薬師寺の病気平癒お守りとは?健康を願う最強のお守り呼ばれるの理由を解説!
世界遺産薬師寺は天武天皇が皇后の病気平癒を祈願して発願でしたことが始まりで創建され、以後皇后は持統天皇に即位し天武天皇の意思を引き継いで建てられたお寺として、現代でも健康を願う参拝者が多く訪れます。
薬師寺境内の金堂には釈迦三尊像がお祀りされ、薬師如来と脇侍の日光菩薩と月光菩薩が静かに参拝者を迎えてくれます。
お堂や三重塔を拝観した後は、さらに願いが続くようにお守りなども授与したいものです。
薬師寺は病気平癒や健康祈願を叶えてくださるお寺ですが、病気が治るお守り、いつまでも健康でいられるお守りなどはあるのでしょうか?
今回は薬師寺の病気平癒のお守りについて、お守りの意味や最強のお守りをご紹介したいと思います。
薬師寺の病気平癒のお守りはどんな意味があるの?
※根付お守
薬師寺のシンボルタワーである三重塔でお馴染みの東塔は、1300年間幾多の難を逃れ当時のままの姿で、歴史のある貴重な建造物です。
しかし、メンテナンスも大切であり、平成20年より東塔の解体修理が行われましたが、心柱の老朽化のため一部修理のために採取されました。
採取した東塔の心柱材の木を粉末にして封じ込め「御正体」としてできたお守りです。
心柱は仏様そのものなので、根付お守りは仏さまがそのままお入りになっている貴重なお守りということになります。
薬師寺の東塔のお守りの根付けお守りは、5色の紐から選べ、金色の東塔が施された水晶のようなきれいな珠は、パワーも最強ではないかと思わせるお守りです。
根付お守りの意味は、運気が開け上昇し幸運をもたらしてくれるそうで、「根付」とは留め具を意味し、帯などに貴重品を入れた袋を吊るすときに滑り止めのために付けたものだそうです。
薬師寺は病気平癒のお寺として信仰がありますが、薬師寺の心柱材を封じ込めた「御正体」のお守りは、健康長寿・厄難消滅・無病息災のご利益を授かることができます。
霧箱が付いており上品な印象がうかがえ、ネットでも紹介されていますので、薬師寺のお守りの中では話題となり有名なお守りになったのではないでしょうか?
※仏足石健康守
薬師寺の大講堂内にお釈迦さまの足跡を掘った石があります。
お釈迦様の足の裏に、不可思議な文様が彫られそれぞれに意味があるそうですが、読解でするのは至難の業ですね。
そこで、仏足石を天然石にあしらったお守りがあります。
このお守りを見ても、足に彫られている文様は意味不明ですが、「仏足石の諸相」と題した解説紙も付いているので、これを見ると釈迦の世界が理解できるかも!
しかし、よくわからない…
※不東お守り
薬師寺の境の一角に、玄奘三蔵が奉安された玄奘三蔵伽藍がありますが、薬師寺の病気平癒とは別に、玄奘三蔵の精神が込められたお守りがあります。
玄奘三蔵の出身は中国で、後にインド(で天竺)で修行を行い、日本に来ました。
インドから持ち帰った経典などを翻訳し、広く仏教に貢献したスゴイお坊さんなのです。
皆さんご存じの「般若心経」も玄奘三蔵の翻訳だったのです。
この「不東お守り」の意味は、故郷の中国からインドに渡り東の日本に身を固めました。
「東へ」という玄奘三蔵の決心は、後戻りはしないという不屈の精神が込められています。
不東お守りは、交通安全、無病息災、一願成就、厄難消滅のご利益があるようです。
病気になったとき、治してやるぞ!という強い精神で、病気に打ち勝つという言葉もありますが、まさに薬師寺の病気平癒のお守りにふさわしく、不屈の精神ももたらしてくれそうな最強のお守りといえるかも知れませんね。
黒い石に金色で「不東」と刻まれたお守りです
薬師寺のご本尊は薬師如来様で、病や身体の病の回復や健康を願う人のためのお寺といえます。
薬師如来様は良い気が全身を巡り健康運が上がり、さらに開運を引き寄せる体質にもなり最高の運を受けることができる力を授けてくださるありがたいお寺なのですね。
薬師寺の病気平癒のお守りとは?【まとめ】
薬師寺の病気平癒のお守りは、病気を治すだけのものではなく、開運に導いてくださる最強のお守りでした。
薬師寺は病気平癒を願うお寺なので、お参りをしたりお守りを頂いたりすることも大切ですが、まずは健康が1番です!
普段から食事や運動などを心がけ、健康を意識することもとても重要ですね。
そこでさらに薬師寺にお参りしたり、病気に繋がらないようにお守りを頂いたりするのが一番の健康の近道なのではないかと思います。
いつまでも、健康で元気にいられますように…と願いを込めて。