックな味を味わう

一般的な「あんこう鍋」は、味噌仕立ての物か醤油仕立ての物の2種類です。

あっさりとした風味のものが多く、お店などによっても味付けや具材は違います。

特に違いがあるのは「あん肝」の使用量です。

どれだけ「あん肝」を入れているかによってコクや旨味、また風味が変わります。

「あんこう鍋」は、頭や背骨でさえ出汁を取るために使われています。

基本的には「あんこうの七つ道具」と言われる解体した部位である「ヤナギ・カワ・水袋・キモ・ヌノ・エラ・トモ」が入っていれば「あんこう鍋」と言われます。

通の味「どぶ汁」

今では高級魚として知られている「あんこう」ですが、30年ほど前までは浜にあんこうがたくさん並べられているのが茨城の港町の風物詩だったそうです。

その時代に船の上で調理する際、水を節約するために考え出されたのが「どぶ汁」です。

ぶつ切りにしたアンコウの部位と野菜の水分だけで調理されており、肝の風味と味噌だけで味付けされているのでとても濃厚です。

食べなれていない場合、少しクセが強いので食べづらいと思います。

お店でいただけるものはスープや調味料が加えられているので食べやすくなっているので安心してください。

独特な捌き方

「あんこう」と言えば、独特な捌き方で知られています。

お店などによっては、「あんこうの吊るし切りショー」なども行われていますが、この捌き方はパフォーマンスとして生み出されたわけではありません。

お店などで使用されている「あんこう」は主に10㎏以上の物が多く、身体が柔らかく表面がヌメヌメしているのでまな板の上で捌くのが難しいので吊るして捌く捌き方が生み出されました。

この「吊るし切り」は冬の茨城の風物詩になっているそうです。

あんこう鍋が茨城でうまい宿は?【まとめ】

「あんこう」は、健康に良いだけでなく美容にも良いとされています。

栄養成分が豊富で、淡白な身には多くのコラーゲンが含まれています。

肝には皮膚障害や風邪、貧血や高血圧にも効果があり、ビタミンAやビタミンB2も含まれています。

また、癌や老化の原因とも言われている過酸化脂質や活性酸素を抑えるビタミンEも豊富に含まれているので健康にも良いとされています。

身体にも良く、美容にも良い美味しい「あんこう」を堪能できるのでぜひ冬には茨城に訪れて旬の「あんこう」を食べてみてください。

PAGE TOP
PAGE TOP