「スチールドラゴン2000」に乗ってみたいけど、怖くて足がすくむ…。
そんなあなたへ。
全長・高さ・速度ともに世界トップクラスのジェットコースター「スチールドラゴン2000」。その名にふさわしい“ドラゴン級”の迫力は、多くの人が「気絶しそう」「浮遊感がやばい」と語るほど。
でも、実はちょっとしたコツや心構えで、怖さをグッと軽減できるんです。
本記事では、「スチールドラゴン 怖さ軽減」「怖くない方法」「気絶しないための対策」「浮遊感の正体と乗り越え方」といった4つのポイントにフォーカスし、少しでも安心して楽しむためのヒントをお届けします。
怖いからこそ、乗り終わったあとには最高の達成感が待っていますよ！
スチールドラゴン2000はどれだけ怖い？
スチールドラゴン2000といえば、ナガシマスパーランドの顔ともいえる巨大ジェットコースター。
そのスペックはとにかく圧倒的で、全長2,479mという“世界一長いコースター”としてギネスにも登録されたことがあります。高さも97m、最高速度153km/hというスピードは、まさに“日本最速級”のスリル。
では実際にどれくらい「怖い」のか？ネット上の口コミや体験談を元に、リアルな感想を見ていきましょう。
体験者の声：「思ったより怖い」「気絶しかけた」？
スチールドラゴン怖すぎた・・・自分だけ泣いてたしwwwwむかつくwww pic.twitter.com/XsLRgIofT6
— 三重のアイドルこーたあ❤️ (@DOMU_NO_KAMI) March 7, 2014
SNSやレビューサイトでは、以下のような声が多く見られます。
- 「想像の3倍怖かった。落ちる時に魂が抜けた」
- 「何回乗っても慣れない、後半のキャメルバックで浮くのが怖すぎる」
- 「緊張で手汗びっしょり。気絶まではいかないけど目がチカチカした」
特に第1ドロップ（最初の急降下）と“浮遊感”の連続が、苦手な人にとってはかなりキツいようです。
一方で、絶叫マシンが得意な人には「景色が最高」「スピードが気持ちいい」というポジティブな声も多く、体感の怖さにはかなり個人差があると言えるでしょう。
フジヤマや白鯨との違いは？
富士急ハイランドの「フジヤマ」やナガスパ内の「白鯨（はくげい）」と比較されることも多いスチールドラゴンですが、それぞれに“怖さの質”が違います。
- スチールドラゴン：高さと長さ、そして浮遊感がメイン
- フジヤマ：スピード感と風圧、景色の恐怖
- 白鯨：連続回転・ツイスト・急旋回による視界の混乱と強烈なG
つまり、スチールドラゴンは「落下系の怖さ」、白鯨は「ひねり系の怖さ」が強いのが特徴です。
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事でスチールドラゴンと白鯨の怖さの徹底比較しています。
どちらがより怖いのか、体験者のリアルな声を交えながら分析していますので、ぜひ参考にしてみてください！
スチールドラゴンで感じる“浮遊感”とは？
スチールドラゴン2000の怖さを語るうえで、最大の特徴とも言えるのが“浮遊感”です。
「内臓がふわっと浮く感覚がヤバい」「落ち続ける夢を見てるようだった」と言われるこの浮遊感は、ジェットコースターに慣れていない人にとっては最大の恐怖ポイントかもしれません。
浮遊感の正体は“エアタイム”
ジェットコースターの世界では、体が浮き上がる感覚のことを「エアタイム」と呼びます。
スチールドラゴンでは、特に後半の「キャメルバック」（ラクダの背中）と呼ばれる波状のアップダウン区間で、このエアタイムが連続して発生します。
スチールドラゴン2000
— たぴまる (@shan13celica) April 18, 2025
比較対象はFUJIYAMA
怖さではスチールドラゴンが上
1stドロップがアホほど長い
随所にエアタイムを感じるポイントがある
旋回等はFUJIYAMAに軍配が上がるか
普通にクオリティ高いです。また乗りたいと思える。苦手な人は乗らないほうが良い。
カーブやスピンのような「G（重力）」がかかる怖さとは違い、無重力のような“ふわっ”とした恐怖が体を襲うのがスチールドラゴンの特徴です。
この感覚に慣れていない人は「怖い」というより「不安定で気持ち悪い」と感じるかもしれません。
特に浮遊感が強く感じられるポイント
浮遊感が特に強く出るのは、以下の区間です。
- 第1ドロップ（高さ約93.5mの急降下）
落差が大きく、一気にスピードが出るため「体が置いていかれる」感覚に。 - キャメルバック（中盤以降の波状アップダウン）
安全バーが体に密着していないと、本当に浮く感じに襲われます。
連続してくるので息をつく暇がありません。 - トンネル前の小さな丘
意外と侮れないミニエアタイムポイント。
油断していると「うっ」と声が出るほど。
浮遊感が苦手な人への対処法
「浮遊感＝怖い」という人は、以下の工夫で恐怖を和らげることができます。
- 安全バーをぎゅっと手で押さえて体を固定する
浮かないように物理的に抑え込むだけで、心理的にかなり安心します。 - 腹筋に力を入れて踏ん張る
体のブレを減らせて、ふわっとする感覚を緩和できます。 - 声を出す（叫ぶ）ことで呼吸をコントロール
無意識に息を止めてしまうと余計に怖くなります。
意識的に声を出すと楽になります。
「浮く感覚が楽しい」と思えるようになれば、スチールドラゴンの魅力は一気にアップします。
苦手でも1回乗ってみたら、「案外大丈夫だった」と感じる人も少なくありませんよ。
スチールドラゴン2000の怖くない乗り方のコツと事前対策
スチールドラゴン2000は確かに怖い。でも、乗り方や準備次第で怖さをかなり軽減できるんです。
ここでは、初めて乗る方や絶叫マシンが苦手な方でも楽しめるように、怖くない乗り方のコツと、乗る前にやっておくべき準備をまとめました。
怖さを軽減できる座席ポジションは？
スチールドラゴンは座る位置によって体感がかなり変わるコースターです。
- 前列（1～2列目）：
景色がよく見える分、落下や浮遊感を強く感じやすい。
ただし、動きがスムーズで“予測しやすい”ため、先の展開が分かって安心という人も。 - 後列（最後尾）：
前の座席に引っ張られるように加速し、落ちる瞬間が遅れてやってくるぶん、浮遊感・重力感が激しい。
上級者向け。 - 中列（3～6列目）：
動きがマイルドで、浮遊感・落下感ともにバランスが取れている。
初めての方には一番おすすめ。
乗る前のメンタルトレーニング
- 「深呼吸」と「イメージトレーニング」
乗る前から緊張して過呼吸ぎみになる人も多いです。
ゆっくりと深呼吸をして、落ち着いた気持ちで並びましょう。
また「落ちる＝怖い」ではなく「スキーのジャンプ台のように浮遊を楽しむ」と意識を切り替えるだけでも、だいぶ楽になります。 - 友達と一緒に乗る／笑い合う
1人で緊張しているとどんどん不安が増します。
隣に安心できる人がいるだけで恐怖感はかなり軽くなるので、初心者はぜひ誰かと一緒に。
服装・体調・飲み物などの準備
- 体を締めつけすぎない服装がベター（安全バーの圧迫を避ける）
- 空腹や満腹すぎはNG（気持ち悪くなる原因）
- 水分は適度にとるが、直前に飲みすぎない
- メガネや帽子は必ず外す（落下・破損のリスク）
ジェットコースターの怖さは「慣れ」もありますが、それ以上に事前準備で心の余裕を持つことが大切です。
スチールドラゴン2000で気絶しないための体と心のケア
「スチールドラゴンに乗ったら気絶した人がいる」――そんな噂を聞いて不安になる人も多いかもしれません。
実際には、気絶（＝失神）する人はまれですが、極度の緊張やGによる立ちくらみ、めまい、過呼吸などが原因で一時的に意識が遠のくケースはあります。
ここでは、そういった事態を防ぐための事前の心構えと、乗車中にできる具体的な対策を解説します。
緊張を緩和するための呼吸法
「怖い！」と感じると、無意識に呼吸が浅く・早くなってしまうものです。
その結果、酸素不足で過呼吸やめまいに繋がりやすくなります。
乗車前や坂を登っている間は、「吸って3秒、吐いて6秒」くらいの深呼吸を意識しましょう。
それだけで心拍が安定し、恐怖心が和らぎやすくなります。
また、乗車中に叫ぶことも効果的です。
声を出すことで強制的に呼吸が整い、気が紛れるうえに体の緊張もほぐれます。
強烈なGに備える「踏ん張り」テクニック
スチールドラゴンでは、急降下や浮遊のたびにG（重力）による負荷が体にかかります。
これが原因で頭に血が上ったり、逆に血の気が引いたりすることがあります。
そんなときは、以下のように体を“固定”しましょう。
- 腹筋に力を入れて下半身を安定させる
- 足を地面に踏ん張るように力を入れる
- バーをしっかり握ることで「安心感」を得る
これにより血流が安定し、急激なGに対する抵抗力が増します。
特に上昇→降下の瞬間やキャメルバック前に意識すると効果的です。
心のケアは「共感」と「笑い」
極度の緊張や恐怖は、「自分だけが怖がっている」と思ってしまうことが原因です。
実際には、周囲の多くの人が同じようにドキドキしています。
待ち列の間に仲間と気持ちを共有したり、「やばい、緊張してきた〜」と口に出して笑い合うだけで、緊張が和らぎます。
「怖い」は無理に消さなくてOK。受け入れて、味方につける意識を持つだけで、グッと楽になりますよ。
スチールドラゴン2000は怖くても乗る価値がある理由
スチールドラゴン2000は、日本屈指の“ガチで怖い”絶叫マシン。
でも、それでも多くの人が並び、リピートするのはなぜでしょうか？
怖さの奥にある「感動」や「達成感」を知ると、きっとあなたも“乗ってよかった”と思えるはずです。
怖さを乗り越えた先にある「達成感」
一言で言えば、“乗り終えたあとの爽快感がとにかくスゴい”です。
乗る前は震えるほど緊張していたのに、降りた後は思わずガッツポーズ。
「やりきった！」という達成感が、他のアトラクションでは味わえないレベルで押し寄せます。
これはまさに、“ジェットコースターでしか味わえない感情”です。
「非日常体験」がクセになる！
スチールドラゴンに乗ることで、私たちは日常では絶対に感じられないスリルと浮遊感、風圧、そして歓声に包まれます。
これは一種のストレス解消であり、心が一気に解放される感覚。
怖いけどクセになる――そんな人が多いのも納得です。
絶叫系が苦手だった人でも「克服できた」体験談多数
ネット上には、「絶叫系なんて無理！」と思っていた人が、スチールドラゴンに挑戦し、見事に乗り越えて自信をつけたという体験談もたくさんあります。
- 「彼氏に付き合って仕方なく乗ったけど、終わった後は楽しかった！」
- 「正直怖かったけど、自分にちょっとだけ自信がついた」
- 「涙出たけど、今では思い出として誇らしい」
怖いからこそ、その一歩を踏み出せば、“一生忘れない思い出”になるんです。
まとめ
スチールドラゴン2000は、その圧倒的なスケールと浮遊感で「怖い」と評されがちな絶叫マシンですが、座席選びや事前準備、呼吸法などを工夫することで怖さはかなり軽減できます。
実際には「怖かったけど、乗ってよかった！」という声が多く、一度乗れば自信につながる非日常体験になること間違いなし。
もし今あなたが不安で足を止めているなら、この記事を参考に一歩踏み出してみてください。
きっと乗り終わったあと、あなたは誰よりも晴れやかな顔をしているはずです。
